ケンカ別れをしたら、あとで仲直りができるんですが、我慢したらダメになります。

興味深いネタなので、ちょっと書いてみますね。

僕は、旅先で、いろんな日本人に声をかけてきました。

アルヘシラス駅で会った日本人男子学生2人は、ケンカ寸前でピリピリしてました。
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/africa/algeciras_tangier.htm
>>ベンチに座り込んだこの日本人学生の2人は、疲れ切って、結構ぴりぴりしていた。
>>互いに口げんかになる寸前を我慢しあっている雰囲気だ。
>>日本にいるのならとっとと別行動を取っているのだろう。
>>だがヨーロッパの外れともなるとそう簡単には行かない。
>>まあだからこそ、つまらないことで喧嘩してしまうのだけれどね。

この二人は、我慢してましたが、

グラナダで会った男子学生二人は、翌日には別れてました(笑)。
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/europe/alhambra.htm
>>(アルハンブラ宮殿の)中を歩いていると、昨日の大学生の1人が声をかけてきた。
>>「昨日は失礼しました。あいつとケンカしてたものだから」と言う。
>>話を聞くと、2人でずっとヨーロッパを旅していたので、いい加減イライラしていたそうだ。
>>結局あのあと、はっきりと分かれて、それですっきりしたという。

僕は、ロサンゼルスの伝説の安宿「ホテル加宝」に長くいたんで、
いろんな旅行者を知ってるんです。

昔は、「地球の歩き方」が、
「アメリカではホテル代が高いので、他の旅行者を見つけて一緒に泊まろう」
みたいなことを書いていて、
日本人の若者は結構、空港なんかで声を掛け合って、
ホテル加宝でも一緒の部屋に泊まってたことがありました。

でもホテル加宝のロビーにその1人が朝早く出てきていて、
僕がじっくり話を聞きました。

すると、完全に2人は、合わないんですよ。

僕が話した男の子は、結構大まかな性格らしいですが、
一緒に泊まった旅行者は、一日に使ったお金をセント単位まで、ノートに付けるそうです。

それを寝る前にやるので、部屋の明かりをつけたまま、計算を続ける。
もう1人は、とにかく寝たいだけ。

また、起きる時間も、1人は早起きで、もう1人は遅く起きる。
僕が「それは性格が合わないんだから、別れて旅したらいいよ」
とアドバイスしたら、それが出来ない。

というのが、二人ですでに、ロサンゼルスでレンタカーを借りていて、
一緒に乗って旅する予定だとか。

これは、もう、旅としては完全に失敗でしたね(涙)。
僕としては、旅のネタをもらった(笑)、とうれしかったんですが。

けんか別れをしても、あとで反省して、ゴメンネと言えますが、
我慢していたら、相手のすべてがイヤになります。

一緒に旅に出て、友情が壊れた人は多いです。
僕はいろんな話を知ってますが、
例えば、一緒にとまっている人の、
お風呂の使い方がいやだとか、歯の磨き方が気に食わないとか。
(まあこれは、2人で部屋を取っている場合の話ですけどね)

それに二人だと、旅先の人間関係が広がりません。
ですから本当は、一人旅の方が、気楽でいいんですよ。

まあ、このテーマは、僕が追求しているものですが、
そういうこともあると、参考にしてみてください。

みどりのくつした


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2件のコメント

  • ストレスをためないように・・・

    やっぱり性格が違うので、
    ストレスがたまってきたら昼間は別行動をとる、というのも大切ですね。
    とりあえず1日一人で過ごせば気分転換にもなりますしね。

    相手が年下、初個人旅行なので楽しい!って思ってもらえるように
    相手のストレスにならないように気をつけなくては!

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    旅の中で、わかることがあります。

    ゆうゆ@pinkさん、どーも。

    いま考えてみると、ちょっと脅かしすぎたようです。

    僕も旅行を知らない人と一緒に旅に出ると、
    いろいろ教えたり、注意を与えたりします。

    そういった親切は、もちろん、楽しいことでもあるんですよ(笑)♪

    >>相手が年下、初個人旅行なので楽しい!って思ってもらえるように
    >>相手のストレスにならないように気をつけなくては!

    そんなに真面目に考えなくてもいいですが。
    でも、日本人の人間関係の修行だと思って、
    客観視すれば、結構面白いものです。

    僕は、あちこち旅行しましたが、
    世界各地の観光地を見るのが目的ではありませんでした。

    僕は、世界各地を旅している日本人を見て、
    「日本人とは何か?」
    「自分はどういう人間なのか?」
    と考え続けてきましたよ。

    旅の中で、自分の弱さ、自分の惨めさ、自分のいい加減さもわかり、
    また、自分で自分を評価できる部分も見つけました。

    まあ、普通は旅はうまく行くものです。
    でももちろん、朝から晩まで一緒にいたら、
    関係が悪くなることもあるでしょう。

    それを、それとして受け止めて、
    いろいろ考えることで、大人になっていくということかもしれません。

    旅ではいろんなことがわかります。
    旅でわかるのは、実は、海外の事情ではないんです。

    「自分とはこういう人間だったんだ…」ということなんですよ。

    みどりのくつした

  • 【世界旅行主義】夫婦で世界一周旅行をするのは、男に自信がなくて、女の世話になっているだけ(笑)。

    いい機会なので、ちょっと書いておきます。

    いまは流行りませんが、一時期、夫婦で世界一周旅行をして、本を出す人たちがいました。
    でも、海外個人旅行というのは、本来、旅先での思いがけない出会いそのものが楽しいわけです。

    ところが、夫婦やカップルで旅行していたら、
    旅先の出会いがありません。

    もちろん、旅先の出会いとは、旅先で思いがけなく出会った人と話が合って、
    一緒に旅をしたりして、また、「恋も生まれたりする」というものです。

    ところが、カップルならばまだ、別れることもありますが、
    籍を入れた夫婦で、世界一周しようなどというのは、
    はっきり言って、大きな勘違いです(笑)。

    でも日本には、まともな旅行者がいないので、
    一時期、
    夫婦で世界一周旅行というのが、もてはやされたことがあります。

    もちろんいまどきそんな馬鹿馬鹿しい話は、ないんですけどね(笑)。
    よほどモテナイ男が、女性を籍に入れて逃げられないようにして、
    強引に旅に連れ出したのでしょう。

    女性にとって見れば、いい迷惑です(涙)。

    僕が読んだ新聞記事では、
    夫婦で世界一周した人のインタビューで、
    夫は「また世界一周をしたい」と言ったのにたいして、
    奥さんは、「もういやです」ということでした。

    カップルで世界一周をするというのは、男がとことん弱いんですよ。
    海外で女が見つからないと知っているから、カップルで旅に出るんです。

    日本女性の場合は、世界中どこにいっても声がかかります。
    ですから、カップルで旅に出ても、
    女性から振られる男性は多いですよ。

    それがいやなので、籍を入れて、女性を逃げられないようにして、
    世界一周をしながら、女性に世話をしてもらおうだなんて、
    そんな男は、サイテーですね(笑)。

    ですから、カップルでの長期旅行なんかをするのは、
    男がものすごく弱いと考えたらいいです。

    そういう目で、旅行記を読むと、いろいろ発見がありますよ。

    みどりのくつした



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