私はイタリア語会話の学習者で、初級レベル、学習の目的はスペイン語や英語が通じない地域での長期滞在です。イタリアで行ったことのある街はミラノ、フィレンツェ、ベネツィアのみです。
イタリアでもっとも興味のあることは現地のライフスタイルで、いずれ地元の人々が現在どんな食生活を送り、どんな話題が飛び交い、何が流行っているのかを実際に見聞きできる長期滞在ができればと。
さて、タイトルのナポリタンは私の中ではスペインのチョコ、あるいはカスタードクリームの入ったパンが思い浮かび、また学生時代に日本で食べたことのあるスパゲッティです。
イタリア語のレッスンでナポリの噴火のニュースが話題となり、日本のスパゲッティのナポリタンを紹介したところ「ケチャップを使うなんてイタリア料理に対する冒涜だ」と苦笑されました。
日本のナポリタンとは日本の発明だったのですね?知りませんでした。今の日本ではナポリタンは本場のレシピに変化しているかもしれませんが長年日本にいることは滅多になかったので「いまどきケチャップなんて使っていないよ」ということでしたら時代錯誤な話題でごめんなさい。
実際にナポリに行かれたことのある方、現地で本場のナポリタンを食されたことがある方、ナポリタンはやっぱり本家が美味しいと感じられたでしょうか?
私の中でのナポリの人は留学時代の同級生、スペイン在住で知り合った数人の印象を平均すると陽気でオープン、ときに騒がしい、と言ったもので人間らしい愛すべき人々です。アンダルシアの人々と共通する性格なのだろうかと想像するのですが、「想像していたほどではなかった」と感じられた方はいらっしゃいますか?
アンダルシアのカフェタイムはランチ後に可能であれば延々と続く傾向がありますが、南イタリアではどうなのでしょうか。平均的なイタリア人はカフェをオーダーしたらさっくと飲んで終わりと聞いていますが、それは南イタリアでも同様でしょうか。
その地域での時間に対する価値観でライフスタイルが異なるとスペインで哲学の教授から伺ったことがありますが、私の友人や知人を見る限り、まったくその通りです。たとえば、アンダルシア系の友人とランチやカフェをするときは何時間も付き合うことを覚悟せねば実行できなかったりしています。
私の時間スケールは「サクッと」と「延々と」との中間くらいが合っているので、そうなるとイタリアで滞在すべき地域は真ん中あたりになるのかなあとも。
イタリア、完全にど素人ですがよろしくお願いいたします。