上海に滞在した場合

上海生活はピンキリなのだ

heo gaさん、どうも。

生活費に関しては、最後に書きます。

私は上海に９７年から住んでいます。
その前は北京に1年、大昔、８４年から３年間は天津に住んでいました。
その体験からお話をします。

まず、「空気の汚さ」ですが、
私は上海と横浜を行ったり来たりですが、横浜に比べれば汚いんでしょうね。
いや、それは、鈍感な私でも、横浜に帰りますと、そう感じたりします。
しかし、上海にいて、空気が汚なくて、もう我慢が出来ないってなことは、
今まで、全くありませんでした。
今はやっていませんが、昔は、毎朝、上海の街をジョギングしていましたが、
なんともありませんでした。
でも、まあ、私ほど鈍感でない人は、気になるのかもしれません。
敏感な人は、もしかすると我慢できないのかもしれません。

次は気候についてです。
横浜との比較になりますが、夏は横浜より暑くて、湿度も相当高いです。
３６・７度は当たり前、３８・９度になることもたびたび・・。
冬は、横浜より緯度的に相当南に位置しますが、横浜より寒く感じますね。
それは、湿度のせいかもしれません。骨にしみて来るよう寒さとなります。
また、冬場にも、よく雨が降ったりします。
私は冬ですと、北京のほうがよいですね。
北京は庶民のアパートにも暖房が入っていますが、
上海ですと、高級なマンションでも暖房は入っていません。
自分でエアコンかけたり、独自の暖房設備をしないといけません。

さて、最後は生活費です。
コレが難しい。住居費もピンからキリまで。
地方からの出稼ぎ者は、３００元の部屋に４・５人で住んでいたりします。
上海で会社員として働く、地方からの若者は、
２０００元のワンルームマンションに住んでるかもしれません。

日本の駐在員家族は３万元の家に住む人も、５０００元の家に住む人もいます。
現地採用の日本人の若者でも、１０００元の家に住んでる人もいるでしょう。

また食生活も、1日５０元で全く問題ない人もいますし、
朝飯に１００元使う人もいます。
なんせ、ピンからキリなのです。
すべてが、そうなのです。
日本で格差が広がって、大変だどうのこうのと騒いでいますが、
そんなの屁だよ、と感じるくらい、上海は、もっと格差社会なのです。
いや、だからこそ、
それぞれの生活レベルにあった生活の場が、いくらでもあるのです。

heo gaさんが、どの生活のレベルで生活するかで大きく変わってくるのです。
住居費を別にして、食費だけを考えますと、
1日１００元平均で、月に３０００元だとしますと、
日本食にこだわらなければ、結構、贅沢できるかもしれません。
ビールも毎日２本飲めて、月に1回くらいは、食べ放題飲み放題の日本料理屋で、
タップリ食い溜め出来るかもしれません。
慣れてきましたら、月当たり１５００元でもOKになるかもしれません。

人民元１００元は、銀行で換金しますと、日本円で１３５０円くらいにしかなりません。
しかし、実際の使い出は、４０００円から５０００円の感覚でしょうか・・・
上海は物価が高いので、もっと、内陸に行けば、７０００円から１００００円に
感じられるところもあるかもしれません。

こまごまと、もっと聞きたいというなら、
私のほうに直接連絡してくれても構いません。

ホテル住まいをお考えですか？

でなければ十分に下準備をなさったほうがいいですよ。
1年分前納とか家具付きとか、いろいろ。