次の問題は(笑)

内蔵介さん、丁寧な解説ありがとうございました。

大分スイスと離れてしまいましたが、許してもらいましょう。
やはり、同期電動機では速度の調節が容易でないので、ブラシ付きの電動機を使っているのですね。そうすると、電圧で回転数が変えられるようにはなりますが、それもそんなに簡単ではないと思います。
電圧を変えるのに一番能率が良いのは、トランスを積んでそのタップを切り替えることですが、周波数が低いと巨大なトランスが必要になりそうです。もうひとつの方法が、シリーズに抵抗を入れて電圧をドロップさせる方法です。電車の下に大きな「抵抗器」の箱がありますが、あれがそのための抵抗器なのでしょうか?それとも、モータを使ってブレーキをかけるための負荷抵抗なのでしょうか。
教えていただけると助かります。

別の問題ですが例の登山鉄道の歯車は、車軸とつながっているのでしょうか。
坂に差し掛かると、60km/h位で「ガン!」と言う音とともに線路と噛み合いますが、意外に振動が少ないような気もするのです。何か、車軸と歯車にバッファが入っているのでしょうか。
グリンデルワルト・グルントの車庫で、下を覗いてみたのですが、分かりませんでした。

スイスがらみでは、今はジュネーブのホテルを探しているのですが、レマン湖ほとりのホテルは高くて手が出ません。

もう少し、この電動機の話題を続けたいような・・・

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2件のコメント

  • >下を覗いてみたのですが、分かりませんでした。

    >グリンデルワルト・グルントの車庫で、下を覗いてみた
    >のですが、分かりませんでした。
    オジサンは、みんな、やることが同じですね。確かに、覗いて
    も見えません。代わりに、線路側のギヤは、しっかり撮影
    しましたが。

    >坂に差し掛かると、60km/h位で「ガン!」と言う音とともに線路と噛み合います
    ちゃんと気にしてりゃっしゃいますな。そう、ショックがあります。

    その少し手前に、線路ばたに 赤くてでかい A の標識があり、
    「ここからアプトだよん」 と示していますね。 これで、所定速度
    まで徐行するのでしょう。60キロはやはり速すぎると思います。

    >何か、車軸と歯車にバッファが入っているのでしょうか。
    どんなバッファでしょう? 難しいのでは? 私は直結
    だと思っていますが。でも、位相差を吸収する何かの
    工夫があるように思いますが。 興味は尽きない。

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    現地で撮影した写真です。

    登山電車。アプトが見えます。クライネシャイデック行き、
    という文字が見えます。 この車両、見かけ以上にハイ
    テクです。
    http://www.shinshu-a.com/cgi_image/sdbbs/834.jpg


    ポイント部分でのアプトの様子。
    http://www.shinshu-a.com/cgi_image/sdbbs/835.jpg

  • トランス

    >やはり、同期電動機では速度の調節が容易でないので、ブラシ付きの電動機を使っているのですね。そうすると、電圧で回転数が変えられるようにはなりますが、それもそんなに簡単ではないと思います。

    確かに「難しい」のでしょうけど、レーティッシュ鉄道が開通して100年。
    当時の最高の技術を集めて「鉄道」と言うシステムを作り上げていたのには驚かされますね。

    >トランスを積んでそのタップを切り替えることですが、周波数が低いと巨大なトランスが必要になりそうです。

    確かに周波数が低い分、大型化するのは事実ですが、その方式で電気機関車が走っていたのも事実。

    モータやトランスは容量が大きくなるほど、また一次側の電圧が高くなれば効率も上がりますので、身近にある数kVAの柱上トランスから電車のトランスを想像する事は無理があるのでは無いかと思います。

    余談(の余談)ですが、工場などの変電所に設置する大型のトランスも、鉄道で輸送します。

    http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001174&__m=1



    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84%E3%82%B7%E3%82%AD1000%E5%BD%A2%E8%B2%A8%E8%BB%8A

    こんなトランスを作っていると、電車を動かすトランスなど、かわいいもの・・・と思うような気がします。

    ラック&ピニオンですが・・

    >坂に差し掛かると、60km/h位で「ガン!」と言う音とともに線路と噛み合いますが、意外に振動が少ないような気もするのです。何か、車軸と歯車にバッファが入っているのでしょうか。

    ラック区間への進入の振動でしょうか?
    旧国鉄の碓氷峠の例であれば、ラックレールのエントランス部でラックのピッチが大きめに作られるエントランス部が2箇所(数mずつ)設けられて、機関車が前進するうちに確実にギアがかみ合う仕組みになっていたようです。

    最初の歯がかみ合わないと壊れますので、普通に考てもこのような工夫はスイスでも成されていると思います。(未確認)

    なお、時速60km/hで進入・・・と言うのはちょっと速過ぎませんでしょうか?
    昨年のスイスや、過去の大井川鉄道の経験では・・・かなり徐行しながら・・・の印象です・・とまあ、どっちでもよいことですが・・・

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    60kmは体感です

    回答ありがとうございます。

    60kmでの突っ込みは速すぎるとのことですが、これは私の体感速度なので、速度計を見たわけではないので悪しからず。
    昔は電気機関車が、100両位の貨車を引っ張っているのを良く見ました。
    今でも中央線立川駅では、結構長い貨車の列を見ることができます。
    それを、巨大な電気機関車(EFと言うのかな)が引いていますが、あの中はどうなっているのでしょうか。
    巨大なモータが入っているのでしょうか?
    どこかで、分かりやすい解説サイトがありましたら紹介していただきたく、お願いします。

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