前々から行きたかったキプロスにようやく行ってきました。まだそれほど行く人がいないため、今後行く方に活用していただければと思い、若干気がついたことなどを報告します。旅行記・旅スケやブログを書くほどマメではないので、旅行者として気になる点に内容を絞ります。後でまた五月雨的に補足するかも知れません。
ラルナカ1、レフコシア(ニコシア)2、パフォス2、レメソス(リマソール)2と現地に計7泊しました。往復経路は恐らく行った方殆どと同じであろうEKドバイ経由、これが一番短時間で行けます。
一番の目的は、美しい海や海岸線を見ること、歴史的建造物を見ること、そして何よりビザンツ美術の傑作である教会を見ることです。
私は事前に綿密な計画を立てることが苦手なズボラのため、いつも渡航して現地に行ってから情報収集して行くところを急に決めたりします。今回は特に直前まで仕事が忙しくて情報収集の時間が全くなく、ホテル予約と現地ツアー予約だけして安心していました。しかしこのような甘さが裏目に出てしまいましたので、この点も情けないけれど後で書きます。
1)まずラルナカ、この国の玄関口にあたる都市ですが、ここには余り見るものがありません。もしビザンツ美術や建築に興味がない方は飛ばしても良いかも知れません。私と好みが似た方には中心部にある聖ラザロ教会は必見です。また、タクシーで郊外のキティという村にある聖アンゲロクスティティ教会というところに行きましたが、ここも一見の価値あるすばらしいモザイクがありました。愛好家はどうぞ。
2)レフコシアはご存じの方も多いですが、北と南に分断された首都です。キプロス自体が北のトルコ占領地と南に分かれていて、紛争の歴史をまだ引きずっています。統合話も出ていたのにまだなかなか進展していません。
一番旅行者が気にするグリーンラインを越えての行き来ですが、現在は24時間ゲートが開いており、一日に何度も行き来可能ですから安心して行きましょう。また、少し前までは北のスタンプをパスポートに押してもらえたのですが、これももう省略になりました。実は北のスタンプが欲しくて、パスポート有効期限があと1年の今行ったのですが・・残念!!
グリーンラインを越えると一挙にトルコになりますが、本国と比べて相当安全です。トルコ自体もそこまで怖いところではないのですが、ウザい客引き兼ナンパ野郎がハエのようにしつこくつきまとってくるあの鬱陶しさが一切ないので快適です。女性一人でも安心ですよ。
(以下続く)