29日(月)にイグアスの滝とイタイプー発電所に行って来ました。
クリスマス休暇の為か凄い人出で、イグアス国立公園入口のビジターセンターに
10時5分前に到着し、入園券を買うのに1時間並びました。
大人の入園料は外国人が20.50レアル、ブラジル人が13レアルでした。
1レアルは40円弱ですが、40円と思っていたら計算し易いかもね。
その後も園内を周遊するバスに乗るのにも長蛇の列で、終点のパラナ川河畔に
到着したのは正午を回っていた。
何故、終点まで行ってしまったかと言うと、水量が余りにも少なくて驚いたから。
このところの干ばつにより、豪快な滝ではなくなってしまっています。
日本から来た人にはこれでも十分でしょうが、見るに値しないほどの水量低下です。
実際、2月頃から収穫が始まる大豆の生育が止まっており、黄色く変色し始めた。
収穫期に当たるトウモロコシは豊作の様ですが、バイオエタノール原料の
サトウキビの生育に気を遣います。
水量が少ないという事は涼しさも無い訳でして、
夕方6時半に涼しいと感じたイグアス市内で気温36℃、
多分、日中の滝周辺の気温は40℃に達していたのではないかと思われる。
たった20分で顔も手もローストされるくらいの日差しの強さです。
帽子とサングラスが無ければちょっと辛いですね。
その後、イグアス市内でランチして、イタイプーへ。
水力発電も半端じゃない規模で驚かされますが、人の数にも驚きました。
こちらも入場券を買うのに30分ほど並ばされ、映画を見てから周遊バスに乗る。
約1時間のパノラマツアーをバス5台で巡るのですが、途中2ヶ所で降りられる。
この発電所を徒歩で巡るのは無理!
他にも色々なコースが有りましたが、一般的なもので十分ですね。
コチラはブラジル人も外国人も均一料金で13レアルでした。
日本からの団体旅行者は並ぶ必要がなくて、
ブラジルの景気の良さを実感する事ができないでしょうね。
駐車場の車のナンバーを見ていると楽しいですよ。
同じ国なのに外国くらいの距離を移動して来ている。
もっと面白かったのは、
イグアスからチリのサンチャゴまで3000kmという道路標識。
アマゾン河口のベレンまでが、約3000kmなので、
南米大陸横断といってもブラジルの国内旅行で終わるだけなんだ、と。