レポート

アルゼンチン国内線一部国際線にチリの火山群噴火のため影響 

公開日 : 2011年06月13日
最終更新 :

 6月初頭のチリパタゴニアの火山群の噴火により、火山灰が特にアンデス山脈を超えて位置するアルゼンチンパタゴニアに影響を出しています。まず最寄りのバリローチェは灰が積もっていて大変な状態であり、その他 エル カラファテやネウケンなどの南部行きは欠航状態が21日までは少なくとも続くと発表されています。
昨日の夜発表によると、さらに灰を降らす雲がブエノスアイレス近辺の上空に届くということで、本日のお昼までまた別の発表があるようですが、以下の便が欠航になっています。
 http://www.aerolineas.com.ar/arg/main.asp?idSitio=AR&idPagina=68&idIdioma=es
昨夜ラン航空は本日正午まで全便停止になっています。
http://www.lan.com/es_ar/sitio_personas/noticias/lan-informa-el-estado-de-sus-operaciones-por-erupcion-13junio-0030h
これに続いて南米各地航空路線がアルゼンチン発だけではなく、アルゼンチン行きをキャンセルしています。
天気のことですから、何とも言えませんが、外国から機体を持ってくる便ですと、その到着便がキャンセル、もしくは遅滞していればさらなる遅滞になることは確実です。なお、残念ながらキャンセル便に予約していた人は航空会社の再編成プログラムにのっとって出発するか、通常便が出るときに空いたところに乗れることになります。そのため、空港を後にできない人が増えていたり、またヨーロッパからブエノスアイレスにしばらく帰れない人、マイアミに帰れない人などが出てきています。

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