先日、恐らく収穫前の最後になるであろうぶどう畑の様子を山梨県の北杜市に見に行った。ここに限らず今のところ山梨県内は順調な生育状態とのことで、2012とか2014あたりのいい年並みになるのでは・・・台風とかが来ないのを祈るけど。
今年は話題になったのはやはりサミット系の話で、
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000160773.pdf
この中で、快挙というか無謀(?)というか、
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000159961.pdf
この中にルバイヤートのプティ・ヴェルド100%のワインが出されている。(勝沼の葡萄を使っている。)私はフランスワインについてはあまり詳しくないのだけど、それでも、プティ・ヴェルドやタナのようないわゆる「補助品種」というのは、補助であって、それが100%使われるワインというのはあり得ない、というのがお約束ごとになっていることくらいは頭の片隅にある。(ボルドー好きの人なんかは、顔をしかめるのでは。・・・)
このルバイヤートというワイナリーは、勝沼の土壌がプティ・ヴェルドに非常によく合っているという信念のもとにつくってきたそうなのだけど、それがついに実った(このワインは昨年の国産ワインコンクールでも最高位を取っている。)というか・・・なにせ、ランチとはいえ、フランス国家元首のお食事に供された、のだもの。大統領をはじめ、フランス側のスタッフの「感想」というのをぜひ聞きたいものである。
勝沼はこれ以外にも最近は「鳥居平」という地名をよく聞く。塩尻の桔梗ケ原に並ぶくらいいい土壌(テロワール?)とのことだけど、勝沼のある甲州市は「最高温度ニュース」に出てくる常連の街である。恐らく名声を手に入れる(?)前に、温暖化・猛暑のためにいい葡萄は取れなくなるのではないか・・・・。
最近はこんなのもできた
https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/event/wine-taxi.html
清里等を抱える北杜でさえ暑い。勝沼がいい葡萄を作っているうちにぜひ訪問してほしいものである。・・・・