ビエンチャンからバンコクまで国際路線バスとタイの長距離バスを組み合わせて旅行しました。
旅スケ旅行記では心情の細かいところが表現しにくいので、掲示板のレポートにします。
なぜか、テーマに「バスの旅」というのがありませんので、「テーマを特定しない」ことになります。
以前、バンコクからビエンチャンの路線バス乗継のレポートをしましたが、今回はその復路編になります。
最初に乗車するのはビエンチャン・タラートサオ・バスターミナル発8時15分のコンケーン行です。
タラートサオ・バスターミナル発のタイ方面行国際バスは人気が高く発車時間近くでは満席の可能性があります。30分前でも乗れないことがあるのですが、今回は外国人旅行者の少ないコンケーン行ですので15分前でも大丈夫でしょう。それでも余裕を見て、宿は7時朝食7時30分チェックアウトの予定。雨の場合は7時にタクシーを手配してもらおうという心づもりです。
荷造りを終えてバルコニーを見るとまだテーブルのセッティングができていません。前日のうちに7時30分チェックアウトだから朝食は7時ね、と言っておいたのですがスタッフにちゃんと伝わっていないようです。まだ7時前なので間に合います。レセプションに声をかけて女の子を起こします。サバイディー!
朝食はいつもほぼ同じ。オレンジジュース、ティーorコーヒー、トースト小片と温めた大きいクロワッサン、バターとジャムorオレンジマーマレード。果物(蜂蜜付バナナ)。
チェックアウトは5分遅れの7時35分ですがまだ余裕です。今回は朝食付1泊40ドルのスーペリアルーム。
ラオスキープは次回に残して米ドル払いです。
メコン川端の通りにでてトゥクトゥクをひろいます。ツーリストエリアで客待ちをしている奴より走ってくる車のほうが良心的です。が、今回はすでに客が乗っている小さな車を停めてしまいました。これが失敗のもと。
タラーサオまで行くんだけどと交渉すると、おおバスターミナルか。いくら?にやっとして10,000(kip)。彼はふっかけたつもりかもしれませんが、想定価格なのでOKです。
車はそのまま川端を行きます。タラートサオへの角を過ぎて先に進みますが、先客があるので文句も言えません。
ドンチャンパレスホテルを通り越して右折、泥だらけの川の土手にはいったのでさすがにどこへ行くと声をかけました。この客をその先に届けるんだよと言われれば仕方ありません。もうこれ以上行ったらぬかるみにはまって動けなくなるんではないかという工事現場で中国人二人が降りました。どうやら中国人労務者の通勤手段だったようです。もう間に合わなくなるよと、声をかけておいたので小さなトゥクトゥクがスロットルを絞って進みます。
バスターミナル近くの見覚えのある景色に安心しました。
タラートサオ・バスターミナルには8時着。宿から歩くのとあまり変わらない所要時間です。コンケーン行の窓口にはまだ客がいました。間に合って一安心。バスはもうプラットフォームに入っています。荷物を運転手に預けて車内の指定された席へ。窓側の男に挨拶しますが返事がありません。洗ってはあるようですがよれよれのTシャツにジーパン、荷物もないみたいで外国人でしょうか。コミュニケーションができないのは困ります。
バスは8時20分に発車。ラオスのバスですからほぼ定時です。
早速検札がありました。乗車するときにチェックすればよいのに。隣席の男はラオス語でチケットがないんだけどコンケーンに行きたい、お金もないというのでした。さすがにラオスでもお金のない客は乗せて置けません。
彼は市街のワットシームアン前で降ろされてしまいました。