この間、イアン・ランキンの作品を読んでいてまたまたエジンバラの街を思い浮かべた。
列車で行き、グラスゴーで長い待ち時間があったので駅周辺を歩いてみると行き交う人々のからだつきが何ともでかい。男の人の腰のあたりにぼくの肩があるのだ。エジンバラでもそうかなぁ、圧倒されるなぁと思った。
が、案に相違してそんなに大きな人はいなかった。
しかも街の風情がしっとりと落ち着いている。日本の古い街にいる感じだ。 雨の日、もやあっと降る雨のようすもそっくり。
旧市街のどこにいても城が見えているのも日本の古い街に似ている。
イアン・ランキンの小説は警察物のミステリーだが、主人公の刑事がエジンバラの街を大好きなのだ。ぼくもエジンバラの街が気に入っており、イアン・ランキンの本を読むたびにいい気分になる。