レポート

アオザイオーダー顛末記①(長文です)

公開日 : 2008年07月27日
最終更新 :

先月の初ハノイで、アオザイを作りました。
今回は時間もなく、最初はハンガイ通りの某有名店に飛び込んだのですが、気に入った生地がなく、しかも刺しゅうを入れるなら、1週間はかかると言われ断念。

焦った私は、「エエイ!もう金に糸目はつけないわ!日本人観光客が利用しやすい話の早い店に行っちゃえ」と、文廟に近い○○シルクにGO!(某ガイドブックに「日本人がメーンターゲットで、日本人の好みを熟知してる」「6時間程度のスピードオーダーも可能」とあったもので・・・)

ズラリと出来上がり見本の並んだ2階で何着か試着。その結果、白い生地の上に水色のオーガンジーシルクを重ねた2枚仕立て、お袖がシースルーの天女の羽衣風(?)、手刺しゅうで前見頃、後ろ見頃、袖口にお花をちりばめた、なかなか上品なアオザイにめぐり合いました。

するとお店のオネエさん、ウェスト部分を後ろからキュっとつまんで、「3センチほど詰めたら、大丈夫」とのたまうじゃあーりませんか。
「ええっ!オーダーじゃないの?」と確認すると、「オーダーがいいですか?」って・・・当たり前でしょうが!!

結局、手刺しゅうを入れるので、仕上がりには3日かかると言われたのですが、帰国日が2日後の夜ということを伝えると、オネエさん、「大丈夫、何とかします」と頼もしいお答え。

さて、採寸が始まり、もう1人のオネエさんが、「ぴったりがいいですか?」って・・・貴女ねぇ、オーダーなんだからぴったりがいいに決まってるでしょ!とイライラしつつ、「はい、ぴったりがいいです」と穏やかにお答えしました。

2日後の6時半にホテルに届けると言われたのですが、チェックイン後になるため、こちらからお店に出向くことに。
約束の時間にお店に行き、着用してみたところ・・・むむ、ウェスト部分があまりシェイプされてないような・・・しかも、袖口は手の甲の真ん中あたりまであるし、逆にパンツ丈はチンチクリン気味。

おいおい、何のためにあんなに何箇所も採寸してたのさ!とクレームをつけると、1時間あれば袖口は詰められるので、ホテルに届けると・・・(どうせ荷物を預けていたので、最終的にはホテルに戻る予定だったのです)

パンツについては、「長いのがあったので、こっちを履いてみて」と別のを渡され、それがほぼ理想の長さだったので、結局既製品のそれをもらうことに。

ウェスト部分については、「まあ、これでもいいか」という思いもあり、結局何も言わなかったのですが、帰国後に家で着てみると、やっぱり、ウェストあたりがもったりしてて、何か野暮ったいんですよね。(さすがに袖丈はちゃんと直ってました)

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