レポート

コペンハーゲンで怖い目にあいました

公開日 : 2018年05月22日
最終更新 :

5月の中旬、中年女性一人で、国立博物館の前で地図を広げ、チボリ公園の場所を確認していました。すると一人のアフリカ系にも中東系にも見える男性が近づいてきて、"Can I help you? コンニチハ」 と話しかけてきました。「チボリ公園へ行きたいのですが」と応じていると、その男性は、どうも公園と反対側の方を指し、だらだらと時間稼ぎをしているような行動をしました。私は北欧では、移民の人たちも含めて、皆、親切に場所などを教えてくれていたので、油断していました。そうこうするうちに、すぐそばで、ちょっとした交通事故のようなものが起き、二人の人がもめ始めました。「警官を呼べ」と言っているのが聞こえました。するとすぐに一人の北欧系ではない白人に見える男が私たちの方に近寄ってきて、"I'm police. Show me your passports." と言いました。親切そうに見えた男性はすぐにパスポートを見せました。私は"You don't look like a policeman." と言うと、その男は ”I'm an undercover(私服警官)." と言って、身分証明書のようなものを私に見せました。親切そうな男性は、私に「パスポートを見せた方が良い」と言いました。私は、誰かに助けを求めようと きょろきょろとあたりを見回し、「あなたが本当の警官かどうか確かめてからパスポートを見せます。」と言うと、その男は「もう行っていい。こちらの男が怪しかったからパスポートを見せるよう言ったのだ。おまえは行っていい。」と言い、わたしはその場を去りました。

後で考えれば、この二人はグルで、私がパスポートを出したら、親切な男の方がそれを奪って逃げていたでしょう。交通事故の二人もグルだったのでしょう。
地元の人は大変親切で、地図を広げていれば、声をかけてくれる人が多いですが、こんなケースもありますので、どうぞお気を付けください。

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2件のコメント

  • 18/05/27 15:44

    最近体力の低下が著しく。笑

    先日トビリシでスマートフォンを抜き取られました。
    幸いにして、近くでタバコをすっていた人がすぐに
    「携帯盗られたぞ」って教えてくれたので、走って追いかけました。

    追いつくと、190cm近い大男二人。
    さすがに打撃で制圧は厳しいなあと思い、
    タックルで一人捕まえて、警察を呼んでもらうしかないなあ。
    なんて考えていました。

    と同時に今回もやってみるか、と思って実行したのは
    大声で、携帯電話を返せ。 警察呼んでくれ。
    とか、近隣の人にわかりやすい英語で大声を張り上げ、逃がさないように適当な距離をおきながら
    つきまといながら大声をあげ続けました。

    で、結局何人もの人が私たちをみるので、
    もう一人の男がちょっと離れた場所に電話を置いて、
    「あそこにあるだろ」(推測ですが)
    と言って、私がそれを取りに行く間に消えました。

    何回か厄介なことに巻き込まれたことがありますが、

    大声を上げて、異変が起きていることを周囲の人に伝えること。

    これが役立っているようです。

    ただし、周囲の治安が最低限良いことが条件ですが。

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  • 18/05/22 16:09

    下手な英語でもしゃべるとカモになる

    怪しきは時は日本語でしゃべること。
    なまじ下手な英語でも話すといいカモになります。

    隣の部屋に住む中国人、NHKの嘱託職員が来ると決まって中国語で追い返す。
    とかく話が通じない、私と話すときは流暢な日本語この使い分けが大事です。、

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    私もその手をよく使います

    とかく疑わしき連中には言葉が通じないと逆に面白いぐらいに相手は必死になる。
    それでも早口の日本語で対応。
    いつだったかボスニアのサラエボでトロリーのチケットでトラムに乗ってしまった。
    ゴツイ男が二人途中から乗ってきて検札を始めた、不正乗車で罰金。
    次の駅で降ろされ罰金を払えという、検察の時に察したのでここは日本語で対応した。
    話が通じず相手は根負けで解放した。

    とかく旅先ではいろいろとガイドブックには書かれてないことばかりこんな経験が肥やしになってます。