私、学会発表でリスボンに1週間ほど滞在しました。
8月31日深夜に現地入りし、翌9月1日に地下鉄のチケットを買いに行きました。
チケットの種類、購入方法などは、googleで検索するか、地球の歩き方などを
見ていただけるとありがたいです。
私は、とりあえずチケットを買ったのですが、
これから先の移動回数を考えるとすぐにでもチャージしたほうが
後々楽だと思い、学会のプレイベントの会場の最寄駅でチャージしました。
この会場の最寄りはグリーンラインの「Alameda駅」でした。
そこでチケットにチャージしようとしたのですが、
方法がわからず、困っていました。
(ここからはスリの手口を書いていますので、特に重要です)
(ちなみに、スリの犯人たちはポルトガル語でしか話してきません。
雰囲気で何を言っているのか想像しました)
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・まず、数人組みで歩いていた若い連中の一人が
「おい、困っているのか?俺が教えてやるよ」と話しかけてきました。
たしか、お兄さん2人、お姉さん1人で、
身長はお兄さん方が170cm、お姉さんが160cmくらいだったと思います。
・とりかこんで、いろいろと教えようとしてくれるのですが、
ポルトガル語です。わけがわかりません。
途中で、「カードで払えるんだよ」らしいことを言い、仕草で示してきました。
・私は財布を現金用と日本円・カード用の2種類に分けていたので、
後者の財布の中からカードを探しました。
・そのとき、何かが落ちた音がして、ポーチを見ると現金用の財布がありませんでした。
「あ、さっきの音は財布を落とした音だったんだ」と思い、
財布を捜しました。
・すると、お姉さんが財布を拾って渡してくれました。
・その後すぐに、お兄さんが「ごめん、俺ら英語わからんから、助けられんわ」
見たいな事を言って、去っていきました。
・「仕方ない、もう一度やってみるか」と思い、チケットのチャージをしようと思い財布を見たら
「あれ?現金がない・・・。」
「・・・」
「やられた!あいつらスリだったんだ!」
ここでようやく気づきました。
実は、私が財布を落としたのではなく、スリが財布から現金を抜いて、
足がつかないように財布本体をその場に捨てたのです。
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リスボンの地下鉄のチケット券売機の近くには、係りが常駐しているスペースがあるので
(なければ、別の改札に行けばあるはずです)
そこで係りの人にチャージの方法を聞いたほうがいいです。
もちろん、旅行前に調べておくのがベストです。
あと、人通りが少ない駅は要注意ですね。
スったあとに財布を捨てていくのは、
どうやらプロ級あるいはかなり慣れている人間の手口らしいです。
ちなみに、クレジットカードとパスポートは無事でした。
学生なので、クレジットにキャッシング機能をつけていなかったので、
現金が不足して結構苦労しました。
あと、どうやらIC付きのクレジットで、なおかつ3Dセキュア(6桁の暗証番号で、PINとは別物らしいです)
をつけておかないと、ポルトガルのATMでは現金が引き落とせないようです。
どこかのHPに、「PINの前か後に、00をつければ引き落とせました」とありましたが、
アレが本当かは分かりません。
なかなか災難でしたが、
学会発表も無事に終え、
最後にはロカ岬やシントラに先生や友人たちと行きました。