10/01/05 08:03

日本とほぼ同じかむしろ高い

安いのは公共交通と市場で売られている野菜、果物。高校生には御法度ですが、
ワインは安い。CDは少し安いがDVDはむしろ高いし、イタリア語の勉強には
良いのですが、それも少なく、映画はほとんど米国のもの。苦労して、イタリア
の映画(かなり難しいが内容は濃い)を探しています。まだありますね。
加工肉、すなわち生ハムや、チーズの類。パスタも安い。忘れてはいけない
コーヒー(エスプレッソ)。

他はむしろ高いと思います。大都市に行けばありますが、ジャンクフード
ではなかったファーストフードも少ない。理由はイタリア料理が元来
スローフードなので。大都市ならパスタでも10ユーロ。観光だけで喰っている
と言っても過言でないような都市に行けば20ユーロとか。日本と違い、
パスタだけは一応流儀に反するのですが、日本では似たような扱いの
ピザなら単品が可能で、しかも安く美味しい。南部に行けば何処にでも
あるアランチーノ(米のコロッケ)同様に庶民のエネルギー源なので安い
し美味い。アランチーノは東京のデパートでも買えますが、何故か高級
惣菜。

外食に頼るのであれば、かなりの出費が必要です。

あと日本との大きな違いは、コンビニエンスストアーが基本的にないこと。
24時間営業は勿論、閉店は早いし、日曜祝日と月曜の午前中は休み。
ああ、食事は遅く、昼は13時ならまだ許せる(そう変わらない)のですが、
夜は早くて20時、21時22時がピークです。慣れない(知らない)と苦労します。

100円ショップの類はなくはないが、商品は日本のものとは大違いの粗悪品。
今や高級品となったユニクロ(似たようなコンセプトのなかでは品質は
群を抜いている)ではなく、ZARA(さら)などは幅を効かせていますが、
決して安くはなく、しかもあちらのかたの体系に合わせてあるので、
日本人にあうものが少なく、おまけに商品管理が杜撰なので、パーツ?
がない(ボタンが取れているとか)、シミがあるとか・・・・。
衣類の安物は間違いなく中国とかのもので、しかも正規品とは限らず
密輸入の可能性も高い。一方、イタリア製品は高校生には手が出ないほど
高い。

日本でどのような生活をしているか、都会に住んでいるか、地方都市、または
山間部なのかによって生活費や出費は異なりますが、イタリアの都会で、ただの
旅人として行くのなら(宿舎で食事付き、しかも研修に追われ遊ぶ暇がない
というのでない)、日本以上の出費を覚悟しましょう。日本は残念なことに
(賃金が下がり購買力も下がるので、決して良いことではありません)デフレ
です。物価が異様に安いのです。

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