レポート

アレグロでサンクトペテルブルク日帰り

公開日 : 2016年08月30日
最終更新 :

ヘルシンキからアレグロ(高速列車)に乗ってサンクトペテルブルクに日帰りしてきました。
旅行前にこの掲示板でも幾つか質問があったので、それも含め気付いたことを書き留めておきます。

●アレグロ予約:
行きはVR(フィンランド国鉄:39ユーロ)、帰りはRussian Rail(69ドル)で買いました。

●アレグロ往路:
ヘルシンキから乗る際は改札がありません。暫くすると(恐らく)車掌が来て、パスポートとWEB乗車券をチェックし(スキャンは無し)、ロシアの入国カードを渡して記入説明をしてくれます。
次に両替屋、フィンランドの入国管理官が来て出国審査をし、その後暫くは誰も来ません。
ロシア国境を過ぎるとロシアの入国管理官が来てパスポートとビザのチェック後入国カードの半分を持って行きます。次に税関が来て荷物を目検し、所持金と申告物は無いか聞かれました。ミラーレスカメラとiPhone、iPadminiは申告が必要か?と聞いてみましたが、首を振ってました。
列車内に英語の申告ガイドがあったので見てみたら、カメラは書かれていませんでした。(ビデオやタップトップPCは一人1台はOK)
フィンランディア駅到着後、駅西横の改札も何もないゲートから外に出てお終いです。
タクシー運転手が大勢客引きしてました。

●タクシー:
駅正面のレーニン像を見てから駅前の正規?タクシー乗り場から夏の庭園(エルミタージュ少し手前)まで1,000ルーブル(Rub)と言われ、少し高いかなと思いましたが時間が無いので乗りました。
プジョーのボロですが神風タクシーでした。ロシアでこれが一番怖かった。
でも、車窓の簡単な観光案内はしてくれました。

●エルミタージュ美術館:
WEBチケット所有者の入り口は美術館正面東端から少し川方向に入ったところにあります。
館内で2回スリ未遂に会いました。ベルトポーチは空だったのでセーフです。薄いマントを着ている人に注意です。
金ピカなところに中国人、聖母子像のあるところにラテン系団体有りです。

●地下鉄:
35Rubで専用コインを買い、改札を出ない限り有効です。地下が深く、エスカレータは長く速いです。(プラハもそうだった)
ホームドアのある駅もありますが、そのドアが黒い鉄扉で電車が見えません。

●アレグロ復路:
往路で出た出口は閉まっており、少し南に専用待合室があります。乗車時刻になるとカウンターでパスポートと乗車券チェック、ホーム手前で荷物のセーフティーチェックがあります。
乗車すると、出国手続き、税関の質問、両替が立て続けに来ました。往路ほど厳重ではありません。
入国カードの残り半分を取られるので、持っておいて下さい。
税関職員にはキリッとしたロシア美人が居ましたが、私の担当は男性でした。
麻薬犬らしき犬もやってきます。
フィンランドに入ると入国審査がやってきます。
食堂車を利用しましたが、ロシア国境付近では電波状況が悪いのかクレジットカードが使えませんでした。現金は基本ユーロですが、ルーブルでも支払えます。

●おまけ、ヘルシンキ出国時:
空港の出国ゲートで「ヨーロッパは何時離れたんだ?」と聞かれたので、「今から出るんだけど」と言うと、「ロシアは何時行ったんだ?」と聞き返されました。
ロシアはヨーロッパではないのかしらん?

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