レポート

今年の山梨のぶどうは・・・・

公開日 : 2016年08月12日
最終更新 :

先日、恐らく収穫前の最後になるであろうぶどう畑の様子を山梨県の北杜市に見に行った。ここに限らず今のところ山梨県内は順調な生育状態とのことで、2012とか2014あたりのいい年並みになるのでは・・・台風とかが来ないのを祈るけど。

今年は話題になったのはやはりサミット系の話で、
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000160773.pdf

この中で、快挙というか無謀(?)というか、
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000159961.pdf

この中にルバイヤートのプティ・ヴェルド100%のワインが出されている。(勝沼の葡萄を使っている。)私はフランスワインについてはあまり詳しくないのだけど、それでも、プティ・ヴェルドやタナのようないわゆる「補助品種」というのは、補助であって、それが100%使われるワインというのはあり得ない、というのがお約束ごとになっていることくらいは頭の片隅にある。(ボルドー好きの人なんかは、顔をしかめるのでは。・・・)

このルバイヤートというワイナリーは、勝沼の土壌がプティ・ヴェルドに非常によく合っているという信念のもとにつくってきたそうなのだけど、それがついに実った(このワインは昨年の国産ワインコンクールでも最高位を取っている。)というか・・・なにせ、ランチとはいえ、フランス国家元首のお食事に供された、のだもの。大統領をはじめ、フランス側のスタッフの「感想」というのをぜひ聞きたいものである。

勝沼はこれ以外にも最近は「鳥居平」という地名をよく聞く。塩尻の桔梗ケ原に並ぶくらいいい土壌(テロワール?)とのことだけど、勝沼のある甲州市は「最高温度ニュース」に出てくる常連の街である。恐らく名声を手に入れる(?)前に、温暖化・猛暑のためにいい葡萄は取れなくなるのではないか・・・・。

最近はこんなのもできた
https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/event/wine-taxi.html

清里等を抱える北杜でさえ暑い。勝沼がいい葡萄を作っているうちにぜひ訪問してほしいものである。・・・・

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1件のコメント

  • Petit Syrah とかは好きなので、

    プティ・ヴェルド というのは 聞いたことがなかったけど それに似たようなものかと思って調べると
    ちがうようですね。

    http://www.seattletimes.com/life/food-drink/take-a-petite-lesson-in-sirah-and-verdot/

    アメリカでもあまりないようです。

    勝沼というのは 昔日本の小学校にいっていたころ、 遠足でいったことがあるのですが、 そのとき 
    勝沼ぶどうの収穫量と当時できたばかりの笹子トンネルの関係を社会科のレポートを書いたのですが、「たいへんよくできました」をもらった記憶があります。 

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    Re:Petit Syrah とかは好きなので、

    ポチとミケさん、こんにちは。

    フランスワイン関連というと(?)先日、STAG'S LEAP WINE CELLARSのワイン(銘柄やヴィンテージは忘れました。・・・)のワインを飲む機会がありました。伝説の・・・と思っていましたが、物にもよりますが、リーゾナブルな値段で買えるものも多いんですね。ただ、もともと白ワイン好きなので、この手の世界(?)にはまることはなさそうで、少し安心しています。

     東京の中学校に通っていたのに、修学旅行が勝沼だったと言う人の話を聞いたことがあります。(東京だとおっしゃるとおりちょっと遠めの遠足目的地くらいで、中学の修学旅行先としてはえらく近いなあ、と思った覚えがあります。)その人はワイナリーに行って、「工場見学」したらしいのですけど、未成年者に酒造りを説明しても実感がわかない(?)と思うので、葡萄畑に徹する方がいいと思いました。

    笹子トンネル、小仏トンネルとかは、今の季節、車で動く関東地方の人は最も聞きたくない名前(?)の一つだと思いますが、出来た当時に行かれたんですか。私は電車派(中央線と中央自動車道では)なのですけど、そういう歴史は一度まじめに見てみたいと思っています。

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