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仕方ないのでは

公開日 : 2009年05月09日
最終更新 :

大阪の高校生と教員は貧乏くじを引いてしまったようです。

日本からマスクを送っていたとは驚き。対応はしっかりして
いたと思われます。しかし、周囲の状況からマスクはできない。
これも何度も言われているように、欧米ではマスクをすれば
感染症患者と見なされ白い目で見られます。実は、SARSの後に、
欧州便に乗ったさい、欧米人の中年女性が盛んに咳をし、しかも
無防備なので、仕方なく持参したN95マスクをして寝ていました。
すると、その客から客室乗務員に文句が行ったらしく、
彼女から、「何故マスクをしているのか?」と尋ねられました。
「あの客がさかんに、しかも無防備で咳をするので、このご時世
自分で守るしかないでしょう。」と応えました。すると彼女は、
その客に尋ねました。なんと聞いたかは知りませんが、本人
曰く、「病気ではない(あの咳はまともではない)」と。

良く、成田でマスクしているのは日本人だけだとか、
あたかも過剰防衛を指摘しているかのような表現を見かけ
ますが、感染拡大のなか、マスクなしで次々感染している
米国のほうがおかしい。この間も、欧州内の比較的長距離に
乗っていた後ろの客が、離陸から着陸までずっと咳をして
しました。あれも、なんらかの感染症のはずです。欧米人にも
認識を改めて欲しいものです。

さらに、今回明らかになったこと。
現地の病院ではインフルエンザではないと診断されたこと。
発病していないので、検疫もすり抜ける。これは潜伏期が
ある限りどうしようもないこと。今の検疫体制の限界でしょう。

他の客にとっては大迷惑なことですが、当事者を責めるのは酷なこと。
それでも、少なくとも教員は搭乗すべきではなかったという気はしますが。

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10件のコメント

  • Re: 仕方ないのでは

    今回のインフルが新型だと決まった時点から、日本にとって非常に災難なことになってますね。
    新型インフルとしてH1N1の弱毒性のものを想定していなかったようなのに、新型インフルの感染症法が施行されているので、行政としては法に則ってやらざるを得ませんし。
    そもそもインフルって比較的容易に変異して、だからこそ、毎年の季節性インフル用のワクチンが作られて接種するのでしょうが?

    大流行はくい止めて頂きたいが、かといって、渡航の自由が強く毀損されたりすると、経済的な影響も出てくるのではなかろうか。西欧と日本の対応の違いは顕著なのか。

    興味あって、最近の一年ほどで改正施行されたらしい関係法を見てみました。

    http://www.chieiken.gr.jp/survey/N_fl-1k.pdf

    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou17/03.html

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  • 09/05/10 14:44

    水際作戦の限界

    正直言って、良くこの日まで持ちこたえたと思います。
    まずは、現場のかたに感謝。

    しかし、現場が一番知っているだろうこと。
    すなわち、もう限界ということ。

    何度も書きますが、インフルエンザに掛かっても、いとも簡単に
    飛行機に乗り込む、感染が疑われた北米帰りの人が、強い要請
    にも拘わらず公共交通機関で検査にやってきたなど、
    ある意味”常識”を疑う事例が続発。

    正直な人間が自己申告するか、周囲が気付くほど病状が悪化
    (恐らく大半はこれで引っ掛かった)する以外は、今の検査体制では
    すり抜けます。非接触の温度感知だけが唯一の感知手段なので。

    日本人の海外渡欧は米国が圧倒的なので、この国の感染母集団が
    今は直線以上の割合で増加していれば、当然、日本に持ち帰る
    感染者は増えるでしょう。さらに、隣国で感染者が増えれば、
    最早空港での検疫は不可能。

    例えば、北米中米から直接日本に入る航空機は搭乗前検査(書面で
    良い)を義務付けるとかできないでしょうか。相手に強制はできない
    が、それをすれば入国前の検査を緩和する(この検査のために、
    戻るのが遅れるし、駐機代馬鹿ならない)のは航空会社に取っても
    利益があるはず。

    今のところ、国内進入もぎりぎりのところで阻止しています。
    確かに効果はあがっているし、大型連休もなんとかクリアー。
    このまま行けるところまで行くという方針なのでしょうが、
    先に書いたように、限界のような気がします。

    さらに、10日間の拘留?は少し大げさで、半分の日にちで
    良いのではないかと思います。ただし、強毒性の場合は、
    機内に感染者が居なくても、拘留が計画されているはずです
    (二つの方法のうち強い手段の場合)。
    海外旅行どころではないですね。

    日本人独自(実は海外でも同じ)の風評被害で、収容されて
    いるホテルからは客足が遠のくでしょう。宿泊代からその補償
    まで、全て税金なのです。誰も何も言いませんが。

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  • Re: 仕方ないのでは

    日本を出発した時点での雰囲気からして無理かも知れませんが
    1 日本からマスクを送る時点で日本の状況をどの程度しらせたか?
    2 最近の通信事情と現地で医者に同行する引率者がなぜ、現地大使館に
    一報を入れて協議できなかったか? 日本の全体機能を "最大発揮する最短手段"では?
    3 PCを使える環境なら、もう少し現地でも、日本の状況を把握できるのでは?
     結果論からの話ですが、勉強にはなります。日ごろからの危機管理の訓練は大事だと痛感。

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  • 人にどんな目で見られようが全く気にしないこと

    リスクを管理できるのは自分だけ。
    人がどう言おうが考えられる最善策を実行するのみ。
    海外ではマスクをしていると変な目で見られるなんて愚の骨頂。

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  • リスクセンス

    私はこのゴールデンウィークに
    両親 私(長女)の家族(4人) 二女夫婦 3女家族(5人)の総勢13人の台湾旅行を計画していました。

    今回やはりインフルエンザのことを考えると行きたくない、という母と二女夫婦の意見を尊重してキャンセルしました。
    キャンセル料は直前だったので多額がかかりました。

    台湾は感染者がまだ出ていないし、湿度、マスクを抵抗なく受け入れる文化などを見ると行って感染する可能性は限りなくゼロに近かったとは思います。

    行きたくない派の気持ちはもちろん自分がインフルエンザにかかるのが怖いというのももちろんですが、万が一感染して帰国した場合の社会的制裁を考えると気が滅入る、そして一番大きな理由は感染しないとしても「こんな時期に無神経に海外旅行に行く」と人から思われるのがイヤだというものでした。

    今回の大阪の高校生の報道を見ていると本当に気の毒だなあ、と思う一方、自分がその貧乏くじを引かなくてよかったと思うエゴイスティックな思いも沸き、キャンセルの決断は正しかったと自分に言い聞かせています。

    日本人独特の「人様から後ろ指を指されたくない」という精神構造と、すべてのリスクに対して愚直に(素直に)準備を怠らない姿勢、そして世界一の清潔を求める神経は、どんな伝染病も国内での影響を最小限に抑えられる気がします。

    ただ、ずっと父が楽しみにしていた「娘3人とその婿と孫の親族全員」を海外に連れていってやる、という父のおそらく人生最後の壮大な計画は消えてしまい、父が亡くなった時に私はこのキャンセルをどういう気持ちで思い出すんだろう、とは思います。。

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  • 「鼻閉」・・・こんなバカな質問する某国家は所詮「お終いだ」ぜ!

    「鼻閉」・・・帰国者の問診票(アンケート?)笑うしかない・・・なぜ「(普通の日本語?の)鼻づまり」ときけないのだ?

    「鼻汁」・・・なぜ「鼻水(はなみず)」と聞けないのだ?

    難しい日本語で(専門用語?医学用語?)、お客様にお聞きするのでしょ?

    そんな問診表を準備しているうちに、手遅れになるのでは?

    つまり、庶民レベルの目線になって無い「某がばめんと」は、マスクウンヌンのレベルではな~い!



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    それは そうですが・・・・

    さすけねえさん こんばんわ

    >難しい日本語で(専門用語?医学用語?)、お客様にお聞きするのでしょ?
    作成するのは庶民ではなく、お医者さんとか専門用語が好きな専門家だから・・・
    庶民の利用がこんなに多くなると 想定していなかった!!では

    裁判員制度導入に伴い、あわてて「庶民にわかりやすい 裁判用語」を導入したのと同じでは?

    私も中南米から帰国すれば 成田空港の「健康相談室・アンケート記入コーナ」に立ち寄ります。
    北米経由なのですが、飛行機から沢山の人が降りているのに↑に立ち寄る人は、若干名・・・・
    ほとんどの人は、素通りしていますよ
    「下痢していなければ いいんでしょ」みたいに・・・
    係員にアンケートを出していると、けっこう目立ちますよ

    今は 満員御礼の人気スポット??となりました。
    アンケートも「庶民的」になるのでは?



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  • Re: 仕方ないのでは

    確かに貧乏くじ引いたようで、余り責めたくないのですが、監督する立場の教師自身が一番不調みたいで、どうなっているのだろうかとは思います。状況によっては、未必の故意が成り立つかもしれませんし。
    結局、日本の水際検疫体制の一部が厳重過ぎたことで、10日間の足止めくらう旅客は更に貧乏くじかも。
    でも、もう、そろそろ、これまでの調子での水際検疫は、改められると思います。早くWHOが今回のインフルは病状が軽い・・・・と公式見解を発表すべきでしょうね。それども一斉にインフル発病すると社会が滞るので、安心するなという意味では、F6に上げるのは効果あり。

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  • マスクって風邪ひいた人がするものでは?

    そもそもマスクは風邪引いた人が、咳などで周囲に
    移さないためにするものではないのですか?

    わたしは医療関係でないので判らないのですけれど、
    子供のときから、風邪引いたときだけするように、
    してましたよ。

    それが最近は予防のためにするのが当たり前のように
    されているのが不思議でなりません。
    どうせマスクでは予防なんかできっこない、と
    思ってます。予防できるように最近のマスクはなって
    きてるんでしょうか? つまり予防の為のマスク、
    というのが理解できてないのです。

    風邪もひいてないのに、みなマスクしてるなんて
    普通じゃない状態であることはわかるんですけどね。

    今月下旬また1ケ月程度、海外へ出ます。
    マスクは空港でもしません。 発熱や体調悪く感じ
    風邪引いたと思ったらマスクします。
    新型インフル感染したと思ったら、治るまで日本には
    戻らないつもり。

                    ひがしまち

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    09/05/09 18:42

    両方の効果があります

    簡単に言えば、うつさないためにするマスクはガーゼでも良いし、
    極端な場合、薄手の紙切れでも効果的です。飛沫を飛ばさないという
    点では。

    一方、防御用のマスクは、インフルエンザウィルスに関しては、上記
    の仕様では不十分。ほとんど、役に立たないこともある。理由は、粒子の
    大きさ。ご承知のように、1918年のパンデミクス当時は、ウィルスの
    存在自体が知られて居ませんでした。目に見えない(顕微鏡でも)ため
    です。それでも、日本の衛生院(でしたっけ?)の指針は適切で、
    外にまき散らさない+体内に入れないことを主眼としていました。

    通常のマスクではすり抜けますが、単一粒子で浮遊することがないために、
    一個の大きさよりも大きな網目でもトラップできます。これには季節との
    関連性もあります。今後、梅雨に突入すれば、リスクはかなり軽減される
    (9月以降云々というものこれが根拠)でしょう。

    実際、通常のマスク、不織布、さらにN95と装着すれば差は歴然。
    後に行くに連れ、息が苦しくなります。これに、正しい使い方が
    加わるので、実はマスクと言えでも、軽々しく扱えないのです。
    また、完全には防げなくても、ヒット数を軽減することで、感染
    を阻止できます。ですから、ガードなしで、ウィルスを取り込む
    よりも、何らかのマスクをすれば、その危険性は弱まります。
    当然、網目の細かい物や何らかの処理を施したもの程効果的です。

    恐らく、欧米では防御という観点が弱いし、それ以前に、「たかが
    風邪(これとインフルエンザとの区別ができなかったのが、メキシコ
    での拡大および犠牲者の多さの原因とされています)程度で大げさな」と
    いう考えが蔓延っていると思われます。

    都心の通勤列車や、人混みでマスクをするのは実に効果的です。
    一両に一人感染者が居て、咳を飛ばせばどうなるか。実際、
    ここ1-2週間で、これほど多くのインフルエンザ感染者が海外
    から飛行機に乗ってやってきた。極度に乾燥した狭い空間の中で。
    実際にはすり抜けが多い(人の体温の個体差と発熱時の平常との
    差を考慮すれば、捕捉できるほうが不思議)ので、もっと多くの
    人が、感染を知っていて乗り込んだことになります(なかには
    知らずに帰国後発症した人もいます)。

    今のご時世、感染したら苦しむのは自分だけという考えは捨てた
    ほうが良いでしょう。いくら弱毒性とは言え、妊婦、幼児、高齢者
    や病弱者にうつしたら、生死に関わります。うつさないのは勿論、
    貰わないという姿勢も重要です。

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  • 09/05/09 17:46

    Re:

    >現地の病院ではインフルエンザではないと診断されたこと

    町医者に連れて行っただけでそんな診断なしで勝手にインフルエンザでないと学校に報告したみたいですよ。
    相手は大阪府だから足止めくった分の損害補償などと言う人出てくるかな。

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    Re: Re:

    今、日本は緊張していると思います。発言は慎重にお願いします。

    教師はもう少し、真剣に対応して欲しかった。

    ニュースを知っていたら、野球なんか見に行かないはず。

    教師はバケーショーン気分に浸っていたのだろうか。



    >>相手は大阪府だから足止めくった分の損害補償などと言う人出てくるかな。


    どこから大阪が、そんな風に差別化されるのでしょうか。

    あなたの思考過程は、大丈夫ですか?

    非論理的なことは明らかでしょう。

    誰が何のために、誰に損害賠償するんでしょうか?

    文章、もう少し論理的に書いてください。



    足止め食ったのは、高校生だけではありませんョ。

  • 09/05/09 17:07

    Re: 仕方ないのでは

    私も同感です。騒ぎすぎという人もいますが、無駄になっても出来る限りの予防は必要だと思います。
    私は病気の費用より予防の費用の方にかけています。

    医者にかかった事が無いと自慢してかかったときは手遅れになるよりも死ぬまで元気な病人でいたいです。マスクは気休めだという人もおりますが、しないよりましです。

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