上海の人民広場でのこと。
中国人の若いカップルに英語で声をかけられる。これで3回目・・・。
しかも皆、同じような若い普通のカップル。不思議なことも
あるものです。上海ではカップルが外国人と話すのがブーム?
3度目の正直か、少し話しをする。お決まりの「日本人にはみえない、中国人かと思った」
(ならなんで英語で話しかけた?)
「英語がうまい、日本人は英語は皆ヘタなのにあなた違う」
(英語うまくはないが、お前よりな・・・」
「実は彼女は日本語を習ってます」
と女の子を見ながらいう。
「日本語使ってみて」と私。
「こんにちは、元気ですか」と彼女。
「はい、元気です」(日本語)私。
「あなたは学生ですか?上海の人ですか」。日本語)
「・・・」答えられない彼女。
「いや、まだ勉強始めたばかりです」フォローを入れる彼。
しばらくすると、「泊まってる、何日いる」とこれもお決まりの品定め。
「バンコクからここまで2ヶ月以上かかってるよ」と私が言うと少し引いた感じ。
しばらくするとついに本題。ビルを指差して
「あのビルからは上海の眺めがすごくいい」と彼。
「あそこにいいカフェがあって、そこからあなたは上海の景色を全部みることができますよ」と想像展開。
「へー、眺めよさそうだね。でも、あしたグランドハイアットに行くんだ」と私。?の彼に筆談で”金茂”と書く。
「あー、あそこは値段高いです、コーヒー200元、300元です」と彼。
「いや、上るだけなら80元だよ」私。
「・・・」
「行ったことあるの?」と私。
「いや、ないです」と彼。
「上海に住んでるの」
「いや、蘇州から来ました、旅行で・・・」
「へえ、それならこの先の”江氏兄”のヌードルは美味いよ、昆明にたくさんあったけど上海にもあるんだねと」と私。
「それから、イタリアンならサイゼリアがこの先にあって安い。日本の会社で有名だよ」とさらに続ける私。
「あなたは上海のことよく知ってますね」と彼。
「いや、まだ3日目、あ、ごめんね、約束があるからそろそろ行くね」と私。
「あ、さようなら」と彼。
「グッドラック、よい旅を!」と最後までフレンドリーな私。
すでに上海では有名になったカフェのぼったくり詐欺。最近はこちらの警戒心を弱めるためか
ごく普通の若い男女のカップルです。私が声をかけられたのは3回と南京東路から先の人民広場スターバックスのそばでした。
上海では銀行閉店中は銀行入り口で胡散臭い両替屋が。
そして路上では偽ブランド屋が声をかけてきます。
*この二人のご尊顔はブログにアップしてあります。