レポート

サイパン現況

公開日 : 2008年12月29日
最終更新 :

 12月23日から、28日までサイパンにダイビングに行ってきました。
直前に決めたので、準備不十分ではありました。ノースウェストの特典航空券予約を
入れたのが、出発3日前で、それからダイビングショップを探しました。いつかは行きたい
と思っていた島なのでひまにまかせて色々漠然と調べてはいました。
結局、宿も一緒に手配してくれるショップが話が早く、スタッフも大勢いるショップが好き
なので、シーショア(Sea Shore Inc.=SSI)というショップにしました。

http://www.seashore-saipan.com/index.html

 飛行機は、23日午前10時15分発のNW76便で、帰りはサイパン16時55分発のNW75便です。
行きはがらがらだったのですが、帰りは満席状態。こういった時間帯の、「人間として
扱ってくれるフライト」を確保できたのは成功への第一歩でした。機内でのアナウンス
では、「スカイチームメンバー・デルタ航空の一部となりましたノースウェストをご利用
頂きまことにありがとうございます」と言っていました。
これが何を意味するかは、帰りの便のチェックインの際に思い知らされました。
荷物は一つで、20kgまでが無料、1kgでもオーバーするとエクセス支払を求められます。

 これで最低限の希望は叶うことが保障されました。あとは、街の様子とかマストの類
の情報をどう取得するかなのですが、泊まったホテル(Saipan Sea Side Hotel、年末
年始価格で、日本円で1泊8,000円位)は超古いものの立地は最高で、目の前にDFSがあり、
日系旅行代理店も入っていて、到着した夜から精力的に動きました。

 両替のレートですが、現地で一番良いところがDFSの両替所で、1ドル=96円で計算され
ていました。そう、日本で両替した方がレートが良いのです。DFSは、もちろん主要なおみ
やげもの屋さんでは、レートはともあれ円で買い物が出来ます。

 サイパン中心部ガラパン地区では、スーパーはJOETEN、ローカルなおみやげ屋兼飲み物
やスナックを入手できるのは、ABC STOREというのが、定石らしいですが、おみやげもの
は、同じBeach Streetにある韓国系のMAMMAというお店の方が品揃えも多く安いです。

 2日目から4日目までは、毎日3本のダイビングをしました。今のシーズンは、北風が強く
有名なグロットには、行けませんでした。潜ったポイントは、ディンプル、アイスクリー
ム、B29、ラウラウ、オブジャンでした。最終日にはテニアン島のテニアン・グロットと
フレミングに行きました。この日からお客が物凄く多くなり、ピンチヒッターのガイドが、
出てきてくれました。サイパンで初の女性インストラクターで、サイパンでは一目置かれている人です。


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1件のコメント

  • Re: サイパン現況

    サイパンの様子、楽しく拝見させて頂きました。
    私共夫婦もサイパンへは3度ほどダイビングで参りました。
    やはり、この時期は北風で「グロット」はだめでしたか。
    私共は3度参りました。 幻想的ですよね。
    テニアングロットは良かったでしょう?
    私共も参りましたが、テニアン島では沈船など痛ましい物も沈んでいて・・・
    出来れば「ログ」などUPして頂けると・・・

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    サイパン・ログ

    めーじむらさん、初めまして。

     サイパンのログをちょっと書いてみます。
     北風が強いのは、飛行機の着陸方向から分かりました。テニアン島まで南下して大きく
    旋回しての着陸でした。グロットに行けなかったのは、残念でした。

     5泊6日で、4日間全11本中、ビーチは3本で、ラウラウ2本とオブジャン1本です。ラウラ
    ウは、他の場所で潜れない時でも潜れる可能性が高いそうです。ラウラウでは、オジサン
    やブダイ系統が、水底を激しく突いて、捕食中でした。その他ハゼ系やシュリンプ系が多
    く見られました。最深で、17mまででした。

     オブジャンは、打ち寄せる波と引き潮が激しいので、体力が必要でした。スズメダイ系
    が多く、また砂地も拡がっていたので、マクロ天国みたいでした。エキジットする際の、
    引き潮は物凄く、しっかりとロープを持っていないと流されそうになります。このような
    場所では、スノーケリングは難しいでしょう。

     ボートは、ディンプル2本、アイスクリーム2本、B29 1本、レックの松安丸1本、テニア
    ン・グロット1本、フレミング1本でした。まず、透明度はかなり高かったです。冬場は、
    どこの海も透明度が上がりますね。フレミングでは、ベテランガイドが、最低で40mと言っ
    ていました。もっと抜けているけど、自分の目での目測は、40m以上としか言えないとか。
    B29は、飛行機(本物のB29ではないです)の残骸、松安丸は、船の残骸です。どちらとも
    良い漁礁になっていました。全体的にどこでもよくいたのが、バラフエダイ、バラクーダ
    やスズメダイ系です。

     印象的なのは、このシーズン独特なのか、トビマダラエイの大群です。初回は、22枚そ
    して、次の日は、30枚以上で数え切れずでした。アオウミガメの捕食シーンも長い時間観
    測できました(フレミングで)。コンデジの動画で、撮影しました。

     テニアン・グロットは、地形派には堪らないです。宮古島が好きなのも、地形が面白い
    という点が高いのです。

     テニアンは、原爆を積み込んだ空港、ちょっと複雑な感情を抱きました。潜ったポイントは、
    断崖絶壁、沖縄の万座毛を思い浮かべてしまいます。