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北回帰線

公開日 : 2017年07月21日
最終更新 :

初めて、夏のマレーシア、タイのパタヤを旅行した。

そして、この旅行で初めて、
子供の頃に習った「北回帰線」と言う言葉を実感できて、
楽しい旅行に感動も加わった。

パタヤの夜のウオーキングストリートの賑やかさは半端じゃないし、
その色気も半端じゃ無かった。

だが、昼のパタヤのビーチウオークは、リゾートの風が心地よい。
お昼頃にガイドブック片手に散歩していると、
ふと北の空から太陽が照り付け、南に影を落としている事に、気が付いた。

同行の友人に、このことを言うも、チンプンカンプンで理解しない。


パタヤのあと、マレーシアのペナン島に飛び、
ここで10年近く夫婦でロングステイしている友人にも、
ペナンの夏は、太陽が北の空に上がるよね?・・・と聞くも、
「知らないし、感じたことも無いよ。」との返事。


きっと彼にとっては、太陽は上がれば、それで良くて、
日が沈んで、イスラムの宗教で酒が飲めない中で、
夜にこっそり集って、酒が飲めれば、太陽がどっちの空に上がろうと、
知った事じゃない、に違いない。


南半球では、いつも北の空に太陽はあるが、
赤道に近い北半球の町では、
南の空に上がる太陽が、夏至に近い夏の間だけ北の空に上がる。


異国の地で起きるこの現象を、実感できた私は、
驚きだったし、旅先で不思議を感じて旅する喜び、与えてくれた。


答えが得られぬまま帰国し、
早速に調べた結果です。

「北回帰線」とは、夏至の頃に、太陽が北緯23度あたりにある状態。
パタヤは北緯12度、ペナンは北緯5度。
だから、私が訪れたこれらの町では、夏になると、
太陽は、町の北側から町を照らすのでした。

この旅では、ゴルフも出来たし、
インド人街では、頼まれていたカレーのスパイス10種類以上も、
合わせて2kg以上買えたし、
ギー(Ghee)や、サンバルという調味料も買えて、良かった。
もちろん、タイ式マッサージや、ゴーゴーバーも十分に堪能できた。

暑かったけど、自分の「ふしぎ発見」が、一番うれしい。

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3件のコメント

  • 17/07/29 17:21

    ろっきーさん、mxegamiさん、コメントありが応ございます。

    日本では窓と方位と風通しは大事で、太陽の向きもとても大事でした。
    最近でこそ、家が建て込み、方位もヘッタクレも言えなくなりました。

    いまは、太陽に当たらない方が良い、そんな時代になり、
    太陽の大事さは、影を潜めてしまいましたね。

    私のような、昭和の日本人にとっては、
    北半球で、南に上がる太陽が北の空に上がっている、このことは驚愕でした。
    地球って、すごいなー!そう思います。

    でも、そんなことは気にも留めずに、何処何処に旅行した!、
    と、そればかり言っているだけの旅行者が多いですね。
    旅は、自分で感動したほうが、ずーっと面白いと思うのですが。。。


    最近では、
    昨年暮れにハワイからの帰路で、1基のエンジンが故障し、
    残り1基のエンジンで飛行しましたが、安全を優先して、
    日本とハワイの中間にある、ウェイクアイランドに緊急着陸して、
    一夜を明かしました。

    このとき、追い風・向かい風のことが良く分かりました。
    偏西風により、日本に向かう時は向かい風・時速180kmでした。
    ウェイクアイランドに向きを変えたら、追い風・時速50kmでした。

    残る一基のエンジンの負荷を考えたら、
    負荷も小さく、すぐに着陸出来る危険回避行動だと、、、よくわかりました。



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  • 北回帰線のうちら側に住んでいます

    夏(夏至)の正午は少し北よりの空に太陽が位置するのは知っていますが、それほど気にすることはなしです。それより、太陽が真上に来るのは5月末で、この時期は暑くて夏って感じ、6月になるとかなり涼しくなる。でも夏至が終われば太陽は再び南に降りてきて、太陽が真上になると再び暑い日が来るはずなのに、それはなしで、朝夕は涼しいままで、12月まで気候は変わらず。

    何でしょうかね?

    今年の7月は、昼間でも涼しくて長袖を引っ張り出し、毛布にくるまった寝るくらいで、「地球に氷河期」が近づいてきたんじゃないかと思うくらいで、温暖化とかは、かけらも感じられないです。

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  • 北の窓から日が差します

    ペナン在住だった友人が、家を選ぶときに南向きとか関係ないんだよと言った話を思い出しました。

    メコン川沿いのムックダハンというタイの町から長距離バスで西へ向かう時に、日が差したら熱いだろうと反射的に北側になる右の窓側を選択したら、夏至のころで太陽は北から差すのでした。
    今のバスですから減光ガラスとかカーテンとかありますが、それでも日中は暑いのです。

    kiyaさんのマラッカのレポート、最初のころの東南アジア旅行を思い出して興味深く拝見しました。

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