レポート

サン・クリストバルーカラカス バスの旅

公開日 : 2011年08月18日
最終更新 :

定刻9時で、9時半出発。
イヤな検問の噂は聞いていたが。。
出発前、2度のIDチェック。日中も1度あったが、日が沈んだ頃、全乗客の荷物検査が。バスから全荷物が降ろされ、自分の荷物を持ち、検問所の薄暗い明かりと、往来の車のヘッドライトだけが頼りの道端に。
机が並べられており、男女に分かれて検問開始。

ちなみに、軍人男3人で、男性乗客の方が多いのに、男側1人、女側2人で検問。
男側の軍人が一番下っ端で、チェックも甘い。
対して、女側はかなり細かく調べられており、下着とかも見られてる。しかも笑顔。
若い娘は重点的。職権乱用というか、趣味というか、複雑。

当然、観光客などいなく、私の番(一番最後に後回し)。
案の定、荷物全部出させられ、3人がかりで身体チェック。靴下まで脱がされた。でも、彼らの興味は私の財布。
貴重品を死守すべく、検査の終わったものから、ズボンに入れていたが、財布だけは4回くらい見せろといわれ、その都度、自分の手で開いて見せて、また、しまった。
しまいには、札を数えるからよこせと言ってくるも拒否。銃をちらつかせる。
バスの運転手さんが心配して見に来てくれて、軍人が運転手さん立合いのもとならどうかと提案してくる。運転手さんも大丈夫と言ってくれ、なぜか少し奥まったとこに移動。
日本円、メキシコペソなどには興味を示さず、米ドルを手に取り数えだす。
こちらも凝視。次に、BsF。財布にしまおうとしたところ、BsF100札1枚置いてけとの運転手さんの指示。軍人も納得した様子。

この掲示板同様、質問しといて、回答者さんに個別に返信しない腐ったダメ人間が多い。質問者ではなく、何の対価も求めない善意の回答者によって、このような掲示板は維持されていると考える。

後で、わかったが、懐中電灯の電池も抜かれてたし、非常食もなくなっていた。
普段は、分散して荷物にもお金を隠しておくのだが、検問前に全部財布に集中させておいてよかったと思う。

途中下車して地方都市も観光するならアリだが、10倍払っても飛行機がいい。
治安うんぬんより、バスで約20時間はしんどい。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント