レポート

映画【スラムドッグ$ミリオネア】に見るインド。

公開日 : 2009年05月04日
最終更新 :

2008年のアカデミー賞に輝いた映画【スラムドッグ$ミリオネア】。
先日見てきましたが、インド旅行経験がある人には、なるほど!と思うようなことがたくさんありました。

映画館で、僕1人が大笑いしたのが、
タージマハルで、欧米人に頼まれて、インチキガイドをするところ。

お客はガイドブックを手にしているのに、
まだ若い主人公ジャマールは、タージマハルをファイブスターホテルだと説明します。

それまで、列車内で物売りをして、パイサ単位での金儲けをしていたのに、
お客は、お札を出して、「お金がかかっていいからガイドをして」と頼みます。

それで、インチキな口からでまかせのガイドをして金儲けをする。

僕はこれを見て、
インドの旅行業者が日本人を騙すのは当然だと思いましたね。

ちょっと騙せば、いくらでも金を出す日本人が、インドで狙われるのは当然です。
インド人が、日本語ペラペラなのは、金儲けのためだと、ナットクできます。

水道水をミネラルウォーターに入れて、シールする場面もあります。

この映画では、インド旅行をしていると、より深く楽しめます。

インド旅行を考えている人には、オススメです。

みどりのくつした

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5件のコメント

  • 「スラムドッグ」子役、基金が提供した新居に引っ越し

    「スラムドッグ」子役、基金が提供した新居に引っ越し
    http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-21265220090707

    >>アカデミー賞受賞映画「スラムドッグ$ミリオネア」に出演した子役のアザルディン・イスマイルくんが4日、ムンバイ郊外の新居に引っ越した。 

    子役だから、出演料も安かっただろうし、
    スラムの家は、違法建築で取り壊されるし…。

    でもまあ、ちょっとほっとしましたね。

    みどりのくつした

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  • 09/05/09 13:54

    Re: 映画【スラムドッグ$ミリオネア】に見るインド。

    勉強のつもりで、日本でスラムドッグ$ミリオネアを見てから5月1日~7日までインドに行ってきました。
    ニューデリーからアグラまでの寝台列車の中で知り合ったインドの方にあの映画を見たか、どう感じたか聞いてみましたが、ムンバイのことであるが、かなり上手に撮ってあると言っていました。30くらいの英語しか出来ないにんちゃんですが。
    実際にいって見て、映画では感じられなかったあの臭さや混沌した雰囲気を感じることが出来ました。
    実際に、このGWの旅行者は、私を含め、だいぶトラブルにあっているそうで、未だに、昔ながらの
    状況が残っているように感じました。
    インドの映画館で、再度、スラムドッグ$ミリオネアを見に行けたら、インドの方は、どのように見ているのか、わかった気がしましたが、気持ち的に今回の旅では参っていたので、昨晩、トランジッドで寄ったバンコクの映画館でアンコール上演をしていたので、見に行ってみました。
    バンコクの方は、案外、笑いながらも見ていましたが。

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  • Re: 映画【スラムドッグ$ミリオネア】に見るインド。

    インドに興味がないので見ていません。

    http://www.youtube.com/watch?v=dWefd56lB8U



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  • 「身体障害者を作って、物乞いをする」ことが、イギリス映画で描かれたので。

    インドに興味を持つ人の間で、
    「インドでは子供をわざと身体障害者にして、物乞いで稼げるようにする」
    という話は、常識でした。

    しかし、これを書くと、
    「それはただの噂にすぎない。事実のように言わないほうがいい」
    という反論にあったことがあります。

    でも、一応インドを支配したイギリス映画で、
    出演者はほとんどがインド人で、
    アカデミー賞を取った有名な映画で、
    そういうことが事実として描かれた以上、
    また、その描き方での、映画への非難がないのですから、
    それは事実として受け止めることに、反論はないと思います。

    子供たちが連れて行かれた先でも、
    足(手)のない子供などが、ちらっと映りましたしね。

    みどりのくつした

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    09/05/08 00:45

    いくらインドの貧しい者であっても、子の手足を切断するような親はいません。

    その「常識」は恐ろしい誤解を産むので、僭越ながら大先生に反論させていただきます。なぜなら、「インドの乞食の親は子の手足を切断して物乞いで金を得やすくする」と誤解されてしまうからです。

    インドで「物乞いで金を得やすくするために子の手足を切断する」という話は、「亡き夫の遺体を燃やす炎に飛び込む未亡人」や「持参金目当てに嫁を焼き殺す舅」のように実際にあった話です。それについては反論しません。

    しかしながら、「物乞いで金を得やすくするために子の手足を切断する」のはその子を誘拐したり騙して連れて来たり買ったりした物乞い集団のボスなどです。決して親ではありません。もちろん、大先生のおっしゃりたいこともそのことだとは思いますが、一般の人は「インドの乞食は親が子の手足を切断する!」と早合点する人が多いので、表現には気をつけていただきたいと思います。

    尚、インドの街中で観光客が見るほとんどの手足の不自由な物乞いは病気に起因します。特にポリオ、糖尿病、象皮病などです。にもかかわらず「物乞いで金を得やすくするために親に手足を切断」されたのだと思い込む人が少なからずいるのですから嘆かわしいことです。

    蛇足ですが、「亡き夫の遺体を燃やす炎に飛び込む未亡人」は財産目当ての親族などが薬を飲ませて朦朧としたところを火の中へ放り込ものだそうです。サティを成し遂げた家は宗教的に崇められるところさえあるそうな。

    事実は映画より奇なり。

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  • 楽しい映画でした~

    みどりのくつしたさん こんにちはです

    私には、兄の生き様の方が印象深かったです。
    最終的には兄弟2人とも、ミリオネラになったわけですが
    兄は気の毒でした、生き残るためとはいえ こんな結末を迎えるとは。 
    その後、弟とヒロインが、駅で感動の再会・・・・ 
    (涙)の予定でしたが
    「インド映画のお約束~♪」 この映画でもか!! 爆笑しました。

    主だった人物を、子役を含めて3人の役者が演じていましたが、キャスティングも自然でいいですね。

    ミネラルウオーター・・やっぱりそうですか 
    何をしているか気付かない方が 多数派だと思っていましたが(笑)

    アメリカ人をだまして 車のタイヤまで盗む・・・・
    手際のよさとチームプレー? 見事すぎます(笑)

    タージマハルのガイドもですが、靴・・・・
    日本がいかに平和な国か 改めて実感しました。

    インドのイメージがダウンしたと、クレームは着かないのでしょうかね??

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    子役は、

    スラムドッグに住む子供達です。彼らがオスカー受賞に出席して、急に違う世界に飛び込ませたのはいいことだろうか・・・と言う疑問を投げかけた人がいます。でもそのお陰で大企業がスラムドッグに援助金を・・・と言う活動も出ていたようです。
    スラムドックに住む人達には、特にこの世界恐慌で、安価な労働力ということで仕事はたくさんあるそうです。これがいいかどうかは別問題ですがね・・・インドに行こう行こうと思って30年。やっぱり行くべきですかね・・・