いやあ、とにかく銀行が一杯ある。・・・・23区くらいの広さに120行くらいあるそうですが、さすがに本場だけあってへえという銀行がぼちぼち・・・・チューリッヒなんかも角を曲がるとあの有名なプライベートバンクの本物がある。・・・等、感動ものですが、どちらの街も「銀行が名物」とはなぜか言わないですものね。
夜行で朝早く着いて、まずは移動ということでez Linkカード購入。私は18年前の紙幣・・・例の船のデザインのお札と「1ドル札」しか持ってなかったのですけど、いやな顔一つせずに受け取ってくれました。クレジットカードはだめみたいですね。
ここでおもしろかったのはチャージのことを「TOP-UP」ということ。確かに「入っているお金の上限を上げる。」と言う意味なんでしょうけど、誰がこんな言葉を考えたのか・・・自動販売機は「add-value」となっているんですけどね。
使い方で目新しいと思ったのは・・・バスの場合、次のバス停で降りるときに停車前に「かざす画面」が出てくるので、やや事前に支払いすることができること。もうひとつ便利に思ったのはジョホール・バルからSBSTのバスに乗る時は、マレーシア領内なのにそのまま使えて、かつ、「イミグレ一時停止、乗換」をカードが覚えてくれるので、イミグレを出た後にもう一度乗るときに、かざすだけでいいということ。(この書き方では分かんないか・・・)昔、このバスで「国境跨ぎの乗り継ぎチケット」を取りそこなって苦労したので、便利になったものだ。と感心しましたが。
街中ですか、7-11、チアーズの両コンビニの支払いでez Linkを使っている人をみなかったです。スーパーもフェアプライス、ジャイアント、コールド・ストレージの三つに入りましたが、コールド・ストレージだけez Linkカードで支払い。でも、香港ほどに普及している感じではなかったです。行ったお店が偏っていたのか。
荷物を置いて、今回の目的の一つであるマネロン(?)口座作成のため、ShentonwayのDBS本店に。30分程度で口座を作ってくれて、ATMカードとネットバンキング用のデバイスをくれて終了。(ちなみに、多少の用意がいる。のと、日本とシンガポール両国の法律を守った口座です。念のため。さすがにDBSが「いけない口座」を作る事はないですが。)
街中ではOCBC銀行がえらく露出していて、ATMも一番多そうです。DBSとUOBが次くらいか・・・ちなみにDBSのATMはよーく見るとそのATMで何ができるか(お金の引出、振込、等)がATM本体に書かれているので、それを見て並んだ方がいいです。
空港ではアメックスの方が、UOBよりややレート良かったので、こちらで両替。チャンギ空港のATMも多様でT2の到着ターミナルはANZ、OCBC、SBI(SBIと聞いて、すぐに「ステイト・バンク・オブ・インディア」が頭に浮かんだあなたは、頭がかなりインド化しているので、気をつけた方がいいかも。・・・)とあって、私は初めてであるSBIのATMを使ってみました。三井住友のキャッシュカード入れると、なんと「Welcome to SMBC CARDうんぬん」という表示が出ます。こんなつまらんことに力を入れてるATMは初めてですが、そんな情報もカードに持っているんだ。と感心。
ATMはSAMとAXSだったか、郵便局の複合ATMと数社共同複合ATMがありますが、これは分からないものの、単独銀行ATMであれば、PLUS、CIRRUSに対応しているのでどれでも使えます。私は上記のSBI、街でたまたま見かけたHSBCを使いましたが、何も問題なし。DBSのATMカードも実験のために何回か使いましたが、普通に使えます。また、NETSというデビットカードシステムがあるのですが、これも使っている人を見なかったので実験せず。
ez LinkもATMカードでチャージできるのですが、これはやってみて問題なく成功。要はあまり外国人向けのATMに関する「いいサービス」はなさそう。ちなみに外資銀行「メイバンク、スタンダードチャータード、HSBC、ANZ、シティバンク、SBI」はatm5というATMの共同利用を行っているので、これらの外資銀行のシンガポールの支店に口座を持っても、ATMにあまり不自由しないです。
で、肝心な両替は・・・ムスタファセンターもラッキープラザも行ったけど、両替余力(?)がなく、「見学」だけ。今度行った時にレートをまじめにみようかと・・。