格安航空会社大手エアアジアグループ(マレーシア本社)が、タイで長距離部門エアアジアX(AAX)の就航準備を進めていることが明らかになった。
消息筋によると、エアバスA330-300ワイドボディー機(座席数377)の2機投入し、10月からバンコク~韓国、バンコク~日本線の就航を開始する計画。
既にタイ当局に運航許可を申請している。
TAAのタサポン代表は3月18日、AAXがタイ進出の準備中であることを認めながらも、「まだ協議中につき、詳細を公表する段階ではない」と述べた。
AAXの航空券は、フルサービスキャリアに比べて20~30%格安なため、予算を抑えたい旅行者から人気が高い。
タイ進出が実現すれば、タイ国際航空(THAI)とのシェア争いはますます激化するとみられている。
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