クラブツーリズムとルックJTBで迷っています

雑感

事故などのトラブル発生時のサポートはJTBの対応能力が高いと思いますが、何も無ければ（ツアー内で対処できるものも含めて）大差ないと思います。

クラツーのベースは大量集客・低利益率で仕入原価及び販売価格を抑えるメディア商品です。KNT渋谷のバスツアーの大量集客による好業績からメディア販売部となったのが前身で、一般的に多くの旅行代理店のメディア商品企画部署は販売価格重視が集客に繋がり、小さなクレーム（ちゃんと対応はしますが）に対してはあまり気にしていません。

次にJTB　昔LOOKのパンフレットには日通の商品（NECLOOK）もあり、JTBと思って参加したら違ったというクレームもある事から分離しルックJTBとして区別するようにJTBのトップブランド商品であるため些細なクレームがでる事も嫌う傾向にあります。添乗員や現地サプライヤーにも知らされずに覆面社員がツアーに参加するオペレーションチェックなどJTBの他商品と比較しても細部までチェックが行われています。また募集パンフレットにもお金をかけていますし、自社の利益はもとより販売代理店に支払われる比較的高額な販売手数料など原価が高くなる為メディア商品と違い販売価格が高額です。もちろんホテルやレストランがメディア商品と同じでも良い部屋がアサインされたり、メニュー内容を良くしたりする傾向はあります。

添乗員　参加者との相性もあるし対応能力は個人差による事が多く平均すれば大きな差はないと思います。ちなみにルックJTBはルク専と呼ばれるルック専門添乗員なのでJTB所属添乗員の中でもエース級かもしれませんね（ただ単に担当者受けが良いだけかもしれませんが）。経験が長い＝ほぼ年齢も高くなり、経験不足でも一生懸命さは好感が持てると評価する参加者もいますから最終的には参加者側どう捉えるかによるので当たり外れはあるかな。

10万円の差

ブランド代と安心料。

同額なら皆、JTB を選ぶ。
だから、クラツーは価格優位で勝負。
JTB はブランドに自信があるから価格競争しない。

実際のサービスの差はほとんどないだろう。
食事、バスのグレード程度か。

災害や事故発生時の対応では大きく差が出るだろう。
ブランド価値を守るためなら、大手は大金を出す。

お金持ちか貧乏人か？

そもそも「ルックＪＴＢ」は「夢のハワイ」に富裕層をツアーで集めて夢のハワイに一生に一度の海外旅行に連れて行き、添乗員と現地係員が上げ膳据え膳で旅の手伝いをしたのです。

後者は逆にいかに安く薄利多売で生き残って来たのではないでしょうか？

自分の旅がどちらがいいのかから選択ですね。

成功を祈る！