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「日本便は独税関の標的!?」 事情をご存じの方教えて下さい。

公開日 : 2013年01月13日
最終更新 :

今日(H25.1.13)付けの日経新聞に標記の見出しの記事が載りました。記事によると「例えば日本から真新しいカメラを持って独に到着した場合、原則として空港の税関で『申告する物品がある』ことを示す赤色の出口を通過する必要がある。カメラに刻印された型式番号などから市場価格を割り出すシステムが導入されており、『安いカメラだ』と旅行者が言い張ることは難しい。摘発されると19%分の輸入関税を要求されることが多い。」とありました。また「運が悪ければ欧州連合(EU)域外から持ち込むパソコンやカメラ、時計、ゲーム機などは使い古しであっても課税対象になりそうだ。」ともあります。このため、「重箱の隅をつつくような検査と高圧的な態度に嫌気がさし、パリやウィーン経由で日欧間を往復する旅行客も増えている。」ともあります。
 さらに「日本のフランクフルト総領事館も『総額で430ユーロ相当以上の物品を持ち込む場合は、一時輸入の申告がいる』とホームページ上で説明」(同上記事)しているそうです。この金額なら多くの旅行者が該当するでしょう。今夏フランクフルト着、発でドイツ旅行を計画していたのですが、この記事を読んで、ドイツ旅行そのものを含めて少し考えてしまいました。記事にあるように、他国の空港経由で陸路出入国する場合は問題ないのでしょうか?事情をご存じの方、もう少し詳細な情報があれば教えて下さい。
 

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7件のコメント

  • 13/01/15 16:45

    標的の一人でした

    年末の12月26日フランクフルト到着後、申告するものがなかったので、いつものように緑のラインから出ようとしたところ、「持ち物を全て見せろ!」ということで、スーツケースから手荷物バッグの中を丁寧に検査されました。
    持っていたものは、日本の空港で買ったタバコ1カートンと、手荷物バッグに入っていた未開封のタバコ1箱と開封済みのタバコ(残3本入り)で、1箱が課税対象のため別室で調べられ、追徴金を支払いました。
    その際、使用3年目のカメラにも課税しようとしたので、文句を言ったのですが、何しろ証明するものがなく、あれとあれよという間に書類を作成され、支払いを命じられました。
    翌日朝、フランクフルトから他の国に行く予定で、ただ乗り継ぎのため空港ホテルに一泊するだけでしたので、納得がいかないまでも、面倒なのでそのまま受け入れてしまいました。
    同じ便に乗っていたとみられる日本人も3名、荷物を開けて調べられていましたので、今回の新聞掲載にハッとしました。

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    13/01/15 17:04

    Re: 標的の一人でした

    minamiさん、ご回答ありがとうございました。
    想像はしていましたが、こうして現実に体験された方のお話しを伺うと、やはり、えっ!となってしまいます。
    そうでしたか。とんだ災難でしたね。

    >使用3年目のカメラにも課税しようとしたので、文句を言ったのです
    >が、何しろ証明するものがなく、あれとあれよという間に書類を作成
    >され、支払いを命じられました。
    「使用3年目のカメラ」でも課税されるのですね!?びっくりです。私が心配していたのは、訪独の折りにはそれほど高価なものではありませんが新しいカメラを購入して持参する可能性があるからだったので、これは予想を超えています。「納得がいかないまでも、面倒なのでそのまま受け入れてしまいました」というのも、私にはよく分かります。
     貴重な情報、ありがとうございました。

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  • ご心配なら他のルートを

    crayonさん、はじめまして。

    夫の会社の上司がおととしフランクフルト空港でコンピューターを申告しなかったので、引き留められたそうです。
    それ以降社内の日本人の日本往復はドイツ経由をなるべく避けたい雰囲気になりました。(うちは欧州在住です)

    緑のレーンを通ってもたいていは引き留められないとは思いますが、引き留められた場合面倒なのは確かですよね。
    楽しい旅の始まり(飛行機の長旅後)にそんなやりとりは疲れますよね。crayonさんのご心配はごもっともだと思います。ましてお金を払う羽目になったりしたらがっかりですよね。

    いっそ周辺国まで飛んで、あとは鉄道パスを利用するのもいいかもしれませんね。私は学生時代の大昔しか使ったことはないのですが、この掲示板を見ていると鉄道パスってけっこうお得で便利みたいです。(詳しい方が多いのでアドバイスを受けられるでしょう。)

    要は、心配しながら旅を始めるよりストレスフリーの旅程を組まれたほうが楽しいのではないかと思った次第です。

    楽しいご旅行を!



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    13/01/15 11:46

    RE:ご心配なら他のルートを

    「おばちゃま」さま アドバイスありがとうございます。
    いろいろな人からいろいろなご意見、ご感想、アドバイスをいただいて、大変嬉しく思っています。自分一人で考えていたら決して思いつかないようなことを気づかされたり、見えていなかったものが見えてきたり、新知識を得たり、共感して貰ったり、「旅行の前のプラニングの楽しさ」のさらにその前に、ずいぶん楽しませていただいています。
     今回のことで、自分が勝手に思い込んでいたことに気づかされましたので、お礼かたがたご報告しますね。余談の上、無知、不明をさらすことになりますが、私は「輸入」という言葉を「外国から貨物を買い入れること。」(岩波国語辞典)、「外国から品物・技術などを買いいれること。」(学研国語大辞典)というふうに貿易や商業的意味合いでのみ理解していました。だから自分とは無関係なことと思っていました。ところが、それでは文意がうまく通じない場合があるので、改めて別の辞書を引き直してみると「運び入れること。」(日本国語大辞典)(広辞苑)の語義を見つけました。これなら私も訪問国に何かを「輸入」することになるわけです。
     いずれにせよ、ご回答ありがとうございました。



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  • Re: 「日本便は独税関の標的!?」 事情をご存じの方教えて下さい。

    先日サッカー日本代表の乾選手が家族からのプレゼントの腕時計を申告漏れでフランクフルトで取り上げられ話題になりましたが、ファーストクラスだから?と軽く考えてました。
    日本人は高価なものを普通に持っていますが、楽器の件も詳しくご本人から聞きたいですね。

    規則は面倒ですが、以前は入国カードがありましたからその変わりでしょうから高額品をお持ちなら申告されたらいいのではないですか?
    鉄道だと余分に時間とお金がかかります、まだ先ですからゆっくり計画たてて楽しんできて下さいませ。



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    13/01/14 17:56

    ありがとうございます。

    >規則は面倒ですが、以前は入国カードがありましたからその変わりでし
    >ょうから高額品をお持ちなら申告されたらいいのではないですか?
    >鉄道だと余分に時間とお金がかかります、まだ先ですからゆっくり計画
    >たてて楽しんできて下さいませ。
    アドバイスありがとうございます。確かに「鉄道だと余分に時間とお金がかかります」ね。
    あんな質問をしましたからそう思われるのは当然ですが、私の場合は、高額品があるから面倒がっているというわけではありません。実際、過去の旅行で申告した経験はありません。仮に申告の必要なものがあったとしても、必要な書類の記入にかかる時間などたかが知れていますよね。私の言う「面倒くさい」は、その「たかが知れている」ものに対してのものに過ぎません。あるいは、一体どちらのゲートに行けばいいものかと迷うこと自体が面倒くさいとか。おかしなもので、キーボードで文章を書くのは苦痛でないのですが、手書きだとはがきの宛名書き一つ書くのも「面倒くさい」のです。自分でこう書きながらあきれてしまいました。
     閑話休題。入国カードはなくなったのですね!?うかつな話ですが、そう言えば直近の旅行の際には書かずにすんだので、何でだろう?と思った記憶があります。書かなくてもいいならそれに越したことはない、とそれっきりになっていました。ここでもずぼらでした。
     今後計画を立てる段階で、改めてeuropean7さんを始め、みなさんにお尋ねすることがあるかも知れません。その時はまたよろしくお願いします。

  • Re: 「日本便は独税関の標的!?」 事情をご存じの方教えて下さい。

    crayonさん、こんにちは。


    先月、フランクフルト空港を利用したばかりです。
    この記事、読みました。
    行く前に読んでいたら、ちょっと考え込んでしまったでしょうね!
    今年中に再度利用する予定がありますので、私も気になるところです。

    まーもっとさんが書かれているのが正論だと思いますが、誰もが知るとおり、入管や税関はけっこう恣意的に運用されているもの、という認識です。
    記事も、そうした面について触れていましたよね。

    中には、通常の職権を、ことさら厳しく運用する係員がいることもあるでしょう。


    こちらとしては、不必要に高価なものをそもそも持たない、新品の機器を何らかの理由で携行する場合は予め領収書などを添付しておき、申告するゲートに行く、などの対策をとる以外に方法はありませんよね。
    少しでも気になるものを持参しているときは、予めきちんと申告ゲートの方にまわるようにした方が安心ですね。


    フランクフルト空港を使ったのは、先月の前は2009年です。
    いずれにせよ、私自身、また私の周囲で、特に目をひくトラブルは経験していませんが......
    入国審査直後に手荷物の税関検査がある、というのが注意のしどころ、ということでしょうかしら。


    まあ、あまりびくびくせず、しかし、何と言っても向こうさまの国に入れていただくのですから、あちらの決まりに遵法精神でのぞみたいです。


    夏のご旅行なのですね。
    よい旅を!

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    13/01/13 23:07

    みなさん、ありがとうございます。

    >私自身、また私の周囲で、特に目をひくトラブルは経験していません
    >が......
    そうですね。(フランクフルト空港は乗換で一度利用しただけですが、)フランクフルト空港だけでなく、他のどこの空港でも、私も「私自身、また私の周囲で」その種のトラブルを経験したことはありません。日経の記事を見て、プランを考え始めている旅行先だったのでちょっと驚いて反応してしまいましたが、みなさんのご意見を拝見すると、それほど気にすることではなさそうですね。みなさんから頂いたアドバイスを参考にプランの続きを考えてみたいと思います。いろいろとありがとうございました。

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  • 退会ユーザ @*******
    13/01/13 14:15

    ルール通りに運用すれば怖がる必要は無いと思います

     例の堀米ゆず子さんのバイオリンの問題以来注目を集めていますが、2008年くらいから注意喚起があったように記憶します。(うろ覚えですが)
     ドイツは総じて「決まりを守る(守らせる)国」だと感じているので、自分の適当な判断で「大丈夫だろう」はしないよう心掛けています。そのおかげか、これまでフランクフルト空港、ミュンヘン空港での税関審査で問題になったことはありません。
     私(達)の場合、気になる持ち物はデジカメくらいですが、見せても「こんな古いの見せなくていいよぉ」って感じで「ハイ。行って」っというそぶりをされる事も数度あり。。。(^^;

     以下の在ドイツ日本大使館、駐日ドイツ大使館の説明を読んで対応すれば怖がることは無いと思います。

        http://www.de.emb-japan.go.jp/nihongo/konsular/oshirase-nakami/121022zeikan.html
        http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/03-konsular-und-visainformationen/033-zoll/Zolleinreise.html

     隣接するシェンゲン協定加盟国から陸路で入る場合は入国審査も税関審査も何も無いので心配そのものが存在しません。

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    13/01/13 15:32

    ありがとうございます。

    やはり「隣接するシェンゲン協定加盟国から陸路で入る場合は入国審査も税関審査も何も無い」のですね。それが「パリやウィーン経由で日欧間を往復する旅行客」が増えている理由でしょうね。私の場合、過去何回かの海外旅行時に申告の必要なものを持ち込んだ経験がないので、通るゲートを迷ったことがありません。今夏新しいカメラを買って持参する可能性があるので、どちらのゲートを通ればいいのだろうと迷う(と思う)だけでも面倒くさい気がするのです。
     頂いた情報、参考になりました。ありがとうございました。

  • 税関申告の参考になるページ

    》ドイツ旅行そのものを含めて少し考えてしまいました。
    考え過ぎです。申告すべきかどうか疑問になる場合は、赤ゲートを通り「業務用或いは個人使用目的である」ことを説明すれば済むと思われます。
    どうやって説明するかは以下に詳しく書かれています。


    在デュッセルドルフ日本国総領事館の情報
    http://www.dus.emb-japan.go.jp/profile/japanisch/j_wirtschaft/zollq&a.htm

    入国時に空港で課税される可能性のあるものを手荷物として持っている場合には、必ず赤い看板のついた通路(要申請・Anmeldepflichtige Waren)を通って、税関職員に対し、お手持ちの機器が 「業務用或いは個人使用目的である」ことを説明することです。緑の看板の通路(申請不要・Anmeldefreie Waren)では抜き打ち検査が行われますので、一旦こちらを通ってしまうと、課税される可能性のあるものが見つかった場合、課税を免れることは出来ません。非課税品であることを証明するために、例として以下の方法があります。

    購入時の領収書を携帯し提示する(購入年月日、パソコンの場合シリアルナンバーなど、数字で商品を識別できるものが記入されていれば日本語でも可。英語であれば尚のこと良い)ことで新品でないことを証明するほか、 (略




    ドイツ連邦共和国大使館・総領事館
    http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/03-konsular-und-visainformationen/033-zoll/Zolleinreise.html

    関申告違反に関する注意

    申告義務のある物品、またはATAカルネの適用される物品を、緑の税関ゲート(写真2参照)を通ってドイツ国内、またはドイツを経由してシェンゲン協定域内に持ち込んだ場合、たとえ誤って緑の税関ゲートを通過してしまったとしても、税関申告違反として高額な制裁金を課されることがあります。したがって申告義務のある物品について、ATAカルネによって物品を持ち込む場合や、所持物品に申告義務があるかどうか疑問がある場合にも、常に「赤いゲート」を使用することを勧告します。


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    13/01/13 15:06

    ご回答ありがとうございます。

    「購入時の領収書を携帯し提示する(購入年月日、パソコンの場合シリアルナンバーなど、数字で商品を識別できるものが記入されていれば日本語でも可。英語であれば尚のこと良い)」というのは、教えていただけなければ到底思いつかなかったことです。ありがとうございました。
     ちなみに、「ドイツ旅行そのものを含めて少し考えてしまいました。」というのは、スペースをとりすぎると思って最初の投稿の中では触れませんでしたが、同じ記事の中に「独側は国境検問や税関検査でアジア系やアフリカ系の旅行者だけを厳しく問いただすことが少なくない。通関の時間を短縮するための事前申告も、不親切な職員にあたると『受け付けられない』と突き放されることもある。」というのもあっての感想です。単純に、そんな面倒くさいところは嫌だな、ということの他に、税関当局の対応に人種偏見的な姿勢が垣間見られるようで、ちょっと考えてしまった、という次第です。でも、30年ほど前に訪れた時も、数年前にルフトハンザを利用した時も、ドイツ(人)に対して悪い印象は持っていず、訪れてみたい国に変わりはありません。

  • 興味ある話題ですね。

    私昨年3回FRAから入国、1回からMUC入国していますが、一度も検査に当たったことはありません。
    申告なしの緑ゲートを通過していました。
    いわゆる高額の所持品は、2011年新作の一眼レフ+レンズ3本、iphone4S、2009年購入ラップトップPCです。

    2009年FRA入国時は、念を入れてラップトップPCの申告をしました。
    赤ゲートに行き、購入時のレシートを見せ、実際に起動して私用目的ということを確認してもらったのですが、係員もなんというか「(パソコンごときで何でこっち来るの)そんな面倒なことするな。別にいいからいいから早く先行って」っていう態度でした。
    もちろん課税対象に該当せずと判断され、全く問題なしでした。
    それ以降は赤を通過することはありません。

    ただ実はかつて(10年前くらい)FRA税関で、タバコの免税額を超過による追徴課税をされたことがあります。
    *限度200本を意識していないこちらの過失です。
    緑ゲート通過中に突然係員に止められ、バックパックを開けろといわれ中を調べられました。

    後にも先に止められたのはその一回限りです。

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