5月の連休後半から10日までポルトガルを駆け足で巡ってきました。
昨年のこの時季、リスボンでは、ジャカランダの花が咲き街中が紫色できれいでしたが、今年は開花していなくて残念でした。
リスボン名物のトラムには、訪れるたびに観光客が増えている気がします。特に28番線の乗車待ち列はものもの凄い。
ところで、このトラム情報です。
①トラム24番線の復活
サン・ペドロ・デ・アルカンダラ展望台のところで、24と表示されているトラムが走っているので驚きました。近くにいたポリスに聞いたら、「23年前に運休されたが、この4月に再開され、カモインス(Camões)広場 からカンポリデ(Campolide:エドゥアルド7世公園の西側)間を運行している。いずれはカモインス広場からカイス・ド・ソドレ駅(Cais doSodré)まで延長する予定。」とのことでした。あまり観光客に知られていないので、穴場の路線です。市内には旧路線がたくさん残っていますが、こうした路線復活が増えれば大歓迎です。
②28番線について
ポルタス・ド・ソル広場からグラサ(Graca)地区間は路面修復作業のため運行していません。この区間の「狭い路地をかすめるように走るところ」や「ガントレット(単線に設けられた行き違いの場所)」が見られないのが残念です。いずれ修復すると思いますが、工事の状況からして数か月から半年はかかると思います。28番線に乗ろうとしている方は現地でチェックされた方がいいですよ。
ちなみに、ケーブルカーのグロリァ線はクローズされていました。