レポート

以前、 ヒマラヤ 展望ハイキング旅程 についてQ&Aで質問致しました。

公開日 : 2010年02月08日
最終更新 :

お陰様で行って参りました。
2010年1月13日からのプーンヒルトレッキングについて、恩返しを兼ねてレポートします。

【プーンヒルトレッキング】
個人で手配しました。ホテルでガイドさんとポーターさんをお願いしました。
ガイドさん達はいなくても(生活道路の石段を登るだけなので)トレッキングは出来そうです。
が、ネパールトレッキング経験が無く、心配性な年寄りの両親を連れて「スムーズ」な旅をする意味では、頼んで正解だったと思います。現在地の説明から注文・支払に至るまで終始手配してくれました。

ポカラでは、HOTEL TRAVEL INN(地球の歩き方に記載/ツイン10$・シングル4$)に事前連絡を取り、日本語ガイドさんをお願いしていました。ポーターさんは突然の前日夕方でも手配してくれました。
(日本語ガイドで20$契約でしたが、予定のガイドさんが戻って来れず、英語ガイドのナランさんと行く事になりました。親切なガイドさんで、私のカタカナ英語も理解してくれました。ポーターのラリさんも道に詳しく親切でした。)

併設の旅行会社は、オーナーの弟さんでリシさんという方が仕切られていて、日本で仕事をされていたので日本人の性格を良く理解されており、日本語もペラペラです。ガイドもされているので、沢山のトレッキング用品レンタル店と顔見知りで、良いものを安く借りてくれました。

トレッキングに必要なTIMEとACAP(パーミット)は、レイクサイド中心からダムサイド方面に15~20分程歩くと観光局があってそこで発行して貰えます。私の時は窓口営業時間が10時~16時でした。時期により17時までやっているそうです。ACAPはここで取得しましたが、TIMEはガイド同行のものをホテルで作ってもらいました(200Rs)。写真は2つ合わせて4枚必要でした。

当日の11時にACAPを取得した事と、父が古傷の膝痛を再発した事から、登りに3日・下りに2日の、普通より1日多い4泊5日となりました。
ガイドさんが「昨年はナンゲタンティー辺りから雪があり、道も凍っていて、山の景色も良くなかったけど、今年は暖かくて雪もないし山もキレイなので運が良い!」と言われました。
プーンヒルのご来光は6時50分でした。(下ゴレパニから1時間、上ゴレパニから45分で着きます)
山の下り道、ストックを借りて歩いていた母は膝が何ともなかったのですが、私と父は痛めました。同ルートを歩いていた韓国の学生さん達も痛いと言っていました(笑)。
ホテルへの帰り道は、急遽手配してくれたバンで、ダンプスとサランコットに行って来ました。ガイドさんは、ダンプスまでフェディ-やカーレから歩いて2~3時間と言っていましたが、4時間必要だと思います。
ツアーにしなかったお陰で、体調に合わせたトレッキングと観光が出来ました。

持ち物は、シャツや股引等の着替えを3替り、厚いダウン、薄いダウン、ダウンの寝袋、食あたりの薬、絆創膏、耳栓、爪切り、シャンプー・石鹸、大判のウエットティッシュ(寒くてお風呂に入れない必需)、除菌ウエットティッシュ、トイレットペーパー、使用済みトイレットペーパー入れ、手袋、帽子、手軽なトレッキングシューズか履き慣れたスニーカー、ホッカイロ、ペンライトで充分だと思います。ロープは便利でしたが無くても干す場所はあります。
水筒を持って行きましたが、40分毎にペットボトルが売られていますし、プーンヒルも早朝歩いてる間は熱いのでお湯は必要ないです。頂上には熱いお茶屋さんがあります。

【航空券】
トリプバン空港に到着後、事前に日本語メールでやりとり出来た、Earth Travel Nepalの社員さんと建物の外に出た所で会い、イエティ航空のポカラ往復航空券とお願いしていた小額の両替を受け取りました。親切に国内線乗り場(500m位歩く)まで案内して貰いました。
ポカラ(千円・~769Rs)よりもタメル(千円・~798Rs)よりも良いレートで両替してくれました。

【ご飯】
タイ及びネパールの香辛料にやられ、吐き気と腹痛に悩まされました。トレッキング中は水しか口に出来ない状態でしたが、1回だけ野菜ヌードルスープを伸びきらせたら何とか食べられました。
ポカラでレイクサイドの「古都」とダムサイドの「アニールモモ」に行きました。ザ・日本風を楽しむなら「古都」、味なら「アニールモモ」だと思いました。(レイクサイドからタクシーで日中は100Rs、夜は150Rs~200Rs、徒歩なら45分)
アニールモモさんは日本人のお客さんが多いらしく、私達が20時頃行った時にも大阪の若い男性がいらっしゃって、色々なトレッキングのお話や注意点等教えて頂きました。今思えば今後のトレッキングの為に、連絡先を教われば良かったと思いました(笑)

情報を下さった皆様、本当にありがとうございました。

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2件のコメント

  • 10/02/09 12:48

    レポートありがとうございます。

    tap-girlさん、お帰りなさい。

    楽しいトレッキングだったようでなによりです。
    詳細なレポート、ありがとうございます。
    楽しく、懐かしく、読ませていただきました。
    又、トレッキングはスタイル、時期などによって、いろいろなことがあります、参考になることも多かったです。
    多少の質問と私の情報なども織り交ぜて、書き込みさせていただきます、記憶のある範囲で結構ですので回答お願いします。

    「プーンヒルトレッキング」
    私はまだ経験がありませんが、山は見る位置によって異なり、それぞれに趣があると思いますので、いつかは行ってみようと思いました。
    ポカラのHOTEL TRAVEL INNはお薦めですね、値段も高くないです。
    ガイドのナランさん、ポーターのラリさんも。
    HOTEL TRAVEL INNに泊まって、ナランさんとラリさんを指名する。(笑)
    ガイド料、ポーター料はいくらでした?

    TIMSはACAP事務所で取れるし、ガイドを雇うときはゲストハウスでも取れるとか、カトマンズではゲストハウスで作れなくて、トレッキング業者に頼むと500Rと言っていました。
    私は時間があったので、自分でエベレスト街道とアンナプルナ・B・Cの分もカトマンズで取りました。
    3月15日から、有料になり、個人だと20ドルかかるとか。

    沢水で場合によっては、プーンヒルまででも道が凍結している、足回りには注意が必要ということですね。
    アイゼンを持って行った方が良いということですか?
    レンタルもできるでしょうが。

    「航空券」
    航空券などの手配は日本語でやり取りのできるEarth Travel Nepalがお薦めですね。
    ホームページもヤフーで検索可能でした。

    「ご飯」
    ベジ・ヌードル・スープ、私も何度か食べましたが、麺が伸びていることが多かったです。(笑)
    昨年はエベレスト街道、その後、初心者の方と同行でしたので、ふりかけをいくつかとフライド・ガーリック、フライド・オニオンを持って行きました。
    ヌードル、スープ等にオニオンやガーリックを入れたり、プレーン・ライスとスープをを注文し、ふりかけをかけて食べました。
    こうすると、プレーン・ライスでも結構、全部食べられましたよ。

    「アニールモモ」には入りませんでしたが、「古都」には一度だけ行きました。
    雰囲気は良かったけど、サービス料や税金が付いて、メニューの料金より高くてびっくりでした。

    私は、確か斜め向かいにある韓国料理店に良く通いました。
    プルコギも豚と牛がありました、牛はどこから入ってくるのか・・・?
    韓国風海苔巻、冷麺、チジミも美味しく、ボリュームもありました。
    チジミは**パンケーキとメニューに出ていて、チジミと言っても通じませんでした。(笑)

    次回はアンナプルナ・B・Cとか。
    ポカラ、サランコットの丘からの景色も素晴らしいですが、やはりBCで見る景色は最高です。
    昨年は2度目でしたが、BCでは3泊して、のんびりしてきました。
    ほとんどのトレッカーは昼ころ着いて、翌日の朝には出発、ここまで来て24時間も滞在しない手はありません。
    見て飽きることのない雪山の景色、ちょっとした山登り、満点の星空、本当にBCでしか味わえない絶景、何度でも行きたくなりますよ。

    今後はこれらの経験から、珠にはQ&Aを覗いていただき、アドバイスしていただきたいですね。
    質問はされるけど、レポートをお願いしてもそれっきりの方が多く、生きた、生の情報は少ないですから。
    お薦めの旅行業者、ホテル、ガイド、ポーター・・・

    これからもよろしく。

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    帰ってまいりました。ありがとうございました。

    いつも情報をありがとうございます。

    皆様へのお礼と、これからの方々へ何かのお役に立てればと思いレポート致しました。
    私も時折Q&Aを覗こうと思いますが、このトピックスに返信して頂ければ、初体験者ですがお役に立てればと思います。

    HOTEL TRAVEL INNの宿泊費はローシーズン料金だったのかもしれませんが事前予約メールで、地球の歩き方の読者割引を適用して貰いました。
    空港からホテルまでのタクシー代(200Rp)が無料になるかもしれませんので、事前にメールしてみて下さいね。

    ガイド&ポーターさんですが、ガイド→20$・ポーター→15$でした。
    当初日本語が出来るガイドさんの条件で20$だったので、98%が英語のナランさんは、本来もう少し安くても良かったのかもしれませんが、ヨーロッパ人に一番人気のガイドさんと云う事でしたのでOKしました。
    道中、ナランさんとラリさんでお話をして貰いながら(どうやったらしんどい階段道を笑いながら歩けるのか・・・(笑))歩いて頂き、要所要所でサポートして貰いながら行きました。噛み合っていない談笑を適度に交えつつも、気を遣って会話を続ける必要は無く、却って良かったです。
    ガイドのナランさんは山小屋等でニュースもチェックし、部分日食を教えてくれたりしました。
    ラリさんは多分ポータルガイドさんだと思います。英会話が堪能で気遣いも細かいです。

    HOTEL TRAVEL INNのトレッキング手配のボスであるリシさんが、本当に日本人的な細やかな性格でしっかり指示されていたので、その良い影響があるのかもしれません。
    途中でお会いした方に「日本語が話せても、英語が話せても横柄なガイドさんは多いですよ」と教えて頂きましたので、仮に8$位高かったとしても惜しくないと思えました(笑)

    路面については、父の感想ですが(大昔山岳会所属)、
    プーンヒルトレッキングは、雪が降ったとしても靴底の溝がそれなりに深いものを履いていれば、石段を登るだけなのでアイゼンは必要無く、ストックは扱いに慣れていればあった方が良いそうです。
    雪が無かった今年の状況は、海抜2300mを越した辺りから、沢水が流れている部分(幅20㎝~10m)と日陰が凍っていたり霜がありました。
    日本食のアニールモモでお会いした、急遽休みが取れたと云う関西の40才男性(今思えば本当に連絡先を聞いておけば良かったですね(笑))は、アンナプルナB.Cを異常気象のドカ雪の時に経験されたらしく、アイゼンは必要かお聞きしたところ「要りませんよ」との事でした。
    因みに、この親切な男性はネパールに6回程トレッキングで来ているらしく、アニールモモさんのご飯はどれを食べても外さないとの事でした(笑)

    Earth Travel Nepalのスバトラさんという女性がメール応対をしてくれたのですが、メールの返事も早いですし、社内の伝達・連絡も完璧で「首に黄色のハンカチ巻いてるから見つけて下さい」もしっかり伝わっていました。
    航空券料金は手配料不要で175$と、正規料金より安かったです。

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  • 退会ユーザ @*******
    10/02/08 07:03

    Re: 以前、 ヒマラヤ 展望ハイキング旅程 についてQ&Aで質問致しました。

    tap-girlさん。
    素敵な思い出が出来たようで、良かったですね。
    ご両親にも親孝行が出来ましたね。

    それだけ良い思い出が出来たのですから、費用が安い,高いなんて問題外ですね。お金よりも良い思い出ですものね。
    ご両親の喜ぶお顔が見えるようです。

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    本当にそうですね!

    こんにちは。その節は大変お世話になりました。

    私は比較対照する登山経験がなかったので感動が薄かったのですが(笑)、両親は「一生の思い出になった」と大喜びでした(笑)
    自己満足ですが、良い親孝行が出来ました。

    本当に費用が高い安いは問題外でした(笑)。
    ガイドさんを付けないより付けるメリットが大きいとおっしゃって下さった方に感謝です。
    事前に自分なりに相場を調べて、今後の日本人旅行者さんに迷惑が掛からないようにしたつもりですが、恐らく旅慣れた方々からみると「なんて無駄遣いな・・・」と思われるかもしれません。ごめんなさい。

    父が膝に心配があるので行けるかどうかまだ分かりませんが、アニールモモでお会いした大阪の男性から「アンナプルナB.Cは涸沢カールより凄く景色が良いですよ」に心惹かれ、次回行ってみたいと思います。

    色々とありがとうございました。

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