浴衣、ラーメン、折紙が、いまでも鉄板だ

連中は浴衣と着物の違いがわかっていない。夏に行くなら浴衣は必携。留学中に学校主催で1回はレセプションパーティがあるはずだから、どうどうと着ていこう。民族衣装には違いない。それだけでも初対面の人たちとの話のきっかけになる。

せんべい(ライスクラッカー)でも、トウフでも、たいていの日本の食べ物は向こうにもある。向こうにないものは、連中は食べたがらない。意外に受けるのが、日本のラーメン。カップヌードルなどが向こうにもあり、学生たちはよく食べるのだが、じつは味がまったく違う。うまみ成分が入っていない。ところが、最近、若い連中は、寿司などで新たしい味覚を身につけており、アミノ酸のうまみに飢えている。ホームステイや各国の友だちを呼んでホームパーティをするなら、これが本物の和食だ、と言い張って、インスタントラーメンを作るのがいちばんかんたんで、味的にもウケる。ネギなどもスーパーで買える。

子供には折紙。目の前で鶴を折るだけで手品のように喜ばれる。最近は、和風の凧や達磨、ヒョットコなどが折れる外国人向けの折り紙が旅行コーナーやLOFTなどで売っている。ただちょっと価格が高いのが難。百均にも、花や自動車が折れる折紙がある。もっとも連中は、指先作業ががさつで、角をきちんと合わせられないので、折り方を教えてもムダ。

ほんとうは線香花火などもおもしろがられるのだが、火薬なので、飛行機では持っていけない。ホームステイ先に男の子がいれば、百均やトイザらスなどで売っている刀・忍者セットはバカウケ。女の子向けのファンシー文具のようなものは、残念ながら向こうのデパートでいくらでも売っている。ドラッグストアの玩具コーナーにあるような、千円程度のしゃべるおもちゃ(ファミレスハンディターミナル)などは、いいかもしれない。http://www.superdelivery.com/p/r/pd_d/1416128/

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