今月中旬、1週間ほどバンコクへ行ってきました。
その際に得た友人(タイ国鉄機関助士や在タイ邦人)からの情報をまとめました。
<エアポートリンク>
06年9月にスワンナプーム新空港が開港したものの、開通が遅れに遅れていた、
パヤタイから新空港までの空港連絡鉄道は、8/12(シリキット王妃誕生日)に開業予定。
開業式には王妃も出席される予定。
<国鉄東北本線のラオスへの延伸>
昨年5月に開業するはず?だった東北本線(北線)終点ノーンカイから友好橋を渡り、
ラオス・Tha na Lang への国鉄延伸は、
3/5に、シリキット王妃が出席し開業式を挙行予定。
ただし正式な開業(旅客営業)は年内に始まるかどうか? とのこと。
国鉄東北本線時刻表(08.10.付)には、ノーンカイの次に駅名のみ表示。
国鉄HPの時刻表では上りのみ駅名表示、下りの駅名欄はなぜか空白。
いずれも、列車時刻の記載はなし。
3/5に記念乗車券が発行される模様。
カードサイズの多色刷りで、友好橋を渡る列車と両国旗のデザイン。
↑ ※ひょっとすると単なるチラシのデザインで、実物は硬券かも??
ファランポーン駅の掲示板にA4判2枚の掲示があり、
案内所でチラシを請求したが品切れとのこと。
7枚セット999B(No.555、888、999、1111、9999など)
〃 499B(No.666、777、2222、7777など)
20 〃 299B(No.567、678、543、1234、6789、4321など)
121〃 299B(No.515、525、616、1001、9889など)
※タイ人は2・3・4・6・7より5・8・9を好むということが分かる
<国鉄に新駅開業>
バンコク・ファランポーン駅の次、南・北・東北線サムセン駅との間(王族専用駅の南)に、
新しい駅(停車場)が1月中旬に開設された。
無人駅で「RAMATHIBODI STATION」といい、「病院前駅」だそうな。
(詳しい方、補足いただければ幸いです)
機関助士の友人によると、コミューター(通勤通学用の近郊列車)しか停まらない、
ホームだけの無人停車場なのに、なぜ「駅(STATION)」と名づけられているのか分からない
とのこと。
ホームの時刻表によると、停まる列車は上り(平日)は06:38~09:00の8本のみ。
普通列車でも、東京の有楽町駅同様、長距離列車は停車しない。
下りは夕刻のみであろう。そもそも朝は上り、夕方は下り列車しか設定がないのかも?
<国鉄の無料列車・期間延長>
外国人旅行者にはあまり関係のないことだが・・・・
経済状況の好転がみられないためか、昨年8月から今年1月末までの6ヶ月間の予定だった
3等のみの普通列車のタイ人無料措置が、7月まで6ヶ月延長された。(バスも同様)
車両のやりくりの都合か、2等車や2・3等半々の客車が連結されていることもある。
<BTS>
サパーンタクシン~ウォンウィェンヤイ間の延長は、いつ開業するか不明。
<MRT>
地上から地下へのエスカレーター降り口でのセキュリティチェックは、下記のように変更されていた。
08.10 地上の降り口にガードマンが居り、荷物の口を開けて中を確認。
09.02 地下に降りたところに空港のセキュリティチェックのようなゲートがあり、
荷物を持ったまま通過。アラームが鳴った人のみ金属探知機で検査。
ファランポーン駅の一部の入口は、地上にゲートを設置。
<利点>従来より短時間に大量の人をさばけ、乗客も荷物を開けなくてよくなった。
(バックパックを背負っているときに、開けろといわれるとたいへんだった)
エスカレーター横の階段を通行止めにする必要がなくなった。
一説にはガードマンの健康管理上の措置との説も。
※使用停止になったままのエレベーターの利用を早く再開してほしいものだ。