ただいま帰宅したところで、大変疲れました。
今回の騒動は昆明新空港のシステムのもろさを露呈したものだと考えています。高地であるが故に霧が発生することは十分に考えられます。しかし、3日は快晴なのにも関わらず、飛行機が来ない、飛ばない状況がかなり長く続きました。
僕が利用したのは中国東方航空ですが、こういうトラブルが発生した際の対処法などは全くで、自分を含め11人を残して12時間遅れの19時50分に大阪に向けて出発するというとんでもないことしでかしてくれました。(僕を含め日本人3名は今朝の便に乗ることが出来ましたが、今でも数名は昆明空港に残されているかもしれません)が、その後も何の連絡も無く、偶々9時にカウンターで聞かれた方、電話で問い合わせをされた方はまだ飛んでませんと言われたそうです。僕が夜中の0時に便について聞いた際は女性係員の顔色が少し変わり、横にいた男性職員が僕に向かってはっきりと「delayed!」と言われました。その後深夜2時位に皆が集まって聞いていると、女性職員がもう飛んだといわれそこで初めて知ると言うとんでもない有様です。
大阪行きがでるとのアナウンスも無く、チェックインしていたにもかかわらず、名前をアナウンスされることも有りませんでした(名前を呼んだと言われましたが、ただ集まってる集団に向かって言っただけではないでしょうか、トイレなどに行くこともありますし、アナウンスするものでは無いですか?)。色々な便を待っておられる人がごった返しているところであるならば当然のことだと思いますし、またボーディングボードはずっとディレイドのまま(あとで問い詰めると、これは壊れていると平然と言ってのけました、壊れているなら消すか、故障中の表示があるものではないですか?)、係員は一部を除き中国語のみしか出来ませんし(国際線です、「スピークイングリッシュ」と言うと、手でできないとジェスチャーされ、近くに居られた中国人女性の方が通訳してくれました)、ほんと驚きの連続です。最終的には便を振替えるが、1月5日から満席続きで次の便は1月8日ですと言われた時はさすがに切れそうになりました。後はキャンセル待ちをして下さいと言われ、朝のカウンターのごった返しの中、少な目のカウンターでタイミングよく連れ立った3人分のパスポートとチケットを渡し、キャンセル待ちを申し込むと何故かチケットが渡されると言うこれまた不可解な事がおき、何とか3時半位に大阪に着く事ができました。
暴動により業務に支障をきたし、回復をより遅らすと言うことも含め、暴動を起こすことは勿論良くないことですが、あの対応では、正直怒る気持ちも解らないではない無いと言うのが僕の思いです。いろんな人の力を集め何とか自分達は一日遅れでも大阪に帰ってくることが出来ましたが、一人残された女性のことを思うと今でも胸が痛みます(0時過ぎくらいから場所を離れられたようなので事の顛末が解らず、そのままのチケットで並ばれ、ゲートの入り口ではじかれて搭乗できなかったと思われます)。
通常に運行している時は特に問題は感じないかもしれませんが、トラブルが発生した時の中国系の航空会社の対応はこういうことがあるという事を少しでも多くの方に知っていただきたく今回の僕の経験した事を書かせていただきました。少しでも参考にしていただけたらと思います。