このところ、山梨、長野産ワインは案外ハマり気味なのですが、他県産のワインはあまり飲んだことがありません。で、東北では最大のワイナリーと言われる高畠ワイナリーの収穫祭に行ってきました。
ちなみにあまり「うんちく」に走らないように気を付けますが、でも、やっぱりうんちくになるかも。・・・・また、私は白ワインしか飲まない(今もって赤ワインは何がおいしいかよく分からない。・・・)ので、偏りはご勘弁を。
私は元々「西側」の人間で、山形は初めて(通過はありますが)。恥ずかしながら、在来線走る方式の新幹線も今回が初めてで(西側諸国にはこのような乗物は存在しない。・・・・)確かに大宮では新幹線ホームから乗ったのに、踏切がある。・・・・とか、案外乗物の方が楽しかったりして。
高畠駅で降りると「高畠ワイナリー」への看板が立っている。今年は相当数のワイナリーを回りましたけど、道案内は親切な方。ただ、線路を渡ってひたすら歩く・・・のがやや遠い。15分くらいかかったかも。私は当然車では動かないので、このくらいの距離だったらシャトルバスくらい出してくれても、と思いつつ、まあ、帰りは酔いざましでいいか。・・・
始まって15分くらい経っての会場着だったけど、すでに五割くらい人が埋まっていてびっくり。会場の食べ物系模擬店の充実度はすごい。で、コストパフォーマンスも悪くない。
で、肝心のワインは・・・ショップの中で数種類の無料試飲。ここは手じゃく式なので、ある意味好きなだけ飲めるけど・・・・・山形はシャルドネ、甲州がそこそことは聞くけど、シャルドネの新酒もいまいち・・・・あとで、会場の有料試飲で2008年と2001年のシャルドネも飲んでみたけど(一体どれだけ飲んでいるのか?と言われそうですが。)あまり切れがよくない。というか。特に2001年は、これを熟成というのか・・・で、結局、無料試飲と有料試飲五杯で、ワイン本体は買わず。1990年に出来たワイナリーとのことで、私的にはややバブルの時代の名残りが見えたのが懐かしい。ワイナリーに限らず、この頃できたもので今も生き残っているものは「同志」だしなあ。
一番良かったのは、シャルドネの葡萄を圧搾機にかけて、その場で果汁を飲ませてくれたこと。確かにあまーい。・・・山形と違い、山梨では暑すぎていいシャルドネは作れない。と言われたけど、どうなんですかね。
駅に戻ってから、赤湯まで行って、やはり二つばかりワイナリー直営の販売所へ。赤湯は駅から中心部まで歩くと20分くらいかかるので、それなりに覚悟をしないと・・・・。で、名前は出さないけど、某有名ワイナリーの甲州の辛口・・・私は2000円以上のワインは買わないというルールを作っているけど、それを破ってしまった。・・・・を一本買って帰って、家で飲んでみたけれど、これもなあ。・・・・ちなみにあとで山梨の某ワイナリーでこのことを話したら、「やっぱり甲州は甲州産でないと、あははは。」で終わってしまいました。樽で熟成、はいいのだけれども、熟成ってやはり難しそう。というか、私がただフレッシュなワインが好きなだけか。
赤湯温泉の公衆温泉の「赤湯元湯」は風情にやや欠けるけどお湯は最高。200円だし・・・これはお勧めです。
ということで、これだけで「山形のワインは・・・」と語る気は一つもないけれども、少し様子見。というところですかね。