レポート

TGV疾走!!!!

公開日 : 2016年05月29日
最終更新 :

TGVに乗った感想なんて、小学生レベルの話、かも知れないが、久しぶりに感動した。・・・・

ストラスブールからパリに行くには、例の事故が解決したのかどうかよく分からないものの、TGVしか手段としては考えず、SNCFのサイトで切符を買うため見に行く。会員登録をしなければならないが、さすがにおフランスだけあって外国人にもやさしくできている。(別記するがオペラ座のウエブサイトも感動的に簡単で、新国やNBSのサイトの方が難しいのでは?と思った。)このやさしさをもうちょいパリ市内で発揮してくれればいいのだけど。・・・もちろん外国のクレカでも大丈夫である。

チケットはeチケットを選ぶとA4の紙に控えを印刷して持っていくことになる。この辺はドイツに比べてやや劣るが、駅で引き換え行為をしないと絶対に乗れない(ごく一部スマホ格納も始めているが)JR東日本よりは、はるかに優れている。このA4の紙も案外細かく載っていて「You do not have to stamp your ticket at the station.」と、たぶん誰もが心配する「そのこと」については、ちゃんと青字でかかれているし、2分前には乗り込めとか荷物にはフルネームとアドレスをつけるようにとか、至れりつくせり書いている。

私が乗ったTGV9574というのは、ストラスブールの次がパリ東駅というノンストップの電車。ストラスブールからちょっと走ると専用線に入るのだが、まあ、その専用線での走り方のすごいこと・・・速度計があるので見ていたのだけど、時速297km~301kmぐらいで小一時間ずっと巡航する。私も新幹線を始めいくつかの高速鉄道を乗ってきたが、ICEでさえこんなに気持ちよく走る(?)のは見たことがない。揺れも新幹線と同じくらいで、ずっと平原が続くだけなので、線路を敷くのは難しくはないだろうとは思ったが、それにしても電車が速い(!)と思うのは、本当に久しぶりだった。・・・車内検札もそのA4のチケットを見せたら、しるしも付けずに返してくれた。

 この区間は初めて乗るのだけど、やや思い出がある。昔見た「ラ・ブーム2」という映画のラストシーンで、パリに住んでいる主人公の彼氏がシュツットガルトに引っ越すというので、東駅に見送りに行くのだけど、電車が動き出してから彼はデッキから飛び降りて、主人公と抱き合う・・・そう言えば最近はデッキから飛び降りるシーンのある映画は少なくなった・・・この時のルートと一致していて(もちろん当時はこの路線にTGVは走っていなかったが。)このTGVも始発はなぜかシュツットガルトである。何でミュンヘンまで行かないんだろう、と個人的には思うのだけど、フランスとシュツットガルトというのは、何かあるのかどうか。・・・・

 もちろん東駅には16:41の定刻に着いた。19:30からのバスティーユでの「Il Trovatore」に間に合わすべく、ナヴィゴを買ったり、ホテルのチェックインやらでドタバタするのだけど、それはまた次回に。






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