レポート

高畠ワイナリー収穫祭、赤湯温泉

公開日 : 2010年11月15日
最終更新 :

 このところ、山梨、長野産ワインは案外ハマり気味なのですが、他県産のワインはあまり飲んだことがありません。で、東北では最大のワイナリーと言われる高畠ワイナリーの収穫祭に行ってきました。

 ちなみにあまり「うんちく」に走らないように気を付けますが、でも、やっぱりうんちくになるかも。・・・・また、私は白ワインしか飲まない(今もって赤ワインは何がおいしいかよく分からない。・・・)ので、偏りはご勘弁を。

 私は元々「西側」の人間で、山形は初めて(通過はありますが)。恥ずかしながら、在来線走る方式の新幹線も今回が初めてで(西側諸国にはこのような乗物は存在しない。・・・・)確かに大宮では新幹線ホームから乗ったのに、踏切がある。・・・・とか、案外乗物の方が楽しかったりして。

 高畠駅で降りると「高畠ワイナリー」への看板が立っている。今年は相当数のワイナリーを回りましたけど、道案内は親切な方。ただ、線路を渡ってひたすら歩く・・・のがやや遠い。15分くらいかかったかも。私は当然車では動かないので、このくらいの距離だったらシャトルバスくらい出してくれても、と思いつつ、まあ、帰りは酔いざましでいいか。・・・

 始まって15分くらい経っての会場着だったけど、すでに五割くらい人が埋まっていてびっくり。会場の食べ物系模擬店の充実度はすごい。で、コストパフォーマンスも悪くない。

 で、肝心のワインは・・・ショップの中で数種類の無料試飲。ここは手じゃく式なので、ある意味好きなだけ飲めるけど・・・・・山形はシャルドネ、甲州がそこそことは聞くけど、シャルドネの新酒もいまいち・・・・あとで、会場の有料試飲で2008年と2001年のシャルドネも飲んでみたけど(一体どれだけ飲んでいるのか?と言われそうですが。)あまり切れがよくない。というか。特に2001年は、これを熟成というのか・・・で、結局、無料試飲と有料試飲五杯で、ワイン本体は買わず。1990年に出来たワイナリーとのことで、私的にはややバブルの時代の名残りが見えたのが懐かしい。ワイナリーに限らず、この頃できたもので今も生き残っているものは「同志」だしなあ。

 一番良かったのは、シャルドネの葡萄を圧搾機にかけて、その場で果汁を飲ませてくれたこと。確かにあまーい。・・・山形と違い、山梨では暑すぎていいシャルドネは作れない。と言われたけど、どうなんですかね。

 駅に戻ってから、赤湯まで行って、やはり二つばかりワイナリー直営の販売所へ。赤湯は駅から中心部まで歩くと20分くらいかかるので、それなりに覚悟をしないと・・・・。で、名前は出さないけど、某有名ワイナリーの甲州の辛口・・・私は2000円以上のワインは買わないというルールを作っているけど、それを破ってしまった。・・・・を一本買って帰って、家で飲んでみたけれど、これもなあ。・・・・ちなみにあとで山梨の某ワイナリーでこのことを話したら、「やっぱり甲州は甲州産でないと、あははは。」で終わってしまいました。樽で熟成、はいいのだけれども、熟成ってやはり難しそう。というか、私がただフレッシュなワインが好きなだけか。

 赤湯温泉の公衆温泉の「赤湯元湯」は風情にやや欠けるけどお湯は最高。200円だし・・・これはお勧めです。

 ということで、これだけで「山形のワインは・・・」と語る気は一つもないけれども、少し様子見。というところですかね。

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1件のコメント

  • すれ違っていたかも!

    高島たいらさん こんばんわ

    私も収穫祭へ行きました~♪
    といいますか、年に3回位はここに出没します(笑)
    「まほろばの貴婦人」が出始めて頃は かなりのインパクトがあったのですが
    最近は・・・かな?
    某国の原酒とブレンドしてますからね~

    赤湯の「サカイワイナリー」お気に召しませんでしたか?
    ノンフィルター製法なので、ワインボトルに「おり」が沈殿する・・・
    好きな人にはたまらないのですが・・・好みはそれぞれですね

    白のすっきり辛口がお好みでしたら
    蔵王や月山麓にも 香りの良い白が楽しめるワイナリーがあります
    新酒の時期は 鮎を楽しみながら・・も楽しいです

    蔵王のみえる場所まで足を伸ばせば、温泉(共同浴場)など 安くてお湯の良い場所も結構あります。
    風情を楽しめる場所だと ちょっと料金がいいかも
    (旅館の日帰り入浴など)

    ところで「ラフランスワイン」とか「さくらんぼワイン」とか・・
    あれって、ワインに入るのでしょうかね??

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    ・・・やはり国産ワイン!

     のりーたさん、こんにちは。

     高畠ワイナリーのあの積極さはすごく買い・・・と思います。やはりなんだかんだ言って国産ワインは、まだまだ普及していないですしねえ。・・・・地球の反対側からわざわざ空輸してきて、CO2出しまくり(?)の18日解禁某ワインなんて飲むよりも・・・・。今年は相当数の「新酒まつり」にいきましたけど、つまみ系の充実度、地元密着度はぴか一でしたが・・・・私はその昔、某北海道で「ナイアガラ」の変に甘いワインを飲んで以来、最初は「警戒」から入るので、ワイン自体には、やや厳し目の評価でしようか。・・・といってもおっしゃるとおり、「私が好きか嫌いか」の問題で、「おいしいかまずいか」まで論じるほど、舌も肥えていませんので・・・念のため。

     サカイワイナリーとまで書かれるということは、赤湯の方も相当出没しているのですね。甲州にするかシャルドネにするか最後まで悩んだのですけど、やはり山梨以外の甲州というのは興味があったので、そっちにしたのですが・・・・ブレンドしているのも有名だそうですが、いずれにしろ最近の「流行」には沿っていない気がします。だから「昔ながらの・・・」なんでしようけど。

     葡萄はほっておいても自分で発酵するから、ワインが見つかった。のでしようけど、いずれにしろその果物自身を発酵させたアルコールでない限りは「○○のワイン」というのはちょっと・・・というところでしょうか?確かさくらんぼも西洋なしもそうじゃなかったような気がします。昔、沖縄のどこかでパイナップルのワイン。というのがあって、実際、パイナップルを発酵させたものらしいのですが、これはおいしかったです。葡萄以外の「ワイン」で、いいと思ったのは、これくらいですね。・・・・

     蔵王は遠いですが・・・でも、おっしゃるとおり「白のすっきり辛口」が好きなんで、遠征することを考えてみたい。と思います。