レポート

キプロス島旅行記・・・・宿編、とことんユースホステルにこだわったけれど。その1

公開日 : 2013年03月31日
最終更新 :

まず、キプロス情勢は流動的なので、行かれる方は十分情報を得た上で行ってください。私の旅行記は全て今回の「事態」の前の話です。念のため。

1.ユースホステルはどこにある?・・・番外編 アテネ

 今回の旅行はあまり大きなお金を持たず、防犯上の心配がないので(時々書いているマネロン旅行の時は、キャッシュはともかく、通帳やらやばい書類やらを持ち歩くので、防犯上、やや危険。・・・・)とことん安宿、ユースに徹してみよう。と考えました。

 泊まるのは、アテネが一泊、ラルナカ一泊、リマソール一泊に北キプロス三泊・・・・北キプロスのレフコーシャ、ギルネ、マグーサ(レフコシア、キレニア、ファグマスタ)は日帰り圏内なので、北キプロスのどこか一か所に三泊しよう。と考えていました。

 アテネが20:50到着、翌10:05発なので、空港ホテルという選択肢もあったのですが、この空港、適当なエアポートホテルがないですね・・・ということで、アテネの市内まで出る覚悟を決めました。で、ウエブサイトを見ると・・・・

http://www.hihostels.com/dba/list.php?lang=J
(左の「チェック」で、ギリシア、アテネを入れてクリックしないと、うまく出てこないみたいです。)

 ところが、です。そもそもギリシアにYH協会があるのか・・・やや古いですが2008年のThe International Youth Hostels Guide 2008には、ギリシア自体の紹介がなく、YHはないことになっています。手元の最新版のHostelling Guide 2013(日本のYH協会が出している公式ガイド)にも国際連盟加盟国にはギリシアはありません。(後述しますが、キプロスもありません。・・・)では一体ここに載っているのはなんなのか・・・で、とりあえず、「鉄板」として、歩き方にもロンプラにも出ている「Student & Travellers Inn」に決定。まあ、プラカであれば(行くのは初めてだけど)場所的には問題はないでしょう。

(ちなみに「歩き方」と日本の協会の関係はこのサイトを見ればよく分かります。・・・下の方。)
http://www.jyh.or.jp/international/index.html

悩みどころですが、プラカに着くのが、22:30、翌日は5時台には出たい。・・・となると、ドミだと寝静まっている中、ごそごそしないといけないので、これはあんまり得意ではない・・・シングルルームに決定。予約システムはそんなに難しくなく、最後の決済までいきますが、30ユーロ(現地で分かりましたが、コスパはうーんというところ。)に対して、1.8ユーロのデポジットと1.74ユーロの予約手数料の3.54ユーロをクレジット決済して、残りは現地で払う。というよく分からんシステム・・・そもそも「1.8%のデポジット」がデポジットとして役に立つのか?とか、きょうび、ネット予約で30ユーロに対して、1.74ユーロも別手数料を取るか?とか思いつつも、画面のコピーだけして、現地に向かいました。

 アテネ空港から地下鉄に乗る時に、最新のEUの発表だと、ギリシアの失業率は25%を超え、25歳以下の若者の失業率は50%を超える。・・・・ということを一度復唱したうえで、乗りこんでシンタグマ駅へ。シンタグマ駅から、プラカまで歩いて行きましたが、このホテル、入口が分かりにくいのが玉にキズ。

 問題は、でもないですが、結局、HI加盟の印も全くなく、もちろん会員証を見せろと言われる訳でもなく、このホテルはYH連盟と一体何の関係があるのだろう?というのが分かりません。考えて見れば、この予約システム自体YH会員の番号を入れろ。と言う訳でもなく、金額が決まって予約が成立する以上、会員か会員でないかなんてなんか関係があるのか・・・まか不思議な話です。
 
 予約自体は完ぺきで、私の名前は既に手書きの宿帳にしっかりと記載されており、請求金額もぴったし。ただ、ここのシングルルームは昔の代々木のYHと同じで・・・やはり、この手の安宿はドミに泊まることに意味があり、個室はばかばかしい。ということを痛感。それでも、フロントは24時間開いているし、フレンドリーだし、宿としては悪くないです。

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