Re: あ、待てよ。そううまくはいかないか

> この方法だと、

>1、 ガイド以外の利益を受けている人(ドライバーとか、ツアー会社とか)がいた場合、その損失は填補されない。

ドライバーは給与制ですからどんなツアーであれ損失はないでしょう。ツアー会社は途中で立ち寄る土産物屋との契約料が入るでしょうし、そもそも日本の旅行会社とそのようなツアーを企画してる「問題のある側」ですから、特に考慮する必要はないのではないかと。


>2、 ガイドのチップ(場合によってはドライバーのチップ)も明記してしまったら、それはもう激安ではなくなる。

そうなるかもしれませんね。でもガイド料は通常一人一日ツアーなら千円か2千円ですから、「土産物屋に必ず立ち寄ること」(購入の義務はなし)で納得して参加する分には現行料金に千円程度上乗せしてもまだまだ「激安」だと思いますよ。

 結局、国をまたいだツアーなので「日本の旅行会社」と「香港の旅行会社」の間で土産物屋やガイドさんの車内販売などを「暗黙の了解」として顧客にちゃんと提示していないのが問題なんだと思います。

 恐らく香港人向けだとこういったツアーの方法は契約の際のインフォームドコンセント(情報の提示と同意)がきちんとなされていないので問題になるかもしれません。

 日本だとそういった点があまり厳格にはなされない場合も多いですから、経験者は納得して参加し、初心者だけが情報を知らずに不利益を受けることになってしまうのかもしれません。

 もちろん、強制購入は違法ですのでないでしょうから買いたくないときは買わないと言う意思表示をするのが原則。それが徹底されれば「旨みがない」ですからそういうツアー自体が減るでしょう。

 また何人かの方の体験談にあったような、ツアー参加者に気持ちよくお土産を買ってもらったり、オプショナルツアーに参加してもらったできるような話術とホスピタリティーに溢れた添乗員、ガイドさんもいらっしゃいます。ですからそういうガイドさんたちのいるツアーであれば旅行会社も「利益が出る」ので継続されるかもしれません。

 法的にクロでないグレーゾーンの怪しいものに対してはあいまいな態度をとるのが一番良くないし、ちゃんとクレームを入れることが改善につながる唯一の方法だと思います。

 その点が日本では人が良いのか、苦手な人が多いような気がします。詐欺まがいの訪問販売などもそうですが、海外だからという話ではなく、日頃から気をつけたほうが良いんではないかなあと。その点ららさらまさんの結論が全てなのかもしれません。

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