6.ケープタウン・ロングストリート
ケープタウンでの夕食は二回しかない、ということで、これを精一杯使うには・・・と悩んだ割には、あっさりと決めた。ちなみにウォーターフロントでも食べたかったが、ホテルから遠くて考えなかった。
・Beerhouse
http://www.beerhouse.co.za/
初日に夜に着いて、まあ一杯飲むか・・と入って、はまった。後述するママ・アフリカのすぐ向かいに有り、ホテルから30秒・・・が、観光客が一杯で、観光客向けのビアハウスというところだろうか。
今回、南アフリカで一番びっくりしたのがここで、南アフリカのクラフトビールがこんなにたくさんあるとは知らなかった。しかも産地はワインランドと重なると言うか、ケープタウン周辺が多い。メニューを見たら分かるが、500CC、1リットルとドイツ並み(!)のメートル法使用なのも少しびっくり。しかも1リットルでもZAR90くらいでドイツとまでは言わないが、日本の半値くらいである。
問題だったのは、オーダーした食べ物が来ないことで、20人近い団体欧米人(ここも中国人はいなかった)の「ビッグオーダー」が入っているから、遅くなって申し訳ない、と謝りにくるのだけど、だったらつなぎにポテチくらい持ってきたら・・と思った。20時半くらいには入って、「カレーヴュルスト(南ア滞在中、唯一頼んだ外国もの・・)」が来たのが、22時前・・・。私は500CCを4杯(前述したように、空港のラウンジでそこそこ飲んでいた。)飲んで出たのが23時くらいだったが、まだまだ人は一杯・・・気安く入れて、「南アのクラフトビール」を体験するにはお勧めである。ただ、団体客がいるかどうかは入るときに確認した方がいい。
・ママ・アフリカ
https://www.mamaafricarestaurant.co.za/
多分、ケープタウンで最も有名なレストランではなかろうか・・・歩き方でもトップに出ているし、トリップアドバイザーもそこそこの評価である。ここに行くために夜のロングストリートをおっかなびっくり歩きました、みたいなブログも見たが、私の場合、泊まったホテルの道を隔てた真向かいにあった。このロングストリートはせいぜい夜の歌舞伎町くらいの「怖さ」と思うけどどうなんだろう。
昼のワインツアーのガイドも「観光客向けレストラン」だ、とあまりお勧めでは無いみたいだったが、昼間の酔いを冷ましてから行った。混んでるときは一人またはカップルだと、真ん中の入り口から入ったカウンター席に案内される。内装もいいし、生バンドが演奏しているし、悪くはないと思うのだけど。ちなみにカウンターでもテープル席と全く同じ食事をオーダーできる。
ゲームミートがいくつかある。ダチョウのステーキ、ゲームミートのミックスグリル(!)のいずれもZAR300を越えるので、そこまでして食べるか・・・というのもあり、クロコダイルの串焼きで妥協(?)することにした。いつものように白ワインを合わせて一杯頼むと「Only crocodile?」「Yes.」とレストランとは思えない会話になった。
ワニは鶏肉に似ている・・・というのを思い出した。ワニは日本でも食べたことがあるが、比較的好きな方である。で、メインはシルロインステーキ。結局南アでは三つのレストラン共にサーロインステーキに徹したが、ここもおいしい。ワイン、ビールもたくさんあるし、観光客向けとは思うが悪くはない。グラスワイン二杯、クロコダイルと牛でZAR320くらいで、やや観光客料金か・・・夜遅くまで賑やかにやっている。