レポート

イグアス・イタイプー情報

公開日 : 2008年12月30日
最終更新 :

29日(月)にイグアスの滝とイタイプー発電所に行って来ました。

クリスマス休暇の為か凄い人出で、イグアス国立公園入口のビジターセンターに
10時5分前に到着し、入園券を買うのに1時間並びました。
大人の入園料は外国人が20.50レアル、ブラジル人が13レアルでした。
1レアルは40円弱ですが、40円と思っていたら計算し易いかもね。
その後も園内を周遊するバスに乗るのにも長蛇の列で、終点のパラナ川河畔に
到着したのは正午を回っていた。

何故、終点まで行ってしまったかと言うと、水量が余りにも少なくて驚いたから。
このところの干ばつにより、豪快な滝ではなくなってしまっています。
日本から来た人にはこれでも十分でしょうが、見るに値しないほどの水量低下です。

実際、2月頃から収穫が始まる大豆の生育が止まっており、黄色く変色し始めた。
収穫期に当たるトウモロコシは豊作の様ですが、バイオエタノール原料の
サトウキビの生育に気を遣います。

水量が少ないという事は涼しさも無い訳でして、
夕方6時半に涼しいと感じたイグアス市内で気温36℃、
多分、日中の滝周辺の気温は40℃に達していたのではないかと思われる。
たった20分で顔も手もローストされるくらいの日差しの強さです。
帽子とサングラスが無ければちょっと辛いですね。

その後、イグアス市内でランチして、イタイプーへ。
水力発電も半端じゃない規模で驚かされますが、人の数にも驚きました。
こちらも入場券を買うのに30分ほど並ばされ、映画を見てから周遊バスに乗る。
約1時間のパノラマツアーをバス5台で巡るのですが、途中2ヶ所で降りられる。
この発電所を徒歩で巡るのは無理!

他にも色々なコースが有りましたが、一般的なもので十分ですね。
コチラはブラジル人も外国人も均一料金で13レアルでした。

日本からの団体旅行者は並ぶ必要がなくて、
ブラジルの景気の良さを実感する事ができないでしょうね。
駐車場の車のナンバーを見ていると楽しいですよ。
同じ国なのに外国くらいの距離を移動して来ている。

もっと面白かったのは、
イグアスからチリのサンチャゴまで3000kmという道路標識。
アマゾン河口のベレンまでが、約3000kmなので、
南米大陸横断といってもブラジルの国内旅行で終わるだけなんだ、と。

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1件のコメント

  • イグアスの滝

     どうも国境付近の滝というと、滝自体が、滝だけが観光場所と感じますが、他にも魅力
    的なコースがあるのですね。歩いては回れない発電所なんて、スケールが大き過ぎます。
    南米横断のイグアスーサンチャゴの距離が、べレーンまでの距離と同じなんて、意外に
    横断も大変なんですね。ブラジル縦断の方が大変に思えますが。

     僕も駐車している車のナンバーを見るのが好きです。至近な例では、日本ではレンタカ
    ーが、「わ」ナンバーですが、これを観光地で見ると本当はどこから来ている人なのかな
    と思ったりもします。走行中わざと煽ってみたり(笑)。

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    サバーイとーる 様

    滝だけでは有りません。
    街中も結構面白いところが有りますし、国境越えも面白いですよ。
    ブラジル・パラグアイ国境では、いちいちパスポートを見せる事もありません。
    国境でのパスポートコントロール、なんて、本当に行ったのか?、と疑います。

    アルゼンチンはうるさいです。
    滝を見に行く拠点なだけで見るべきものが何もない。
    どちらの国もブラジルから行くとガッカリします。
    パラグアイのショッピングセンターに行くとルイヴィトンのバッグが
    150レアルと超格安で偽物ということです。(笑)

    いや~、両イグアスからパラグアイ、ボリビア、ペルー5ヶ国縦断といっても、
    ブラジル国内をトラックで移動してるのと距離的には変わらないので、
    大した事ありませんね。
    バスで横断という人も最近は少なく、飛行機で飛ぶだけなら誰でも出来る。

    東京で上海、ホーチミン、ウラジオストックナンバーを見る感覚でしょうか。
    「お、コイツは遠くから来てるな~!」と楽しんで見ています。
    パラグアイナンバーはパラグアイと書かれているのでスグ分かります。
    アルゼンチンナンバーはブルー地に白抜き数字です。

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