すっぱかった え、どぶろくが酸っぱかったやて? それは酒が古くて、お酢になりかけていたんやろ。 そんなもんは、どぶろくとちゃいまんがな。 ホンマのどぶろくを飲まんとだちかんで。 ええどぶろくはほんまに甘くてうもーて、ええもんやで。 成功をいのっとくわ。 べらぼーめ。 じゃあな。
すっぱいのは寝かせ無いからかな? ま~おじさん、今晩は~~~ 会津田島のお祭りのどぶろくがすっぱいのは、数週間で飲むので熟成が足りないからだと思いますね。 それに比べ、白川郷のは初冬に仕込んで次の年の秋に飲む。 米の粒が残るのがいいですね、「酒を食べる」感覚で。 また行くかも?
すっぱいのは寝かせすぎ・・・では さすけねえさん 福島あたりではいまでもどぶろく作りは盛んなのではと思っておりましたがそんなことはないのですね。 子供の頃に那須の麓に少し居た(疎開・・)ことがありまして、その頃はけっこうドブロクがご近所のオヤジどもが作っていたようです。もちろん見つかれば警察沙汰ですが、駐在さんもぐるだから・・・。 お米が原料ですからドブロクの初めは濃厚な甘酒です。醗酵がすすむにつれてアルコール分が濃くなってうっかり子供が味をみると真っ赤な顔でダウンして、時には頭が痛くなって親に見つかります。 この醗酵過程の管理がむづかしく、そこで名人かそうでないかが分かれます。みんなで飲もうという日にあわせて醗酵具合を管理するのに置き場所を涼しいところに置いたり、コタツに入れたり名人といわれる人は結構大変のようでした。 出来上がりはそのままのみますが、お米の粒を漉していくと醗酵がとまり、熱を加えると日持ちが良くなりますが、冬にこしらえて翌年の秋まではかなり難しくなります。 これは加熱加工して醗酵を完全に止め、その上で冷暗所に保存するのではないでしょうか。もしかすると防腐剤?保存料?が添加してあったりして。 この製造段階でタイミングを失すると醗酵が進みすぎてすっぱくなります。それと醗酵過程で雑菌が入ると腐る・・・手前で気が付けばすっぱみのあるドブロクになるので、目的の集会前でも関係者があつまって飲んじゃうようです。 何しろお酒が貴重品だった時代ですからお祭りや寄り合いなどの大事な日ように大人たちが嬉しそうにどぶろく作りをしていましたが、これが不思議なことに闇市や飲み屋用に醸造?されると不思議に警察沙汰(確か税務署だった・・?)になって甕が壊されて、2-3日周辺がお酒臭いような、甘酒やの酔うなにおいがしていました。 つまり上手に出来なかったどぶろくを飲むとすっぱい・・・。熟成する前のドブロクはアルコール入りの甘酒風ということのようです。