Q&A

地球の歩き方ラオス編 新刊

公開日 : 2009年12月15日
最終更新 :

地球の歩き方ラオス編、新刊が出たので早速手にしました。
旅行関係のラオスの変化はとても早いので、宿、レストランなどは新しいガイドが有効です。

ラオス北部について見ると、前回の版はルアンパバーンのゲストハウス情報が詳細で町の宿がほとんど網羅されていましたが、今回は並以下のゲストハウス情報を思い切り整理したようです。

シェンクワンやウドムサイなどの地方の町の情報が充実してきました。

バックパッカーご用達のガイド本からの脱却を図っているようです。

しかし、現在の旅行の実情を考えると、ラオスはまだごく普通の旅行者が個人で路線バスやボートを利用して移動するのは楽ではありません。
かといって、宿も行程も旅行社におまかせでガイドつきの専用車で周遊するだけでは興趣が半減します。

歩き方編集者がどんな旅を提案しているのか、わかりづらいガイドブックになりました。

若い人が個人旅行するには、ホテルよりゲストハウスを紹介するほうが適切です。
しかし、日本人旅行者は若い人より中高年のほうが多いかもしれません。
中高年旅行者が快適に、かつラオスの風土になじみながら旅行ができるような環境が整備されていけば、ガイドブックもそれにあわせてより良いものになっていく、ということでしょうか。

Qがありませんでした。
ひとつだけ。
チャンパサック、ワットプーの案内図にある暁のテラスという構造物はだいぶ前に撤去されてなくなったと思いますが今回の新刊にも掲載されています。
再建されて、現存するのでしょうか。


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3件のコメント

  • インドシナ半島の旅とガイドブック

    ろっきいさん、こんばんは。

    昨年の『ラオス編』は巻頭のノーンキャウやムアンゴイの特集などが紹介されいて面白かったです。女性旅行者をすでに意識してか、SPA特集もありましたね。

    昨年の初め頃でもラオスは外国人旅行者にはとても人気でした。近隣諸国で会う外国人旅行者はラオス、ラオスっとそれこそ猫もしゃくしも行きたがってました。たしか女優の菅野美穂さんも今行きたいところはと聞かれてラオスと答えていたように思います。ブームなんでしょうか。

    バリもそうですが、サーファーやヒッピーが開拓してメジャーな旅行先になった所は多いと思います。プーケットやサムイ島、インドのゴアなどは代表的だと思います。その後にバックパッカー、一般旅行者と広がっていきます。ラオスも一般旅行者へ広がる過渡期、初期なのではないでしょうか。

    旅行層が広がるにつれてガイドブックだけでなく、宿泊、交通手段やアクセスも快適で便利なものになっていくでしょう。ガイドブックを持っていっても開かないとかいうエキセントリックな人は別として、そのような旅行者にも観光名所やお店の紹介だけでないガイドブックは必要です。逆に短期で旅行に出る女性や高齢者が、ラオス編をみてラオスに行くようになるかも知れませんね。

    昔はバンコクとか東南アジアなんか、ちょっといやらしいオジサンの旅行先みたいな偏見が一般にあったのに、'89年頃に『HANAKO』がバンコク特集したりしてから他の女性誌などにも頻繁に取り上げれて、急速に女性に人気の旅行先になっていきました。

    今、時代はラオスなのでしょうか。東南アジア最後の桃源郷ってコピーに惹かれますね。でもラオスの人は変わって欲しくないな・・・。

    各国編が幅広い層へ向けられていくのは時代の流れでしょう。それなら私は『東南アジア編』をバックパッカーの利用を想定して充実させて欲しいです。個人の短期旅行者で飛行機で東南アジアを周遊する人よりも、バックッパッカーで国境を越えてインドシナ半島の国を巡る人の方が多いのでは。現在は日本のガイドブックでマレーシアを含んだインドシナ半島の旅のガイドブックは歩き方の東南アジア編だけ。このエリアを旅するバックッパッカーは陸路を越境して複数国を周遊しています。隔年の改定でもいいからバックッパッカー御用達の一冊が欲しいです。

    暁のテラスって撤去されたのですか?あるような気がしましたが。

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    ブームかもしれませんね

    歩き方ラオス編が初めて刊行された当初は、掲載される町もデータも少なくて貧弱でした。
    でも編集に関わった人に写真家が多かったのか、とてもグラフィックでラオスの雰囲気がよく伝わりました。

    前回の版はデータが豊富で、宿の検索には重宝しました。
    マンジンさんのおっしゃるように、巻頭特集もよかったのです。

    今回は地方の町、その他観光地の情報は改善されましたが、ルアンパバーンの多くの安宿情報が脱落しました。ゲストハウスが乱立し、猫の目のように情報が変化するので難しい面は認めますが、歩き方を支持し頼りにする旅行者の期待に応えていってほしいものです。

    東南アジア編は見たことはありますが、使ったことはありません。

    薄くて使いにくいのです。
    具体的に言えば、ゲートタウンと定番の目的地情報しか掲載されていないので、そこから足を踏み出す情報が足りません。

    歩き方バックパッカー用のフロンティア編も考えられたようですが、改訂の間隔を短くするには今よく利用される各国編を充実させるほうが現実的なのでしょう。

    国境を越えて・・・という点はよく理解できます。
    ラオス編でも案内図を空白になっている周辺諸国まで広げてもらえばずっと良くなると思います。

  • 僕がラオスへ行った時は、わざとガイドブックを持ちませんでした。

    >>バックパッカーご用達のガイド本からの脱却を図っているようです。

    「地球の歩き方」は、いまは、
    ツアー旅行者、個人の短期旅行者(まともなホテルに泊まる)向けのガイドブックに変化しましたね。

    でも、日本人のツアー参加者も、個人旅行者も、
    内容はどうであれ、念のために「地球の歩き方」は持っていくでしょう。

    ですから、実際には読まないことも多いと思いますよ。
    バックパッカーならば、暇なので、じっくりとガイドブックを読み込むものです。

    すると、あちこち間違いを見つけたりするんですが。
    間違いを見つけるだけ読み込む読者が、そもそもいないと思いますね。

    「地球の歩き方」は、実際は、あまり読まれないガイドブックではないでしょうか。
    それに、現地へ行ってみれば、ガイドブックは必要ないですからね。

    僕が2000年にタイからラオスへ行った時は、わざと、ガイドブックは持ちませんでした。
    普通この辺を旅するならば、「Lonely Planet Southeast Asia on a Shoestring」を持っていくんですが。

    敢えて持ちませんでした。
    バンコクからノンカーイまで同じコンパートメントだった、中国系タイ人に
    国境の越え方を教わったり、
    国境で出会った日本人の若者3人とビエンチャンへ行ったり、
    観光案内所で出会った若者に、旅のルートを聞いたり、
    ルアンプラバンの空港で知り合った日本人の家にお世話になったり、
    いろいろでしたが、ガイドブックないので、人に話しかけやすかったです(笑)。

    メコンを越えてラオスへ(2000)
    http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/laos/laosinde.htm

    いま情報が溢れてます。
    ネットでラオスの情報はかなり入手できるでしょう。

    とすれば、旅を面白くするためにも、
    敢えて、ガイドブックを持たず、情報もなしに、旅に出る方がいいかもしれませんね。

    みどりのくつした

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    09/12/16 16:13

    ガイドブックなんて、使わない、いや、使えないですよね~~

    みどりのくつしたさん、こんにちは


    ラオス、自分、10月にルアンパバーン・バンビエンなどに行きましたが
    一応地球の歩き方のコピー(ルアンパバーンのページだけ)持って行きましたが
    見ることは、ほとんどありませんでしたね。

    何しろ、旅をしながら
    その地に着けばすぐいろいろな情報が入ってくるところなんで
    ガイドブックなんて必要ないんです

    また、あっとしても
    情報はどんどん変わっているので
    意味があまりないのです

    たとえば、バンビエンへ行くバス料金にしても
    ゲストハウスの料金にしても
    全然違っていたりするわけです

    もちろんバスのタイムテーブルも違っていたりするし
    おまけに地図は
    現地で入手できるもののほうがよっぽど正確ですから
    地球の歩き方の地図が役に立つのは
    その町に入ってから最初の1時間だけでしょうか・・・

    地球の歩き方は
    バックパッカー向けのガイドブックになろうとして
    なりきれなかったガイドブックだと思います

    地図だけでも正確だったら利用価値はありますが
    縮尺とか、相変わらずかなりメチャクチャです

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  • 09/12/15 15:45

    そのとおりですね

    >>若い人が個人旅行するには、ホテルよりゲストハウスを紹介するほうが適切です。


    自分がラオスを旅行した限りの印象においては
    ラオスというところは、若い旅行者がたくさん旅行しているところです。

    ラオスという国自体
    まだまだパックツアーのような
    仕込まれた旅には向いていない場所であり
    どちらかといえば、高級ホテルなどより、安宿の紹介が豊富であるほうが
    はるかに意義のある場所です

    ラオスの新刊がこんなだと
    自分はむしろ1つ古いバージョンのほうを使うでしょうね。
    地球の歩き方を使うとすれば、ですが。

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    K28さん

    K28さん、トピの意図をよく理解した回答をありがとうございます。あなたは聡明な人ですね。

    ラオス編は若い旅行者が持って歩くのに適した内容であってほしいと思います。

    前の版は安宿の掲載がカタログ的で、宿の紹介が少なかったのですが、宿を探すときには便利な一冊でした。
    電話番号簿としてもね。

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