昨日のこと、渋谷の紀伊国屋のレジで支払いをしていたら、右隣の人がJALカードを出している。19日に更生法申請、倒産・・・・とまで書かれているのに、まだJALカードを使うか?と思っていたら左隣りの人もJALカードを出している。・・・・・
ご存じのとおり、紀伊国屋は「特約店」なので、「マイルが2倍」なのだけど、紀伊国屋側は、(建て替えられた)本の代金がJALカードからきちんと支払われると信じているのだろうか?
http://www.jalcard.co.jp/profile/history.html
いろいろと見ていると、JALカード自体に三菱東京UFJが約半分くらい出資しているので、DCカードの一種(ハウスカードはもうすぐ廃止とのこと)ということで、JALが倒産しても、そのままカード会社の債権が差し押さえられる訳ではないのだろうけど・・・・使う方にとっては、拒否されなければ、「使い勝ち」でしようけどね。
私は昨年の「イギリスのどこかの金融機関(調べたけどよく分からず)がJALとの取引を拒否した。(後に撤回)」の時点で、もう(決着が付くまで)JALは使わない。と決めているけど、今日の近ツーの広告では(すみません、KNTてすね。)いまだに「JAL直行便で行く○○」という商品がある。そんな飛行機が飛ぶって、何をもって「確信」しているんだろう?
三大銀行が提出した「公的整理(更生法の申請)をした場合のシュミレーション」というのでは、最悪運行停止が考えられて、足止めをくらう邦人旅行客はアフリカにも及ぶだろう。と出ていたそうだけど、公的整理をしたくない彼らの脚色を差し引いたとしても、外国の石油会社とかが、自国で倒産した会社に燃料を売るものなのか・・・・見ものですね。
マイレッジだって存続はしても、「率」が悪くなることは必至・・・東急プラザカードだったら3%ポイントで返してくれるし、もうすぐ紀伊国屋ポイントカードが始まったら、都合4%引きだよ。・・・・おっと、関係ないか・・・。
ちなみにUA、AAは絶対つぶさない。と思っていた私はUALの株を持ったままチャプター11申請まで付き合い・・・・シカゴの連邦破産裁判所なんかからもレターが来たけど、こればっかしは自己責任・・・で、紙くずになりました。株主は責任を取るべきだけど、お客まではね・・・・あとは多分初めて経験する「優待券」の扱いでしようね。いまはちょうどたくさん出回っている季節だし。・・・ということで、今からどういうことが起こるか、興味深いです。