レポート

グラナダ アルハンブラ宮殿近くの靴磨きおじさんに注意

公開日 : 2010年03月25日
最終更新 :

3月上旬にグラナダのアルハンブラ宮殿に行ってきましたが、靴磨きのおじさんにぼったくられてしまいましたので、今後旅行される方のため報告しておきます。普通に対処すれば防げます。

私は女性の一人旅だったのですが、宮殿のチケット売り場に向かう坂道を歩いている途中で
人の良さそうなおじさんに声をかけられ、「チケット売り場はこっちだよ」と教えてもらいました。
少し道に迷っていて不安だったので、正直助かったと思いほっとしました。
いろいろ親身に話しかけてきたので少し会話しているうちに、頼んでもいないのに靴磨きをしてきました。
本当はそこで断って逃げなければならなかったのですが、こちらに心の隙があったのでしょう、話術に乗せられ、うまくつけこまれてしまいました。
5ユーロ要求されましたが、「こっちは頼んでいないよ」などと主張すると、4ユーロまではまけてもらいました。
人通りが少なかったこともあり、これ以上粘るのはかえって危険かと思い、あきらめて4ユーロ支払いました。

この日、他の一人旅の女性と話す機会があったのですが、同じ場所で同じ人物に同じ手口で話しかけられたそうです。
その方は別の国で靴磨きぼったくりの話を聞いていたそうで、即座に断って逃げたそうです。
日本に帰ってきてから色々HPを見ていると、結構以前から同じようなことをしているようですね。

以下に私が遭遇した靴磨きおじさんの情報をまとめておきますので、アルハンブラ宮殿に行かれる方はご注意を。

・風貌:50代くらい。白髪で頭頂部は禿げています。手に靴磨きの道具(木箱とタオル)を持っています。
・場所:アルハンブラ宮殿のチケット売り場に行く坂道の途中。私の場合、ホテルの場所の関係で正規ルートともいえるヌエバ広場からの坂道を登らず、人通りの少ないちょっと外れた道を歩いおり、そこで遭遇しました。
・手口:「道を案内してあげる」という風に親切そうに近づいてきて、世間話をする。会話しているうちに頼んでもいないのに「靴が汚れてるから、磨いてあげる」ともちかける。
・対策:人通りの少ない道を歩かない。「靴を磨いてあげる」と話しかけてきた時点でハッキリ断って立ち去る。どうやらしつこく追いかけたり、暴力的な手段にでたりはしない模様。

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9件のコメント

  • 先日(2014年3月7日)、その人に会いました。

    私もその人に会いました。結構有名みたいですね。

    「ジャパン?チャイナ?マレーシア?」と聞いてきて、「ジャパン」と答えてしまったら、
    「オハヨウゴザイマース」と言いながら握手をももとめてきました。
    なんだか態度と笑顔が気持ち悪かったので、足早にさろうとしたのですが、つきまとってきました。
    また、日本人が知ってそうな地名や人名を連呼してきて、こちらとの距離を縮めようとしてきました。
    その後、急に足を掴んできて、強引に靴を磨き始めました。
    こちらがなんども断っているのにやめませんでした。

    磨き終わったあと、顔から笑が消えて「10ユーロ!」とほざきました。
    ムカついたので怒りました(ちなみに日本語で)。
    胸ぐらや髪の毛を掴んだり、持ってた折りたたみ傘で殴る素振りをしたら、
    さすがに去っていきましたよ。

    日本人だからなめてるんでしょうけど、強気な態度でいれば大丈夫だと思います。
    以前海外経験の豊富な先輩から、
    「知らない言葉でべらべら喋ってくる人は少し怖い感じがするど、それは相手も同じ。
    日本語でもいいから怒鳴ったり、大きい声出すのがいいですよ。強気な態度をとることが必要だよ。」
    と言われました。

    そもそも相手はじじいだから、走って逃げればよかったんですけどね。


    このじじいはやり慣れているかんじだったから、おそらく被害者も多いと思います。
    このページをたくさんの人に見てもらいたいですね。

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  • 10/03/27 22:25

    「ぼったくり」というのは、どの程度までの状況を言うのか

    と思いながら、ネットを見ていたところ、おもしろい定義らしきものがあったので、紹介します。

    アンサイクロペディアに曰く、
    「詐欺の一つであり、最終的には力ずくの単純かつ強引な商法である。
     力ずくの商法がはたして詐欺と言えるのかは疑問である。
     基本的に騙す事よりも、騙した後にどうやって強引に金を奪うかが問われる。
     普通の詐欺は、騙されたと気が付かずにお金を払うが、
     ぼったくりは騙されたと気づいた後に金を払わされる。」
    (ふ~ん・・・なかなかおもしろそう。)

    「ぼったくり」の使われる範囲は、普通は「法外な金額」が使われる条件の一つだと誰でも考えるが、
    この定義によると、金額の多寡には言及してなく、
    騙されたことと、力づくで金を払わされることが条件のようだ。

    そのほか「ぼったくり」の使われ方としては、
    最初に料金を払うもので、内容が期待したものより劣るものであった場合、
    例えば、コンサート、CD、ゲームソフト等の内容が貧弱、バスや電車の乗り心地やサービスが劣るなど、
    また、役人などが賄賂を要求する場合(外国などでの旅行、金額が少なくても)も使われるようだ。

    俗語だから、使われ方は変化するだろう。

    投稿者のケースで、最初の定義(?)に沿って考えてみると、
    最初、騙された、という状況といえるのか。
    あれよあれよという間に靴を磨かれたわけだし、
    金銭を要求されたときに、「こっちは頼んでいないよ」などと主張すると、
    4ユーロまでまけたと言うことだから、相手は、勝手に磨いたことを認めたも同然であろう。
    このケースでは騙したと拡大解釈してもよさそう。
    催眠商法と言うべきとの投稿もみられ、だましの一種でしょう。

    二つめの、「力ずくで払わされる」というのは、
    女性とおじさんの1対1だし、場所がスペインと来れば、
    危険があることを考えれば払わざるを得ないわけで、
    「力ずくで」払わされた状況なのは間違いない。

    投稿者が、騙されたと分かって支払いを拒否しようとするのを、
    何とか強引に取り立てようとするおじさんの必死な表情が浮かびますね。
    (定義の後の方のくだりに書いてある内容です。)

    いつの間にやら磨かれた、磨いてもらう意志はなかった、力関係を考えれば払わざるを得なかった、
    という条件があるわけだから、広義の「ぼったくられる」を使っても、許容されるべきだろう。
    (と勝手に独断的解釈をしてみる。)


    ちなみに、「ぼる」は広辞苑に出ているが、「ぼったくり」は出ていない。
    「ぼる」ほどに一般化した言葉とは認められていないのでしょう。
    「ぼる」は、私が子供の頃、明治生まれのおばあさんが使っているのを聞いたことがあります。
    「ぼったくり」は、比較的新しいんじゃないですかね。

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  • 「ぼったくり」は言い過ぎではありませんか?

    私も途中まで似たような経験がありまして、予備知識のないままローマのコロッセオ前で仮装兄ちゃんに声をかけられたことがありました。しかし、「お、この雰囲気は何かやべえぞ」って気づいてすぐに断りました。
    他にも、自販機付近で普通に声をかけられて、小銭の両替をして欲しいのかと話を聞いてみると単なる乞食だったとか。
    お金を要求しそうな人というものは、国内海外問わず最初の雰囲気で分かるものです。
    上手にあしらうか快く善行を積むかです。逆恨みは筋違いです。

    ≫「靴を磨いてあげる」と話しかけてきた時点でハッキリ断って立ち去る。

    ってこれ、当たり前です。国内で同じように50代男性に声をかけられて磨かせますか?しないでしょ。
    しかも、靴磨き道具を持っていたなら商売してると分かります。
    磨かせたのに4ユーロで「ぼったくられた」だの「手口」だの発言は酷いです。
    「ぼったくり」の部分だけでも謝罪訂正して下さい。

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    確かに

    「不要な靴磨きを強要されお金をせびられた」位の表現が適当で、「ぼったくり」は言いすぎでしょうね。その一方で訂正はともかく、謝罪する必要はないと思います。みなさんからも既にこれだけ指摘を既に受けていますし。

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  • 靴磨きといえば思いだします

    世界をボロ靴履いて歩き回っているといろいろな靴磨きやに遭遇します。

    お隣の韓国、知人と喫茶店でコーヒーを飲んでいたら足元から靴を脱がし何処かへ持って行ってしまいました。
    暫くすると磨かれた靴を持ってきて金を請求されました。
    知人に聞くとこれも韓国文化?とか。

    お隣の中国、街のスパに行きました。
    最初に下足番のような所で靴を預けて風呂でリラックス、帰り際に会計をすると靴磨きの料金も含まれていました。
    もちろん磨いてくれとは頼んでいません。

    気が弱い私、異国で現地の人ともめるのが苦手なので言われるままに払いましたが、あれで法外な金額だったらまさに「ぼったくり」なんでしょね。



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  • 退会ユーザ @*******
    10/03/26 12:11

    Re: グラナダ アルハンブラ宮殿近くの靴磨きおじさんに注意/あら、まだご健在なんだわ~

    小心者さん、こんにちは。

    私も遭遇しましたよ、アルハンブラ宮殿前の坂道で、靴磨きのおじさんに。
    2003年のことですが、同じ人かしら?
    だとすると、なかなかの老舗ですね!

    そのときはこんな具合でした。
    主人と二人宮殿に向かっていると、そこそこの年配の小柄なおじさんがにこやかに近づいてきて、道を教えてあげよう、と言う。
    私が「これは近づかない方が.......」と言う間もなく、主人は、こりゃ助かったという感じでついて行ってしまって。
    道の脇によったところで、やおら靴磨きを始めようとするから、さすが主人もおかしいと気がついて断ろうとしましたが、ただでも、と思い、1ユーロ(!)だったかしら、渡したら素直に別の顧客?をゲットすべく離れて行きました。

    主人は、今でも、別にぼったくり、とか、そういう印象は持っていないようですよ、たまに思い出話に出るときも。まあ、路上での一種の商売と思われたら如何でしょう、待っていては客は来ませんものね。
    お怪我とかなくて何よりのこと。おじさんを喜ばせてあげた、と受け止められたら如何でしょう。
    他の国でも、花売りとか、ミサンガ売りとか、いろいろ遭遇しますよね。
    意に沿わないときは、上手に断れるといいですね。



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  • 「ボッタクリ」ではなくて、「催眠商法」かな?

    小心者さん、どーも。

    他の人からもレスが付いてますが、
    靴を磨いてもらって、4ユーロ(5百円)だと、
    「ボッタクリ」とは言えないでしょうね。

    ただ、小心者さんは、靴を磨いてもらうつもりがなかったのに、
    なんとなく雰囲気で、アレアレという間に、
    靴を磨かれてしまったわけですから、
    「催眠商法」にかかって、羽毛布団を買わされたようなパターンではないでしょうか。

    正直、日本でも、街角で靴磨きをしてもらう人は、ほとんどいません。
    ですから、普通の日本人が、海外で靴磨きをする気持ちになるはずがないわけです。

    つまり、靴を磨かれたら、ボッタクリ料金を請求されると、覚悟すべきでしょうね。
    そういう意味では、5ユーロならば、払ってしまうでしょう。

    そこを、小心者さんは、5ユーロを4ユーロに値切ったわけですから、立派ですよ。
    4ユーロで、話のネタが出来たのですから、ある意味いい経験だった、と言えます。

    これだけではなんですから、僕の「靴磨きネタ」を記憶から探ると、
    僕はいつもスニーカーなんですが、インドではスニーカーを磨こうとした子供がいました。

    そうそう、僕が実際に靴を磨いてもらったのは一度だけ。
    ハノイでした。

    --------------------------------------------------
    http://tabi.yumenogotoshi.com/2002/vietnam14.htm

    靴磨きの少年は、5千ドンと声をかけてきた。
    5千ドンは40円くらい。

    それを一応値切って、3千ドン(24円)にする。
    靴を持って逃げられないように、見張りながら、道端で磨いてもらう。

    ところが、僕の靴は靴底にヒビが入っていた。
    実は、この旅で履き潰してしまおうと考えていたくらいのおんぼろ靴だ。

    この少年は、その靴底の割れ目を見つけて、すぐに「これは修理しなければ」と(片言の英語で)言う。
    そして、接着剤を靴底のヒビに流し込んでくっつけた。

    僕はそれを、ボーッと眺めていた。
    さて、靴を磨いて靴底に接着剤を入れて、少年は「靴の修理代を含めて、5ドルだ!」と言う。

    おいおい、5ドルもあれば、ベトナムでは立派な革靴のニセモノが買えるよ。
    僕は4ドル、3ドル、2ドルと5千ドンと下げていった。

    しかし結局、3万5千ドン(280円)で決着した。
    正直、靴底の割れ目を修理してもらったというので、うれしかったんだよ。

    ただ、靴を履いて歩いていって、ホテルへ戻ってみたら、元に戻ってたけどね(笑)。
    結局、最初から靴を磨かなければよかったんだよね。
    --------------------------------------------------------------------
    僕はベトナムで280円もボッタクラレました(涙)。
    ですから、スペインで5百円は良かったと思いますよ。

    みどりのくつした



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  • 退会ユーザ @*******
    10/03/25 16:50

    いくらならボッタクリでない?

    あなたの金銭感覚ならいくらならボッタクリではないのでしょうか。
    タダで靴を磨いてと思っていたのではないと思うのですがーーー、でなければ磨く前に料金交渉する
    これは当たり前のこと。

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  • Re: 靴磨きおじさん

    スペインの失業率は20%だそうです。
    おじさんも、仕事がなくて、やむにやまれずやっているのかも・・・
    「喜捨」だと思って払ってあげるのも一案かも。

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  • 金額的には・・・・

    >靴磨きのおじさんにぼったくられてしまいました

    金額的にはぼったくりではないように思いますが・・・
    因みに日本での靴磨きの料金はご存知ですか?

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    東京で600円だそうです。

    彝驫靉さん、おはようございます。

    1ユーロ125円で計算すると日本と同じくらい。
    ユーロが円に対して高すぎる(と私は思いますが)のは靴磨きおじさんのせいではありませんしね。

    靴磨き屋さんが目に留まる浅草駅は東部電鉄乗客へのサービスで400円だと言う噂を聞きました。