Q&A

ナポリタンとボロネーゼ

公開日 : 2017年08月14日
最終更新 :

私はイタリア語会話の学習者で、初級レベル、学習の目的はスペイン語や英語が通じない地域での長期滞在です。イタリアで行ったことのある街はミラノ、フィレンツェ、ベネツィアのみです。

イタリアでもっとも興味のあることは現地のライフスタイルで、いずれ地元の人々が現在どんな食生活を送り、どんな話題が飛び交い、何が流行っているのかを実際に見聞きできる長期滞在ができればと。

さて、タイトルのナポリタンは私の中ではスペインのチョコ、あるいはカスタードクリームの入ったパンが思い浮かび、また学生時代に日本で食べたことのあるスパゲッティです。

イタリア語のレッスンでナポリの噴火のニュースが話題となり、日本のスパゲッティのナポリタンを紹介したところ「ケチャップを使うなんてイタリア料理に対する冒涜だ」と苦笑されました。

日本のナポリタンとは日本の発明だったのですね?知りませんでした。今の日本ではナポリタンは本場のレシピに変化しているかもしれませんが長年日本にいることは滅多になかったので「いまどきケチャップなんて使っていないよ」ということでしたら時代錯誤な話題でごめんなさい。

実際にナポリに行かれたことのある方、現地で本場のナポリタンを食されたことがある方、ナポリタンはやっぱり本家が美味しいと感じられたでしょうか?

私の中でのナポリの人は留学時代の同級生、スペイン在住で知り合った数人の印象を平均すると陽気でオープン、ときに騒がしい、と言ったもので人間らしい愛すべき人々です。アンダルシアの人々と共通する性格なのだろうかと想像するのですが、「想像していたほどではなかった」と感じられた方はいらっしゃいますか?

アンダルシアのカフェタイムはランチ後に可能であれば延々と続く傾向がありますが、南イタリアではどうなのでしょうか。平均的なイタリア人はカフェをオーダーしたらさっくと飲んで終わりと聞いていますが、それは南イタリアでも同様でしょうか。

その地域での時間に対する価値観でライフスタイルが異なるとスペインで哲学の教授から伺ったことがありますが、私の友人や知人を見る限り、まったくその通りです。たとえば、アンダルシア系の友人とランチやカフェをするときは何時間も付き合うことを覚悟せねば実行できなかったりしています。

私の時間スケールは「サクッと」と「延々と」との中間くらいが合っているので、そうなるとイタリアで滞在すべき地域は真ん中あたりになるのかなあとも。

イタリア、完全にど素人ですがよろしくお願いいたします。

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8件のコメント

  • この下で勧めた本で

    Naples-Campagnaの レシピーとしてでているのは
    Vermicelli con le Vongole(o le Cozze)in Bianco です。

    in Russo でなく、 Ragu alla Napoletana (これはレシピーとして別にあるトマトの入ったやつ) は その貝パスタ(スパゲティより細いバーミサリ)では ”Optional” とあります。  

    https://www.amazon.com/Italian-Regional-Cooking-Ada-Boni/dp/0517693496






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    貼るところ間違ったので下の本じゃなく

    上の本です (もう一回リンク貼っといたのでわかるでしょうけど)。

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  • 17/08/16 17:20

    南北イタリアを先ずは南伊から食文化を軸にライフスタイルも比較できればと

    みなさま、本スレッドに参加いただきありがとうございます。これからレスを付けさせていただきますが、スレッドが荒れそうなものに関しては念のためにあえてスルーさせていただくこともありますのでどうかご了承くださいませ。

    ポチとミケさん、Grazie!

    分かりにくいタイトルでしたね。私の狙いは↑の通りです。北伊に行き着くまで時間を要するかと思いますがご容赦ください。

    カトリックが根強いのはスペインのほうであると言われていますが、ひとつの理由としてバチカンが身近にあるイタリアと異なって神聖化されやすいと聞いたことがあります。

    Tortaはスペインでは一般にパンケーキ系で午後のスイーツタイムにチョコレートソースをたっぷりかけてというスタイルでしょうか。イタリアでこれに該当するものが何か知りたいところです。


    クレバーソースさん

    日本のスパゲッティはほんとうにバラエティに富んでいますね。本場でスパゲッティやパスタを食して違和感とか意外性を感じたことはありましたか?

    Sabinaさん

    Grazie e piacere!お帰りなさい。パスタに関していろいろ教えていただきありがとうございます。

    ポレンタ、初めて知りました。でもスペインのどこかで見たことがあるような無いような。一度食してみたいです。

    「イタリアは長らく中小のコムーネ(自治都市国家)が合従連衡してきた歴史があるため、各都市の独立志向が強く、食文化にもそれが現れていてご当地料理へのこだわりが強いのです。」

    なるほど、そこがまたイタリアの魅力でもありますね。知人のポルトガル人によると「食においてアンダルシア人には勝てるがイタリア人にはかなわない」のだそうです。

    スペイン料理は地域のみならず隣町ですらレシピが異なるとも言われています。アロス料理の違いだけを求めてイベリア半島の南から北に抜ける旅をしたこともあります。南伊では異なるパスタを求める滞在をやってみたくなりました。

    私は、「あなたの食するものを教えなさい、さすればあなたがどんなひとなのか当ててあげよう」的なことがありうると思っておりますので旅先では地元バルでなるべくご当地料理を食するようにはしています。南伊の食文化、がぜん興味が沸いてきました。

    元アンダルシア在住でもありますし、長期滞在となると寒い土地は苦手なので南スペインとの共通点あるのはうれしいです。

    別所でコメントの各地域のイタリア人の特徴は同様なものがスペインでもあります。ステレオタイプとはいえやはりなるほどそうだなあと思うところ多々あります。出身の異なるスペイン人たちが互いにステレオタイプを持ち出して笑いながら相互に指摘し合う姿は争いではなくむしろ親密だからこそですよね。

    Jorgeさん、Grazie!

    「以前、イタ飯ブームのときに、イタリア人料理人が指摘していたのが、日本のパスタには具が多すぎること。」

    なるほど、ペペロンチーノ大好きなのでわかる気も。パスタを活かすために具はミニマムすべきであるという考えなのでしょうかね?

    スペイン料理も日本に行くとローカライズされることがあって、いつだったかパタタ・ブラバが甘く味付けされていたことも。ブラバなのだから本来は辛いはずなのですが

    MP3さん、Grazie!

    「ナポリに行って同じようなものが出てくれば、ソースがトマトから作ったものでも外観は同じようなものなので」

    これに関しては未踏の地のことですのでコメントを控えさせていただきますが次回のイタリアではぜひ確かめてきたいと思います。

    GIULIAさん、Grazie!

    お名前、存じ上げておりますし、Sabinaさんとのイタリア談義、勉強させていただいております。

    GIULIAさんのおススメのイタリア料理、あるいはこれだけは必ず食さねばという一品はどれでしょうか?


    ザヴィエルさん、Grazie!

    「私が見た範囲では時間の長短は地域ではなく状況だと思いますが」

    なるほどです。あるいは職業、季節、出身地、状況、などなどいくつかの要素が複合して生じている現象なのかもなどと妄想してしまいました。これもいずれ現地で確かめてみたいと。


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    退会ユーザ @*******
    17/08/16 18:52

    米料理

    leoxさま、再びオラ!です。

    スペインではアロスは北から南まで食されているのですか。イタリアは米どころの北部ロンバルディーア平原とその周辺だけです。ミラノやトリノのリゾットはおいしいですよ。
    そして少し西に行けばそのポレンタを食べる地域になります。
    一方南は種類が豊富なパスタ文化圏です。ナポリ以南のパスタは本当においしいですよ。
    アンダルシアに住まれていたなら、是非ともプーリア州とシチリア州に行ってみて下さい。何となく共通点が感じられると思います。食事の量も多いし時間もかかりますが、それでも行って試す価値は十分にあるところです。
    南半分のイタリア語は、スペイン支配の影響なのか、スペイン語に似たところが多々あります。特に過去形に普通でも近過去ではなく遠過去を使うので、これはスペイン語を話す方にはなじみやすいと思います。また、動詞avereを使うべきところにtenereを使うのもスペイン語のようです。だから多分コミュニケーションは北部より容易だと思います。

    書き出すとエンドレスになるので、この辺りで失礼します。

  • カフェタイムに

    関して私が見た範囲では時間の長短は地域ではなく状況だと思いますが、、1人カウンターで立ち飲み5分以内、地元民複数の場合カフェ以外のアルコール追加とかで1時間以上の場合もありますがこれはカフェタイムとは違うか、ランチやディナー後にカフェを飲みますがこれは食事の一部ですので時間の許す限り続きますこれもカフェタイムとは言えないでしょう、地元の人がテーブルに座ってカフェだけ飲んでるのは滅多になくて新聞を読んでいるとかでも20分くらいでしょうか複数の場合は1時間くらい話が続くようですがそれ以上だとやはりワイン等も頼んでいますでもこれは仕事のない人リタイアした人たちで観光地の目立つBARにはいないでしょう。
    結論はカフェだけなら短時間 あとはスペインと同じですかねざっくりとした感想ですがイタリアの達人の人たちの意見はいかがでしょうか。

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  • 17/08/16 07:23

    掲示板内検索

    タイトル:食べれますよ、ナポリタン、ケチャップは使わないようですが。

    日本でいうナポリタンで、ボンゴーレなどトマトソーズ味のスパゲティです。ナポリタンといえば誰でも、どんなものかわかるでしょ。
    (引用終わり)

    つまり日本でいうナポリタンはSpaghetti alle Vongole in rosso 浅利スパゲッティ(赤)のことだそうで
    日伊両国の事情に暗いことはここでも歴然。


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  • 17/08/16 00:28

    ナポリタンなるものをナポリ名物と言ってしまうと、、

    一気にイタリア通がBaron Münchhausenになってしまった例が過去にあります。
    実在しないナポリタンに言及したのみならず、イタリアでは夕方5時から店で夕食が食べられるとも言いました。
    それ以前にも、いくつかあり得ないことを書いていたのですが、それで完全に知れ渡ってしまったのです。
    それまで、イタリア通でもあり、ドイツ語はもちろん、イタリア語もスペイン語も母国語並みに
    使えると言っていたかたです。まあ、ネットの世界ですからね。

    同じようなものに、天津飯、中華丼、トルコライス、、などがあるでしょう。

    とくに、弁当によくあるパスタにケチャップは、添え物にはしないイタリア料理ではあり得えないでしょう。

    これとは違いますが、以前、イタ飯ブームのときに、イタリア人料理人が指摘していたのが、日本のパスタには具が多すぎること。
    ブームの頃は原価率を抑えられるために、仏料理からの転入が多く、かなりいい加減だったのですが、今でも、
    イタリア料理と謳っても、実際はスパゲティー屋が多いのではないのでしょうか?本物のイタリア人料理は手間がかかる上に
    食材に質も関わるので、安易に利益には繋がらないはずです。スペイン料理も、タパス屋やバルもどきのが多いのでは
    ないのでしょうか。

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    日本人同士の会話、文章ではナポリタンでいいでしょう

    >一気にイタリア通がBaron Münchhausenになってしまった例が過去にあります。
    実在しないナポリタンに言及したのみならず、イタリアでは夕方5時から店で夕食が食べられるとも言いました。
    それ以前にも、いくつかあり得ないことを書いていたのですが、それで完全に知れ渡ってしまったのです。
    それまで、イタリア通でもあり、ドイツ語はもちろん、イタリア語もスペイン語も母国語並みに
    使えると言っていたかたです。まあ、ネットの世界ですからね。

    自己反省ですか?
    開き直る方が多い中でご立派です。ファンになりそうです。


    ナポリタンはご存じのように横浜のHニューグランドが考案した洋食が全国に広まったものです。
    で日本ではトマトケチャップをつかったものがナポリタンですが、ナポリに行って同じようなものが出てくれば、ソースがトマトから作ったものでも外観は同じようなものなので、日本人がナポリでナポリタンと言っても別にいいでしょう。
    現地ではナポリタンとは言わない、原料も違うというだけですから。
    そんな例は世界中にあります。

    まあ、ご当地ではその名を付けることはまずないですね。
    でも伊ではボロニェーゼとは言わないと書いた方もいますが、他都市のメニューにはそうありましたよ。

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  • 退会ユーザ @*******
    17/08/15 13:04

    ナポリにナポレターナなし、ボローニャにボロニェーゼなし

    Piacere! 実は今朝イタリアから帰国したばかりです。
    パスタというよりポレンタ食文化圏にいたので、いかにこの嫌いな食べ物を断るかに苦労しました(検索してみて下さいね)。彼らのソウルフードだし・・。

    ナポリタンとミートソースは日本の大衆食と化していますが、イタリアには存在しません。
    ケチャップをかけるなど想像もつかないことです。というか、ケチャップ自体イタリア人は使わないと思います。
    ミートソース、もといボロニェーゼは、イタリアでは一般的にラグー lagu'といいます。ボローニャ以外の都市ではボロニェーゼということもありますが、ご当地ではあくまでもラグーです。
    スパゲッティもまともなレストランでは出てきませんね-。ご当地パスタばかりです。ボローニャならばタッリァテッレ(フェットチーネ)が組み合わせとして基本です。
    これは決してスパゲッティの地位が低いということではありません。ご存じと思いますが、イタリアは長らく中小のコムーネ(自治都市国家)が合従連衡してきた歴史があるため、各都市の独立志向が強く、食文化にもそれが現れていてご当地料理へのこだわりが強いのです。
    「イタリアにはイタリア料理は存在しない」ということを良く言われます。あるのは各地方料理だけ。だから、ナポリ発祥のスパゲッティは、他地域から見るとよそ者料理なのでなじみがありません。
    また、ナポレターナというソースの呼び方はしません。ナポリのパスタソースはあくまでもペスカトーレやプッタネスカなどです。どれもおいしいですよ。
    日本のナポリタンというと名古屋メシの鉄板焼きが有名ですが、私はこれ絶対だめです。初めて見たとき絶句しました。

    南半分のイタリアはかつてスペイン支配下にあったため、スペイン文化の影響が強いです。恐らくこのあたりを旅されれば違和感が絶対にないと思います。お昼休みの長さとか食事にかける時間の長さなどはスペイン同様です。食事のおいしさも抜群なので、南へどうぞ。
    勿論もう少し機能的にものごとが運ぶところが良いと思われるなら中部ですね。トスカーナやウンブリアが良いでしょう。

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    ははは おかえりなさい。

    Sabinaさんはポレンタきらでしたよね。 そうでした。 ポチはあれが大好きなのに。 
    たぶんとうもろこしの粉のにおいが好きでないのでしょうね。

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  • 退会ユーザ @*******
    17/08/15 06:21

    ナポリタンとミートスパ

    確かにその二つは日本における家庭的な2大イタリア食メニューであり、イタ飯屋というよりは、ファミリーレストランや喫茶店で見かけるメニューですね。ナポリタンに至っては、コンビニの洋風弁当、しいては和食弁当にも入り込むほど浸透していますね。


    私は肉を食べないので、トマトソース系で食べるのは、ボンゴレ・ロッソです。


    イタリアではスパゲティを食べる割合がとても低いと聞きます。麺の文化は中国伝来なのか、アジア圏では一般的ですが、欧米で麺料理は特殊なのかなって思います。日本でパスタと言えば、スパゲティですが、イタリアでは、パスタ内での地位はそうとう低いらしい・・・


    昨晩は明太子スパゲティを食べました。生クリームに明太子、オリーブオイルと粉末鰹だしを入れて、塩コショウで味を調えるだけの簡単料理です。最後にカイワレ大根と刻みのりをトッピングして出来上がり。これも和食パスタですね。

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  • なにを聞いているのかよくわからないなあ、、、

    ボロネーズに興味があるから見たのに。  

    ナポリはピザのほうがパスタより有名じゃないですか(もうナポリは40年ぐらい行ってないけど)。  ボローニャは10年前にたまたま乗っていた電車が混んでいてもう下りようと降りたらパスタがすごいおいしいところだ、と印象でした。 あとから 太ったボローニャとか言われている、グルメで有名なところとしりました。 (アメリカでボローニャというとサンドイッチにはさむハムサラミのようなものです)。

    http://www.vogue.com/article/bologna-food-tour-culinary-destination

    イタリー人とスペイン人、 スペインはイスラムに占領されていた経験からか、なにか少し鬱屈(ひねた)ところを感じますがどうでしょう? イタリア カトリコのほうがどうなろうが神のみぞ知るというところがよりあっけらかんとしているという印象ですが。

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