冬のドイツの旅行のスケジュールについて。

まわり方

宿泊場所、宿泊日は固定でしょうか。
アンスバッハを基点（３連泊）にしてローテンブルク、ニュルンベルク観光はどうでしょうか。
ハイデルベルクへの移動が少し楽になります。
ミュンヘンは1泊少なくなりますが、４日の出発を遅くし、８日はニュルンベルクへ寄らないので、ミュンヘン滞在時間は確保できると思います。

シュピーレンさん、あんまり心配させないほうがいいかと

シュピーレンさんが経験なさった列車の遅延②③は、10月初めに起きたStrum Xavierのことでしょう？
ドイツ中の交通網が麻痺して7人の犠牲者を出した、数年に一度起きるかどうかの大嵐のことですね。
しょっちゅうそういう列車の大混乱が起きているかのようなコメントは、トピ主さんを心配させることともなりますのでお気を付けになったほうがいいと思いますがいかが？

さて、トピ主さんは列車の遅延が心配で、ジャーマンレイルパス購入に傾いているようですが、一応金額比較をしてみますね。

3)の方のご提案、ジャーマンレイルパス5日連続用　194ユーロ（2018年1月31日まで10％割引）。
4)のかたご提案　ジャーマンレイルパス3日用　198ユーロ　バイエルンチケット2日　23X2＝46　計244ユーロ。

そこで私からの提案です。
コースをより効率的に変更して、なおかつ世界一有名なニュルンベルクのクリスマス市とローテンブルクからもほど近い美しい都ヴュルツブルクを加えました。

○3日　ミュンヘン着
○4日　ミュンヘン→ニュルンベルク（泊）
早割でしたらICEが今でしたら19.9ユーロ、29.9ユーロがありますが（1時間ちょっと）、ご心配でしたらバイエルンチケットを購入し、
お昼頃までミュンヘン散策、ミュンヘン中央駅（13:04発）⇒ニュルンベルク（14:50着）
＊バイエルンチケットはミュンヘンやニュルンベルクのトラムやバス、地下鉄などの市内交通にも使えます。
ニュルンベルクの華やかな夜のクリスマス市をお楽しみください。

○5日　ニュルンベルク→アンスバッハ（30～40分くらい、SバーンREなど多数出ています）観光
アンスバッハからシュタイナッハ乗りかえローテンブルク（39分）
運賃はVGNの運賃体系が適用されますのではっきりしませんが、15,6ユーロではないはかと。ローテンブルク泊

○6日　ローテンブルク→シュタイナッハ乗り替えヴュルツブルク（1時間10分、運賃14.6ユーロ）ヴュルツブルク泊

○7日　ヴュルツブルク（9:37発）→ハイデルベルク（12:07着）バーデンヴュルテンベルクチケット23ユーロ。
9時以降でしたらヴュルツブルクのトラムにもハイデルベルクのバスにも使えるので便利。ハイデルベルク中央駅から旧市街は離れています。

○8日　ハイデルベルク→ミュンヘン　この日だけは早割を。
ハイデルベルク9:14発ECは乗り換えなしでミュンヘンには12:11に着きます。早割料金39.9ユーロ。
早割でも朝の出発時間ですから乗り遅れも遅延も全く心配ありません。その時間に駅に行けばいいのです。
ミュンヘンにお昼頃着きますから、買い物はこの日に。翌日は1日中観光で買い物はできませんし、帰国日は日曜日で市内のお店はお休みです。ミュンヘン泊

○9日　予定通りノイシュヴァンシュタイン城観光。
○10日　帰国

というスケジュールにすると合計金額約116ユーロ。
8日の早割以外はすべて券売機や窓口で購入できます。
またジャーマンレイルパスでは市内交通（トラム、地下鉄、バスなど）は適用外ですから別途購入しなければなりませんが、バイエルンチケットやバーデンヴュルテンベルクチケットはこれらにも適用されます。

この方法で乗り遅れ、列車の遅延で乗り継げないといった心配になる日はありますか？

つけるところを間違えました

SEMMELさん、失礼しました。

ジャーマンレイルパス2等席・非連続フレキシーの3日間198ユーロ

2等列車で計算しています。

4日 バイエルンチケットで代用可能
5日 バイエルンチケットで代用可能
6日　全経路普通運賃で最低61ユーロ
7日　2時間に1本のECならば直通可能ですが、それ以外（ICE）だとマンハイム中央駅での乗換えが生じます。EC普通運賃で最低61ユーロ。
8日　往復ICEで時間に制限されない旅程が希望ならば鉄道パス。ICE普通運賃片道57,50ユーロ、早割り29.9ユーロ。
9日　バイエルンチケットで代用可能


6・7・8日目である程度自由に行動したいなら、ジャーマンレイルパス非連続フレキシーの3日間198ユーロ（ドイツ鉄道公式価格）
https://www.bahn.com/en/view/offers/passes/german-rail-pass-conditions.shtml?dbkanal_007=L04_S02_D002_KIN0060_GERMAN-RAIL-KONDITIONEN_LZ01　で良いのではないでしょうか。
（普通運賃なら最低236ユーロ）
早割りだとこの限りではないですが。


＞割引チケットを買おうと考えたのですがドイツの鉄道は頻繁に遅延があるそうで個々で割引チケットを買うか高くてもジャーマンレイルパスを買うか迷っております。

割引チケット（早割りチケット）でも遅延であれば後発に乗っても車内で対応してもらえます。
理想は遅延が判明したらドイツ鉄道カウンターに行き後発に振り替えてもらえばよいのですが、そうはいっていられないのが旅行人です。
とりあえず後発に乗り込み、車内で車掌に説明すれば基本的に問題はありません。


＞ドイツの鉄道は頻繁に遅延があるそうで

これははっきりいって日本とは比べ物にならないほどに酷いです。
実際にその場面に遭遇すれば、先進国ドイツがここまで酷いのかと愕然とするでしょう。
運次第ですが・・・

知っておいたほうがよいことは、ドイツ鉄道の時刻表検索で通常表示される（オプションで手動で乗り換え猶予時間を指定しない場合の）乗換え時間では、スーツケースを持った旅行者では不可能なケースが散見されます。

たとえばハイデルベルク中央駅Sバーン/RB→マンハイム中央駅乗り換えICE→ミュンヘン中央駅などでの、マンハイム中央駅乗り換え時間は最低15分はかかります。これをドイツ鉄道の時刻表検索では6分でも可能と返してきますが、ほぼ不可能です。


なお、10月初旬に10日ほど南→北周辺等々移動した時、ジャーマンレイルパス1等3日間を所有していましたが、
車両不備や遅延には辟易しました。

①ミュンヘン中央駅からハイデルベルク中央駅へのECが遅延のため、次発のICEに乗りました（こちらの判断で任意で変更）。

②マンハイム中央駅からハンブルク中央駅行きの私たちの一本前のICEが55分遅れでフランフクルト中央駅で運転終了のアナウンス。そのため次発の私たちが乗るICEがその余波を受けて激混み。予約席に座るのがやっとで、食堂車は満席・食堂車の立ちテーブルの下に座る人であふれ・車両連結部にも人があふれ、スーツケースを置くのにも難儀でした。

③シュベリーン中央駅からハンブルク中央駅への直通ICの7両のうち3両が、車両不備で欠番。予約席がなくなった人たちで残りの車両はあふれ、一等席でも座れる席が皆無。結局立っていました。


鉄道パスを持っていても遅延があれば結局混むのは同じですが、状況に応じてどんな列車にも乗れて、かつ車掌との交渉も必要ないというのは精神的にも楽ですかね。

ジャーマンレイルパス5日連続用

日本に来る外国人個人旅行者の大半はJR新幹線、特急乗り放題のジャパンレイルパスを利用して安く移動しています。
日本人の場合、その特典を得るには結婚して夫婦合計88歳（平均44歳）になるまでは不可能です。
シングルの場合は50歳になれば、JR東日本＋北海道かJR西日本の新幹線、特急が乗り放題になりますが、JR東居住でも日本の東半分です。

でも、ドイツなら年齢に関係なく、ジャーマンレイルパス購入で誰でもDBの高速列車ICE、特急ICに乗り放題の特典が得られます。
DBの特色はICE、ICでも予約なしに乗車できることです。つまりパス代だけで。パスがあっても予約料が必要な仏、伊、西との大きな違いです。

列車の遅れなどまるで気にする必要がなく、観光が終わって駅に行き、そこで停まっている（発車間近）または直近のICEなどに乗り込めばいいのです。席の探し方はJRの快速、新快速、特快と同じです。

日の長い時期ならバイエルン州のみ快速以下に乗り放題のバイエルンチケット＋州境～ハイデルベルク往復の方が安ければそれでもいいでしょうが、日は最短の季節ですので、時間を買うのが賢明です。
バイエルンチケットは9時からしか利用できない日が大半で、これは致命的です。この時期は暗いうちから起き、明るくなった時間には目的地に着いていないといけません。午後遅くには暗くなるので。
で、ここは機動力のあるICE、ICを利用すべきです。
よってジャーマンレイルパス5日（連続使用タイプ）をお勧めです。
27歳以下なら2.3万円、28歳以上でも2,8万円強です。
どの列車に乗ってもいいゆえ列車の乗り間違い、乗り遅れ、乗り過ごししても一切金銭的損失はなく（早割の場合はすべて罰金か追加料金）、時間だけの損失で済みます。

また、特急ECでザルツブルクやインスブルック、ICバスでプラハ（これのみ要予約）へも行けます。
さらにベネチアやブリュッセル、コペンハーゲン、クラクフまでパスで行けるのですから、私は激安だと思います。

旅には気象（特に冬）や列車の遅れ、事故、スト、体調不良などに様々なハプニングがつきもの。観光が目的なのに早割列車に必ず乗らなければならないことが目的になりかねない、本末転倒の旅になってしまいます。
私は早割は安物買いの・・・と考えていますので、お勧めしません。
いろんな予期せぬできごとで観光が十分でない、あるいはほとんどできていないのに、早割列車に乗らなければならないというのは避けてください。観光が一番の目的なのですから。
どの国のでも鉄道パスが最も賢明な旅行法だと思っています。

Bayern-Ticket も候補

9時以降に出るのなら、全て上記日で、
München Hbf→Rothenburg ob der Tauber
München Hbf ab 09:35 RE 57306
Treuchtlingen an 11:20
Treuchtlingen ab 11:25 RB 58114
Steinach(b Rothenburg ob der Tauber) an 12:31
Steinach(b Rothenburg ob der Tauber)ab 12:35 RB 5889
Rothenburg ob der Tauber an 12:49
Bayern-Ticket 25,00 EUR Flexpreis 42,80 EUR

München Hbf ab 09:18 ICE 1510
Nürnberg Hbf an 10:28
Nürnberg Hbfab 10:36 RE 19906
Ansbach an 11:06
Ansbach ab 11:10 RB 58112
Steinach(b Rothenburg ob der Tauber) an 11:31
Steinach(b Rothenburg ob der Tauber)ab 11:35 RB 58893
Rothenburg ob der Tauber an 11:49
Sparangebote 39,90 EUR 63,00 EUR 63,00 EUR

Nürnberg Hbfab 10:36 RE 19906
Dombühl an 11:22
Bahnhof, Dombühl ab 11:32 Bus 807
Bahnhof, Rothenburg ob der Tauber an 12:29
Sparangebote 39,90 EUR 63,00 EUR 63,00 EUR
時間が掛かるが乗り換えは少ない。早期購入割引（Sparangebote）はICE等をかませる
ことで成り立つため、場所（特に幹線とは離れたこの街など）では、乗り換えが
多くなるだけで、それだけ失敗（とくに劣等列車から優等列車へと短いローカル線同士
乗り継ぎ）の確率が高まります。Ansbach Umsteigezeit 4 Min.はかなり危険。

München Hbf ab 09:59 ICE 880
Nürnberg Hbfab 11:39 IC 2068
Ansbach ab 12:10 RB 58114
Steinach(b Rothenburg ob der Tauber)ab 12:35 RB 58895
Rothenburg ob der Tauber an 12:49
Sparpreis 29,90 EUR Flexpreis 66,00 EUR
優等→劣等の順に並んでいるので、一応安心（あくまで一応です）。

Rothenburg ob der Tauber→Heidelberg Hb
Sparangebote 19,90 EUR-29,90 EUR
なので、Sparangeboteでしょう。ここも高速鉄道を使っても、RB/REも掛かる時間は
同じですが、鈍行のみでは割引が効かない・・・。

Rothenburg ob der Tauber→Ansbach
Einzelfahrkarte Erwachsener 8,05 EUR
Bayern-Ticket ab 25,00 EUR
なので、往復だけではもったいないし、ましてはパスなどは尚更・・・。

Heidelberg Hbf→München Hbf
Heidelberg Hbf ab 10:03 S 1
Mannheim Hbf an 10:19←この乗り継ぎは不安なら、もう一本早いSバーンでも行ける
Mannheim Hbf ab 10:30 ICE 1091
München Hbf an 13:27
Sparangebote 39,90 EUR Flexpreis 90,50 EUR より前はSparangeboteが高い。

Heidelberg Hbf ab 11:10 IC 2293
Stuttgart Hbfab 11:58 EC 115
München Hbf an 14:11
Sparangebote 29,90 EUR  

Heidelberg Hbf ab 13:14 EC 219
München Hbf an 16:11
Sparangebote 29,90 EUR  
乗り換えなしで行けます。

確かに、DBは日本人がドイツに対して持つイメージからはかけ離れて遅れます。
しかし、制度はきちんとしているので、遅れてもきちんと対応してくれます。
幸い？それほどタイトなスケジュールではないので、必ず辿り着けます。
遅れはパスを握りしめても同じことです。

Bayern-Ticke+Einzelfahrkarte+Sparangeboteでしょう。
また、敢えてICEかICの一等割引を買って、駅のDBラウンジで時間調節をする（入場制限と
飲み物、電源のある待合室程度ですが）こともありでしょう
杓子定規に割引きかパスかと決めつける必要はないのです。
10時を過ぎれば、パスを握りしめて、他の街にも行け。街でのんびりするなんて
考えないで、ひたすらでんちゃに乗れというお告げがあるはずです。