レポート

タンザニアのお酒事情その1

公開日 : 2017年10月16日
最終更新 :

もう半年以上前の話になるが、タンザニアの食事と飲み物について簡単に書きたいと思う。

・番外
羽田空港ではいつも出発の乾杯をして行くのだけど、出国して左手にあるフードコートのキャッシュオンデリバリーのバーで飲むのが定番になった。エビスを1パイント。前にも書いたが日本のビールをパイントで出すところはあまり見ない。改めて面白かったのは、グラスワインの白二種類がどちらも勝沼醸造の甲州でこれしかない。外国人にも無理矢理(?)甲州を飲ませようと言うことか。あとでカードラウンジに入って思ったが、つまみを気にしないのであれば、ラウンジで有料のビールを頼む方が安いし、ゆったりできるかも・・・ということ。飲むことしか頭にないのだけど。

・途中の飛行機と空港は前にレポートしているので省略。
https://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/464254/-/parent_contribution_id/464254/

・タンザニアのお酒事情
ドイツやフランス、中国にシンガポール、くらいであれば、下調べはせずにでたとこ勝負で行くのだけど、いかんせん、アフリカで本格的に飲んだことはない。そのため、渡航前にそこそこ下調べをして、タンザニアで飲むべきお酒はビール、ワイン、コニャギ(後述)と決めていた。

1.ビール
同国はドイツとイギリスの支配下にあった・・・ということで、ビールはおいしい。 Tanzania Breweries Limitedというビール会社(SABミラー、インペブの傘下。)がある。ここの工場見学に行った人のブログを見つけたのだけど、ダル・エス・サラームの旅行会社でも聞いたが、そんなツアーは聞いたことがないとのことで、早々と断念。(タンザニアと言うとみんなサファリに行くと思っているが、そういう考えこそ改めるべき、と思う。)ウエブサイトもインペブのサイトにちょこっと載っているだけで、詳しい紹介はない。「キリマンジャロ」と「サファリ」というのが有名なブランドだが、前者はミラーのビールのようないわゆる「外国の薄いビール」で、後者の方が「日本の四大ビール会社」のビールに近い(ような気がする。)

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1件のコメント

  • タンザニアのお酒事情その2

    2.ワイン
    サハラ以南のワイン生産国の第一位はもちろん南アフリカなのだが、タンザニアでも最近、ワイン産業が盛り上がっている。・・・とのことで、一体どこで、作っているのかと言うと、首都(法律上の首都)のドドマ(Dodoma)近郊の高地地方で、その昔、イタリア人がイタリアワインの葡萄を持込んだのが元になっているとのこと。

    このドドマのワイナリー訪問も考えたのだけど、使える日が一日で、ダルからドドマまで往復するだけでもきつい(バスか飛行機)のでこれも断念。ドイツ人でなくイタリア人が目に付けたのはいかなる理由かよく分からないが・・・

    複数のワイナリーがあるが、有名なのは CETAWICO社(Central Tanzania Wine Company)の「プレジデンシャル」という赤ワイン。
    http://www.cetawico.com/en/5-prodotti/14-prodotti/27-presidential.html
    ダル・エス・サラームのスーパーでは見つけられず、もちろん、レストランのメニューにも見かけない。ザンジバルは欧州のリゾート地なので、南アフリカワインか欧州のワインしか無く、別の意味でタンザニアワインなど見向きもせず・・・という感じで、結局、旅行会社で教えてもらったインド人経営の酒問屋で購入。25,000タンザニアシリング(1200円)くらいで、高いものではないのだが、買ったあと数十時間の列車、数時間のバス、二十時間近い飛行機に揺られて、しかも赤道を越えて日本まで持って帰ったので・・・・まだ飲んでない。

     もう一種が、前述のTanzania Breweriesの子会社が作っている白ワイン、その名も「Dodoma」で、これはダルのスーパーでも見かけて値段は20,000シリング程度購入。葡萄は明示されてないが、イタリア品種の葡萄がブレンドされている。これも上述の長い輸送期間を経て持って帰ったものだけど、先日開けてみた。これがおいしい。・・・魚料理に合わせて、とか瀟洒なことがエチケットには書かれていたが、1000円台のワインとしたら十分競争力がある。そして、刺身あたりが良く合う。

    こういう大手資本も乗り出しているので、やはり、ブドウ産地としては見込みがあるのかもしれないが・・ちなみに上記のウエブサイトにもあるが、一部の葡萄は年二回収穫する、とのことで、これってどういうことか、ぜひワイナリーと畑をみてみたかった。

    3.コニャギ

    メコンウイスキーみたいなもの、といえばわかるだろうか。同国で最もポピュラーな安酒で、やはり、Tanzania Breweriesの傘下の会社が作っているKonyagi(コニャギ)という蒸留酒がある。このコニャギは「コニャック」からネーミング(してるらしい)のタンザニア人は誰でも知ってる蒸留酒で、口の悪い人は「醸造用アルコールにフレーバーを付けたもの」と言うが、「さとうきびから作った100%タンザニア産のアルコールにシトラスの香りを付けている」と瓶には書いている。25度。実際に何度か飲んだが、ライムの香りがして、ロック(タンザニアで氷を頼んではいけない、という禁を破ってしまった。・・・)でもストレートでもいける。値段も安い(ホテルで頼んでも一杯200円程度)お酒で、これは飲みだすと危ない、と思い、何とか滞在中は数杯で思いとどまった。

    タンザン鉄道では、ザンビア人がこのコニャギをダース買いして持ち込んでいて、ザンビアでも飲まれているとのこと。ただ、蒸留酒をダースで持ち込む(輸入する)と関税は一体どうなのか・・・と思ったが、そこまで踏み込んでは聞けなかった。

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    17/10/16 07:40

    下山後のビール

    私は下山後キリマンジャロビールを飲みました。
    私は元酒屋で菅、今は78歳で梗塞を発症したためアルコールはやめています。にゅーんじの血圧は200を突破あひましたが今は100前後と低めです。降圧剤を前から飲んでいましたが血が固まらない薬を飲んでいればよかったと入院時に言われました。
    私は親や他人の失敗や自分の欠点を経験で直して今の処長生きしています。1年半後のキリマンジャロ最年長記録の為ウイークデーはジムへ通っていますが今の処身体は順調です。http://www.beach.jp/circleboard/ac45785/topic/1100089874034