平成26年度末に開業が予定されている北陸新幹線(長野・金沢間)開業にともなって、
JR東日本・西日本が、そこを走る列車名称の募集を5月31日から始めるとのこと。
http://www.shinkansen-name.jp/
E6系という新車両が製造され、東北新幹線「はやぶさ」などで好評のファーストクラス
「グランクラス」なども連結されるそうで、金沢-東京間の所要時間は「速達型」で
2時間25分程度と、これまでの上越新幹線経由に比べて、1時間以上の短縮となります。
そこで。
この新幹線の新名称がどうなるか、いろいろ考えていたら分からなくなってきたので、
皆さんは、どうなると思われるか、お聞きできればと思います。
まず、名前の決定に当たっては、公募を行い、その得票数1位が選ばれるわけではなく、
審査委員会的なもので検討するとのこと。これが「曲者」です。
東北新幹線の「はやぶさ」も公募されましたが、応募総数第7位であった「はやぶさ」となり、
1位だった「はつかり」は採用されませんでした。
おそらく、今回の応募の1位は、「はくたか」になると予想します。
「はくたか」は、越後湯沢から金沢を結ぶ北越急行の列車名称で、列車で東京から北陸へ行く際の愛称として定着しているからです。
でも、「はくたか」が新幹線に出世することはないのではないかと思うのです。
それは、「はつかり」が採用されなかったことでも分かるとおりで、1位で決まるわけではないこと、「はくたか」になった場合、「はやぶさ」との誤乗が懸念されること(実際、長野新幹線の「あさま」と上越の「あさひ」が間違いやすいとの理由で、「あさひ」がなくなった。「あさ」まで文字が一緒で、鉄道に興味がない人にはわからない)などからです。
そして、新幹線の名称には、いくつかの法則みたいなものがあって、
・2~4文字のひらがなであること
・走行エリアにちなんだ土地など名前(「たにがわ」「なすの」「あさま」「こまち」)
・速さを連想させる名前(「ひかり」「こだま」「やまびこ」)
・鳥の名前(「つばめ」「はやぶさ」「とき」「つばさ」)
・新幹線が走る前の在来線特急の名称の「出世」(「みずほ」「さくら」)
などがあって、さらに、
・東京発着の東北・上越新幹線の名称と「文字」が似ていないこと
これらを総合すると・・・、北陸に縁があって・・・、分からなくなってくるんですね。
「白山」「立山」「雷鳥」「日本海」などというのは、鉄道ファンにはいいかなと思いますが、漢字はないでしょうし、
石川県選出の元総理や富山県の自然現象にちなんで「しんきろう」とか?(←5文字だ)。
長野県が、「長野新幹線」という名称を残してほしいと「ダダ」をこねているようなので、長野に配慮して「あさま」を残して金沢乗り入れ?とか・・・(結構ありえるかも)。
考えたら、眠れなくなってきました。