レポート

松里のころ柿

公開日 : 2014年03月13日
最終更新 :

甲州市の恵林寺を中心とする松里地区では、戦国時代に武田信玄が美濃の国より製法を持ち帰り普及したと伝えられている、干し柿つくりが盛んです。この地区で栽培される甲州百匁(こうしゅうひゃくめ)柿は、名前のとおり1つの果実の重さが平均で370gほどあり、世界でも最も大きい柿ではないかといわれています。この大きさの柿を天日干しのみで乾燥させることができるのは、松里地区が一番適しているそうです。民家の軒先に天日干しされる風景は、この地区の冬の風物詩となっており、全国より見学者が訪れます。ころ柿は、年末年始の高級贈答品のイメージがありますが、私が訪れた3月には、袋につめ放題で販売をしてくれました。その年の在庫がなくなるまで、販売をしているそうです。

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