初めて、夏のマレーシア、タイのパタヤを旅行した。
そして、この旅行で初めて、
子供の頃に習った「北回帰線」と言う言葉を実感できて、
楽しい旅行に感動も加わった。
パタヤの夜のウオーキングストリートの賑やかさは半端じゃないし、
その色気も半端じゃ無かった。
だが、昼のパタヤのビーチウオークは、リゾートの風が心地よい。
お昼頃にガイドブック片手に散歩していると、
ふと北の空から太陽が照り付け、南に影を落としている事に、気が付いた。
同行の友人に、このことを言うも、チンプンカンプンで理解しない。
パタヤのあと、マレーシアのペナン島に飛び、
ここで10年近く夫婦でロングステイしている友人にも、
ペナンの夏は、太陽が北の空に上がるよね?・・・と聞くも、
「知らないし、感じたことも無いよ。」との返事。
きっと彼にとっては、太陽は上がれば、それで良くて、
日が沈んで、イスラムの宗教で酒が飲めない中で、
夜にこっそり集って、酒が飲めれば、太陽がどっちの空に上がろうと、
知った事じゃない、に違いない。
南半球では、いつも北の空に太陽はあるが、
赤道に近い北半球の町では、
南の空に上がる太陽が、夏至に近い夏の間だけ北の空に上がる。
異国の地で起きるこの現象を、実感できた私は、
驚きだったし、旅先で不思議を感じて旅する喜び、与えてくれた。
答えが得られぬまま帰国し、
早速に調べた結果です。
「北回帰線」とは、夏至の頃に、太陽が北緯23度あたりにある状態。
パタヤは北緯12度、ペナンは北緯5度。
だから、私が訪れたこれらの町では、夏になると、
太陽は、町の北側から町を照らすのでした。
この旅では、ゴルフも出来たし、
インド人街では、頼まれていたカレーのスパイス10種類以上も、
合わせて2kg以上買えたし、
ギー(Ghee)や、サンバルという調味料も買えて、良かった。
もちろん、タイ式マッサージや、ゴーゴーバーも十分に堪能できた。
暑かったけど、自分の「ふしぎ発見」が、一番うれしい。