レポート

スペインへ旅行される方

公開日 : 2012年07月13日
最終更新 :

在スペイン日本国大使館領事部からの通達をコピペします。
スペインへ渡航されるみなさん、行動時の参考にしてください。

1.7月11日、スペインのマドリード市で実施された政府の補助金削減に反対する炭鉱労働者及びその支持者によるデモ行進において、デモ参加者の一部が暴徒化して警察と衝突し、報道等によれば8人が拘束され76人がけがを負ったとのことです。更に、同日夜、マドリード市内中心部において、炭鉱労働者を支持する者による予定されていなかったデモが発生し、参加者の一部が暴徒化し、報道等によれば9人が拘束され6人が軽傷を負ったとのことです。

2.同11日、ラホイ首相が下院において、財政赤字是正目標を達成するために付加価値税(IVA)の増税、補助金の削減等の歳入増加・財政支出削減策の導入を発表したところ、主要労働組合は7月19日にスペイン全土で抗議行動を行う旨述べ、政府の財政施策に対する抗議姿勢を示しました。

3.つきましては、今後7月19日を中心に、スペイン国内のマドリードやバルセロナ等の都市部において、政府の財政施策等に対する抗議行動が行われ、暴徒化する可能性がありますので、旅行・商用等でスペインに渡航・滞在を予定される方及び既に滞在されている方は、報道等から最新の情報を入手するとともに、滞在中は以下の点に留意しつつ、危険に巻き込まれないよう注意してください。
 ○デモや集会が行われている等、大勢が騒いでいる場面に遭遇した場合は、速やかにその場から離れ、安全な場所に移動し、興味本位で決して近づかない。
 ○デモ行進等が行われているときは、市内中心部への接近は控える。
 ○車両は不用意に路上駐車しない。
 ○外出の際は、緊急連絡先を確認しておく。

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