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九賽溝の天気、服装

公開日 : 2009年07月06日
最終更新 :

8月4日から九賽溝と黄龍へ行こうと思います。
水量が多くてベストシーズンだそうですが、雨期らしいので雨が多いのではと心配です。また、65歳なので高所なのも心配です。
気温、服装など気をつけることを教えていただければ幸いです。

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1件のコメント

  • 09/07/06 16:33

    Re: 九賽溝の天気、服装

    A.気温
    九寨溝口(約2100m)の8月初頭の気温は30~10度程度です。九寨溝長海(約3100m)・黄龍(約3100~600m)は標高が高くなりますから、朝晩はこれより冷え込みます。晴天ならば、溝口と最高気温は同等となり、雨天ならば、少し低くなります。

    B.雨
    月別平均降雨量は、5月約87mm・6月約96mm・7月約104mm・8月約82mm・9月約76mmとなっています。すなわち、現在、7月初旬が最雨季になります(天気予報では6~10日は雨)。しかし、降雨量見れば分かるように、豪雨ということナマズなく、小雨が基本です。しかし、高山なので、朝晴天でも午後には雨という具合に、天候の変化が大息です。

    C.服装
    基本的には半袖の夏服でいいです。但し、朝晩は冷え込みますし、急な雨で気温が下がることも考慮すると、長袖(上着)も用意すべきで、寒く感じたら半袖の上からそれを覆い、暑くなったら脱げばいいでしょう。
    高山で天候の変化が大きいので、雨季かどうかに関わりなく、雨具の携帯は必要です。雨具は携帯性と歩きやすいものを用いるのが基本です。簡易レインコートや折りたたみ傘でいいでしょう。

    D.高山病
    高山病の発症は必要消費量に対する酸素吸入量不足からくるものです。基本的には年齢・男女に関係なく発症し、高齢者だから発症率が高いわけではありません。体質により発症しやすいか否かが決まります。
    予防策の基本は体調を万全にすることと高地での行動をゆったりとすることです。
    前日は、十分な睡眠・禁酒・禁煙・腹八分目・入浴禁止(せいぜい軽いシャワー程度)。
    当日は、ゆっくり目に歩く、十分は水分補給、飴などで糖分も補給、深い呼吸。もし、頭などが重くなったりしたら、高山病の初期症状ですから、休みを取り、簡易酸素ボンベで酸素補給をする。
    なお、九寨溝へは空路でしょうから、この九寨黄龍空港は約3500mの高地空港ですから、飛行機から降りるときから、高山病予防への行動をとってください。ゆっくり歩き深い呼吸。また、到着時間によっては、かなり寒く感じられますから、長袖が着ることができる準備をしておいてください(夏でも空港でコート類を販売しています)。

    E.その他
    トイレ設備は随所に完備しています。最新式のエコトイレで、日本の山よりすすんでいます。ただ、紙類はないと考えて、それから手洗水がない場合もあるので、トイレットペーパーや手ふき用のぬれペーパーは携帯していってください。

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