政治と旅行というのは、関係ないようだけど(私も政治の話はあまりしないが)、関係ある。ジンバブエはとりあえずクーデターにはなってないようだけど
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C239.html
レベル1の色だが、レベル2の内容になっている。話変わってバルセロナは観光客の激増に悩んでいたが、劇的な方法で解決に向かっている。(もっとも観光業界は困っているみたいなので、文句を言ってたのは観光業界以外の人たちだったのか・・・)
最近やっかいなのは排他主義で、あの手の考えが広がると、やはり有形無形の影響が出てくる。先日の日経にチェコの下院選挙で22議席を獲得して第三党になった極右政党のSPDのトミオ・オカムラ党首のインタビューが載っていた。
http://www.spd.cz/
この人がチェコの大統領選挙に出ようとして資格なしと却下されたという話はきいていたのだけど「ドクター中松」みたいな泡沫候補と思っていた。が、まさか政党を率いて国政選挙に出ているとは・・・しかも連立協議の内容によっては閣僚になる可能性もあるとのこと。この党、イスラム教徒は一人たりともチェコへの移民は認めないという露骨なイスラム排斥主義がウリである。でも、イスラム教徒の次には・・・・。
カズオ・イシグロよりはもう少し若いか(?)五歳でチェコに渡っている。それまでに住んでいたのが板橋の高島平団地で、ごく普通の団地っこが、プラハで日本人相手のガイドを始め(この板を見てる人の中にもお世話になった人がいるのではないだろうか。)旅行会社を設立し、業界団体の長となり、上院議員に当選・・・流ちょうなチェコ語をしゃべるそうだけど、残念ながらチェコ語の流ちょうさは分からない。
高島平に限らないが、URの団地は日本で最も「外国人化」が進んでいる。今の高島平団地はゴミ出し表示が複数言語で書かれ、各棟の掲示板には中国語の表記も普通にある、というのを彼は知っているのだろうか。ぜひ聞いてみたいものである。