大賛成

この四半世紀の間に、ビジネスクラスは足置きがつき、リクライニングが深くなり、ついには完全に水平ベッドが導入されるなど、どんどん豪華になって、かつてのファーストクラスをとっくの昔にこえる快適さとなっています。その一方、エコノミークラスは、ほとんどスペースが変わっていないばかりか、混雑はひどくなり、食事もサービスも悪くなってきたようで、格差は広がるばかりです。

単純計算すると、エコノミーのシート4席分でビジネスクラス1席分となっているようで、割引ビジネスクラスを運賃を探すと、エコノミーの3～4倍で設定されているようです。なのでビジネスクラスのベッドを2段ベッド化できれば、エコノミーよりは高くビジネスよりは安い、快適な寝台席ができると思うのですが・・・

別のサイトで、同様の意見に対して、飛行機では2段ベッドが設置できないというコメントがあったのをみたことがあります。しかし1950年代、ボーイング377（737にあらず）ストラトクルーザーでは2段ベッドがあったそうです。それだけでなく、ゆったりしたバーラウンジもあったらしい。

http://allabout.co.jp/travel/airticket/closeup/CU20040630A/

1980年代の一時期、747の2階に日本航空は寝室（2段ベッドでばない）を7室作っていたころ、フィリピン航空は同じ場所に2段ベッドを導入していました。今でもクルーの休憩室には2段ベッドがある飛行機もあるようです。

ということは、ここから先は、乗客がどれほど声をあげ、それを航空会社がまともに取り上げ、エコノミークラスの将来についてマジメに考えて投資するか、ということになるのかもしれません。ちなみにニュージーランド航空は、この点で先進的な会社のようで、今年中に新しいエコノミークラスを導入するそうです。他のエアラインにも波及してほしいものです。
http://www.futuretakingflight.com/