続き 5

しばらくして2人ほど男がやってきた、手にはアタッシュケース。カードをきりに来たらしい。

別の部屋にサニーが行き、ちょっと来てと自分を手招きするので行ってみると、今から質問をあの2人の男たちにされるから、私が買いましたと言って下さい。と言われる。

分かったよと自分。そして日本語で、あなたはいくら払いましたかと聞かれるが、サニーがヒンディー語で答える。

その後、マニヤーと呼ばれる機械をアタッシュケースから取り出し、自分のカードの上に複写の領収書が重ねられスクラッチして、その後サインして一応仮に買った事にするという取り引きは終わった。その後ポストオフィス(DHL)に宝石を行き自分の家宛てに送った。

その後デリーに戻るまでの3日間ほどそいつらとほとんどの時間を、映画館や、お寺にいき、夜は酒やカレーを彼らの家で飲み食いし、タクシーがギリギリ捕まる時間までいた。

今思えば、監視されていたんだろう。

この取り引の話を人にするなと言っていたのは、カトマンズやデリーでは有名な詐欺グループらしいし、俺が詐欺だと気づかないようにフレンドリーに、接し少しでも詐欺だと気づく時間を稼ぎたかったんだろう。

取り引後に、良かったらホテルをチェックアウトして、この家に寝泊まりすればいいと言われた事からもわかる。

断ったが。

気づいたのはデリーに戻って、この取引の話をインド人にしたところ、それは有名な詐欺の話だと教えてもらって分かった。

Yahoo!の検索で、タメル 宝石詐欺で自分とほぼ同じ取引をした人が沢山いたことがわかり、詐欺だと確信した。

それに4月5日の時点でカードの請求明細にアクセスしたら25万円程支払い義務が起きていた、

VISAとmasterの二枚のカードで2500$ずつ、合計5000$(50万)の支払い義務が現在起きていて、詐欺と気付いた日4月5日にカードはすでにストップたがそれも、意味はなく。

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