レポート

教育TVの語学新番組、EURO24

公開日 : 2010年04月12日
最終更新 :

かつて、TVの語学番組といえば、著名な大学の先生が出
てきて動詞の活用を繰り返しさせるものでした。でも、NHKも
いろいろ考えて、近年は、年が改まる度に面白くなっています。

この4月から始まった EURO24 は、画期的です。
仏、伊、独、西の4つの言語で、おなじストーリーにそって24回シ
リーズが進むのです。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/euro24/index.html


今は、長期滞在予定者が パリ、フィレンツェ、ベルリン、マドリードの
各都市で、不動産屋に連れられてアパートを下見に行くところをやっ
ています。(ローマではなくてフィレンツェです)

実際にロケをやっているので、窓を開けたら見えるのは彼の有名な
○○、というわけで、観光案内にもなります。

4言語のうち1つだけ分かる言語があるなら、他の言語は聞き流して
も、ある程度、ストーリ-が分かります。

EUROの発音は、ウロになったり、エウロになったり、オイロになったり、
それだけでも面白いです。

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4件のコメント

  • 年ごとに波があるような気がしますが・・・。

    語学番組は番組内容もさることながら、本人のやる気とレベルとテキスト内容とテキストの使いようによって
    役に立ったり立たなかったり・・・・と言った印象です。

    初学者用というよりは中級者がブラッシュアップするのに有用な感じですね。
    個人的には去年の春~夏にかけて3カ月間放送してたテレビでイタリア語ウンブリア州編が最高でした。
    特にテキストが秀逸でした。番組中に語られたイタリア語を「全てあますことなく」収録、対訳つき。
    語学番組のテキストは常にこうあってほしいと思いました。
    文法解説とかは他の参考書でも学べるので正直いらない。

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  • なかなか辛口ですね。

    かつてお世話になった私としては、もっと好意的です。

    >『全く役に立たない』と。楽しく学ぶという観点では、何も学べない。
    >と酷評。
    毎回、be 動詞や do 動詞の活用ばかりやっても飽きられるし、
    学校でもできるから意味がない。 
    語学の勉強を継続させるためには、その国に関心を抱かせるこ
    とが大切。視覚に訴えることができるTVの番組では、そこを狙っ
    て現地シーンを多くしていると思います。
    現地の、実際の賃貸物件を、実際の不動産業者(多分)と下見す
    る、というシチュエーション設定は、とても新鮮で興味をそそります。
    (私も経験あり)

    >海外での生活に触れたり、芸術や文化、美味しい食事やワインも
    >楽しみたい。このような女性をターゲットにしているのではないで
    >しょうか?
    マーケティング理論でしょう。昼の NHK-FMは、古い曲ばかり
    かかります。「そこに市場あり」

    >NHKの語学テキストは4月に売れるが、5月、6月と減り
    >続け、8月には全く売れなくなる。
    太古からの現象です。どうやって4月の新規参加者を落後させな
    いか、これが主催者の工夫のしどころだと思います。

    >ドイツ語のローマへの道自転車巡りなどは、観光用のビデオと
    >しては有意義でした。
    しっかり見ておられるじゃないですか。

    語学を音楽に置き換えれば、「名曲探偵アマデウス」はすば
    らしいです。

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  • 弱気なのか強気なのか

    楽しんでいますよ。
    中国語は特に。
    いろいろな意味で。

    BSハイビジョンは廃止の方向で検討されておりますが、個人的には全く反対でして、
    位置づけとして高度な技術的試験波という意味を持たせたチャネルがあってもいいと思っています。
    特殊法人でいられるのはせいぜいあとxx年だと思いますので、4Kか8Kの試験放送を10年前倒しでお願いします。

    どちらかというと教育テレビの方をオンデマンドに特化させた方がいいのではないかと思います。

    語学番組というスタイルそのままな強気、でも数字はとれないよねえっていう弱気。

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  • 10/04/12 19:17

    ターゲットを変えただけでは?

    むしろ、NHKの語学番組は、消えてなくなるのではないかと思っていました。
    ラジオも再放送ばかりで、面白くない。

    一時期、NHK語学番組は、若いタレントの登竜門でした。下手くそで、あまり
    賢くないが、ギャラは安いか、宣伝費としてただ同然で使っていたのでは。

    非正規雇用が当たり前になってきてから、若い女性の憧れの的である欧州に
    若い女性が行かなくなりました。ブランドバックを抱えていたのも、今となっては
    昔話。これに代わって台頭したのが、最後の正規雇用世代。ある程度金を稼ぎ、
    自立心もある。下手な男と行くよりも、一人で楽しみたい。激安弾丸ツアーでは
    なく、海外での生活に触れたり、芸術や文化、美味しい食事やワインも楽しみたい。
    このような女性をターゲットにしているのではないでしょうか?

    NHKの語学番組が役立つかに関しては、以前にICUか上智大学の学長さんが指摘して
    いました。『全く役に立たない』と。楽しく学ぶという観点では、何も学べない。
    と酷評。私も同じ意見です。NHKの語学テキストは4月に売れるが、5月、6月と減り
    続け、8月には全く売れなくなる。このため、10月に新規と銘打って再放送で、
    また売り込もうとしているとか。ただし、中級者を考慮している点は良いと思って
    います。生の言葉が聴けるのはせめてのも救いでしょう。娯楽番組として観るには
    良いと思います。昨年再放送されたスペイン語のレストラン巡り、イタリア語の
    ヴェネチア散策、ドイツ語のローマへの道自転車巡りなどは、観光用のビデオと
    しては有意義でした。個人的には、ドイツ語の児玉清が好きでした。インテリ、
    博学で、某首相経験者が全く違う方向の人だっただけに、出身大学の名誉回復にも
    貢献していたはずです。

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