レポート

高度と血中酸素濃度・・・高山病対策

公開日 : 2014年07月27日
最終更新 :

成都から標高4000mを越える色达へのバス移動、
その際、標高の変化を見ながら隣の若い女性と男性の指先を借り3人の血中酸素濃度(SpO2)を適時測定してみました。

一般の正常な成人はSpO2が96~99パーセントと言われています、(私の平地での値は98%)
SpO2が3~4%下がった場合は何らかの急性の疾患が起こっている可能性が強いとも言われ
90パーセントを切れば呼吸不全になるといわれています。
標高3000mでSpO2は93%、3900mで87%まで下がっていました。
4200mのところでは83%まで下がりましたが慣れてくると87%まで上がり安定してました。
3人ともほぼ同じような値を示していました。

時間を掛けて(掛かって)高度が上がっなので身体が高度に順応していったのでしょうか
高山病や体調が悪いなどの兆候はでませんでした。
いままで高地に行った時にふらつきなどの兆候があるとSpO2を計ることがありましたが
今回のように標高の変化との関係で測定してみたのは初めてです。

もし高地に行く予定で高山病を気にする方はこの測定器をお持ちになると変化が察知でき
それなりの対処ができると思います。
医者に行くと指に洗濯ばさみのようなもの挟むことがあります、あれがこの測定器です。








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1件のコメント

  • 14/07/27 19:10

    良いですね

     私も、高山病の体験があるので高地は怖くて仕方がありません。

    この測定器を持参すると安心でしょうか。
    結構、高価でもありますね。

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    Re: 良いですね

    minoruさん  こんにちは

    適時測定していますと頭が重い、痛い、そんな初期症状が出る前に数値は正直に反応していると思います。
    初期段階で大きく深呼吸、酸素を吸引などの対応をするだけでも数値の変化がわかります。
    脈拍も同時に測定しますので不整脈チェックにもなり重宝しています。
    血圧計と同じように補助道具、自己測定なので参考程度に利用するとよろしいかも。

    確かに日本では高価ですね、何でなのでしょうか。
    私は米国からネット購入、日本の1/3~1/4でした。
    最近は血圧測定のついでに半分趣味のように測定しています。

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